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公開番号
2024158784
公報種別
公開特許公報(A)
公開日
2024-11-08
出願番号
2023074304
出願日
2023-04-28
発明の名称
ステータ軸の取付け構造
出願人
スズキ株式会社
代理人
弁理士法人日誠国際特許事務所
主分類
F16H
41/24 20060101AFI20241031BHJP(機械要素または単位;機械または装置の効果的機能を生じ維持するための一般的手段)
要約
【課題】ステータ軸をポンプハウジングに圧入固定したときに軸受が変形することを抑制でき、ステータ軸にタービン軸を安定して支持することができるステータ軸の取付け構造を提供すること。
【解決手段】ステータ軸12の取付け構造は、オイルポンプ18を収容するフロントポンプハウジング15およびリヤポンプハウジング16に圧入固定されたステータ軸12を有し、ステータ軸12は、ステータ軸12の軸方向に沿って設けられ、トルクコンバータ10のタービン軸11が挿通される貫通孔12aと、リヤポンプハウジング16に圧入固定される圧入固定部12Aと、ブッシュ54を介してタービン軸11を回転自在に支持するブッシュ支持部12Bとを備えており、圧入固定部12Aとブッシュ支持部12Bは、ステータ軸12の軸方向で異なる位置に配置されている。
【選択図】図3
特許請求の範囲
【請求項1】
流体継手のステータを回転自在に支持するステータ軸が、オイルポンプを収容するポンプハウジングに圧入固定されたステータ軸の取付け構造であって、
前記ステータ軸は、前記ステータ軸の軸方向に沿って設けられ、前記流体継手のタービン軸が挿通される貫通孔と、前記ポンプハウジングに圧入固定される圧入固定部と、軸受を介して前記タービン軸を回転自在に支持する軸受支持部とを備え、
前記圧入固定部と前記軸受支持部は、前記ステータ軸の軸方向で異なる位置に配置されていることを特徴とするステータ軸の取付け構造。
続きを表示(約 500 文字)
【請求項2】
前記圧入固定部が前記ポンプハウジングに圧入固定された状態において、前記軸受支持部の外周面と前記ポンプハウジングの内周面の間に隙間が形成されていることを特徴とする請求項1に記載のステータ軸の取付け構造。
【請求項3】
前記軸受支持部は、前記圧入固定部よりも前記ステータ軸の端部に設けられており、
前記軸受支持部の外径寸法は、前記圧入固定部の外径寸法よりも小さいことを特徴とする請求項1または請求項2に記載のステータ軸の取付け構造。
【請求項4】
前記ステータ軸の軸方向で前記圧入固定部と前記軸受支持部の間に小径部が形成されており、
前記小径部は、前記圧入固定部と前記軸受支持部の外径よりも小径に形成されていることを特徴とする請求項1または請求項2に記載のステータ軸の取付け構造。
【請求項5】
前記ステータ軸の軸方向で前記圧入固定部と前記軸受支持部の間に小径部が形成されており、
前記小径部は、前記圧入固定部と前記軸受支持部の外径よりも小径に形成されていることを特徴とする請求項3に記載のステータ軸の取付け構造。
発明の詳細な説明
【技術分野】
【0001】
本発明は、ステータ軸の取付け構造に関する。
続きを表示(約 1,100 文字)
【背景技術】
【0002】
従来、ステータを支持するステータ軸をコンバータハウジングに圧入固定し、コンバータハウジングに支持するトルクコンバータが知られている(特許文献1参照)。
【0003】
このトルクコンバータのステータ軸は、ローレット加工が施された凹凸形状を有する第2の段部がコンバータハウジングに貫通孔に圧入固定されている。
【0004】
また、第2の段部の内周面と被駆動軸の外周面の間にはスリーブが介装されており、被駆動軸はスリーブを介してステータ軸に回転自在に支持されている。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0005】
実開平2-48656号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0006】
特許文献1に記載されるトルクコンバータにあっては、ステータ軸の軸方向でスリーブが第2の段部と同じ位置に位置しているので、スリーブは第2の段部と共にポンプハウジングに圧入固定される。
【0007】
このため、ブッシュが真円から変形してタービン軸と偏当たりが生じるおそれがある。ブッシュがタービン軸と偏当たりが生じることを防止するため、ブッシュが真円から変形してもタービン軸と所定の隙間を確保するべく予め大きな内径寸法とすると、ブッシュとタービン軸のガタが大きくなって、タービン軸の振れ等の不具合が生じるおそれがある。
【0008】
本発明は、上記のような事情に着目してなされたものであり、ステータ軸をポンプハウジングに圧入固定したときに軸受が変形することを抑制でき、ステータ軸にタービン軸を安定して支持することができるステータ軸の取付け構造を提供することを目的とするものである。
【課題を解決するための手段】
【0009】
本発明は、流体継手のステータを回転自在に支持するステータ軸が、オイルポンプを収容するポンプハウジングに圧入固定されたステータ軸の取付け構造であって、前記ステータ軸は、前記ステータ軸の軸方向に沿って設けられ、前記流体継手のタービン軸が挿通される貫通孔と、前記ポンプハウジングに圧入固定される圧入固定部と、軸受を介して前記タービン軸を回転自在に支持する軸受支持部とを備え、前記圧入固定部と前記軸受支持部は、前記ステータ軸の軸方向で異なる位置に配置されていることを特徴とする。
【発明の効果】
【0010】
このように上記の本発明によれば、ステータ軸をポンプハウジングに圧入固定したときに軸受が変形することを抑制でき、ステータ軸にタービン軸を安定して支持することができる。
【図面の簡単な説明】
(【0011】以降は省略されています)
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