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公開番号
2024150094
公報種別
公開特許公報(A)
公開日
2024-10-23
出願番号
2023063341
出願日
2023-04-10
発明の名称
内燃機関の制御装置
出願人
スズキ株式会社
代理人
弁理士法人日誠国際特許事務所
主分類
F02D
19/06 20060101AFI20241016BHJP(燃焼機関;熱ガスまたは燃焼生成物を利用する機関設備)
要約
【課題】燃費および出力性能を向上させることができる内燃機関の制御装置を提供すること。
【解決手段】制御装置の制御部は、CNGモードか否かを判断する(ステップS1)。制御部は、CNGモードであると判断した場合(ステップS1でYES)、CNGモード専用制御マップを使用して冷却水供給装置を制御する(ステップS2)。制御部は、CNGモードではないと判断した場合(ステップS1でNO)、ガソリンモード専用制御マップを使用して冷却水供給装置を制御する(ステップS3)。ガソリンモード専用制御マップおよびCNGモード専用制御マップは、内燃機関の負荷が同じであっても冷却水の水量が異なるように設定されている。制御部は、内燃機関の負荷が同じであっても、気体燃料を使用する場合には液体燃料を使用する場合よりも冷却水の水量が少なくなるように冷却水供給装置を制御する。
【選択図】図4
特許請求の範囲
【請求項1】
液体燃料と気体燃料を切り替えて使用する内燃機関を制御する内燃機関の制御装置であって、
前記内燃機関を冷却する冷却水の水量を任意に変化させることが可能な冷却水供給装置を制御する制御部を備え、
前記制御部は、前記内燃機関の負荷が同じであっても、前記液体燃料を使用する場合と前記気体燃料を使用する場合とで、前記冷却水の水量が異なるように前記冷却水供給装置を制御することを特徴とする内燃機関の制御装置。
続きを表示(約 300 文字)
【請求項2】
前記制御部は、前記内燃機関の負荷が同じであっても、前記気体燃料を使用する場合には前記液体燃料を使用する場合よりも前記冷却水の水量が少なくなるように前記冷却水供給装置を制御することを特徴とする請求項1に記載の内燃機関の制御装置。
【請求項3】
前記内燃機関が、排気ガスを外部EGRガスとして再循環する排気ガス再循環装置を備え、
前記制御部は、前記内燃機関の負荷が同じであっても、前記気体燃料を使用する場合には前記液体燃料を使用する場合よりも前記冷却水の水量が少なくなるように前記冷却水供給装置を制御することを特徴とする請求項1に記載の内燃機関の制御装置。
発明の詳細な説明
【技術分野】
【0001】
本発明は、内燃機関の制御装置に関する。
続きを表示(約 1,500 文字)
【背景技術】
【0002】
特許文献1には、液体燃料と気体燃料との2種類の燃料を使用するバイフューエル内燃機関が記載されており、この内燃機関にはウォータポンプが取り付けられている。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0003】
特開2004-36482号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0004】
ここで、内燃機関の冷却系統に、冷却水の水量を変更可能な電動ウォータポンプ等を用いた冷却水供給装置を採用することで、内燃機関の状態に応じて冷却水の水量を任意に変化させることが可能となる。液体燃料であるガソリンを使用する内燃機関においては、内燃機関の冷却水の水量を任意に変化させることが可能な冷却水供給装置を採用した場合、アクセル開度が一定で車両が加速も減速もしないパーシャル領域(部分負荷領域)では、冷却水の水量を減少させて冷却水を高温にする高水温制御を行うことで、冷却損失を減少させ、燃費を向上させることができる。一方、高負荷領域や全開領域では、冷却水の水量を増加させることで、ノッキングの発生を抑えて燃費および出力性能を向上させることができる。
【0005】
しかしながら、特許文献1に記載のものは、液体燃料と気体燃料とを切り替えて使用する内燃機関において、内燃機関の冷却水の水量を任意に変化させることが可能な冷却水供給装置を採用した場合の制御について十分な検討がされておらず、更に検討の余地があった。
【0006】
本発明は、上記のような問題点に着目してなされたものであり、燃費および出力性能を向上させることができる内燃機関の制御装置を提供することを目的とするものである。
【課題を解決するための手段】
【0007】
本発明は、液体燃料と気体燃料を切り替えて使用する内燃機関を制御する内燃機関の制御装置であって、前記内燃機関を冷却する冷却水の水量を任意に変化させることが可能な冷却水供給装置を制御する制御部を備え、前記制御部は、前記内燃機関の負荷が同じであっても、前記液体燃料を使用する場合と前記気体燃料を使用する場合とで、前記冷却水の水量が異なるように前記冷却水供給装置を制御することを特徴とする。
【発明の効果】
【0008】
このように上記の本発明によれば、燃費および出力性能を向上させることができる内燃機関の制御装置を提供することができる。
【図面の簡単な説明】
【0009】
図1は、本発明の一実施例に係る内燃機関の制御装置を備える内燃機関の構成図である。
図2は、本発明の一実施例に係る内燃機関の制御装置を備える内燃機関の冷却水供給装置の構成図である。
図3は、本発明の一実施例に係る内燃機関の制御装置が用いる制御マップである。
図4は、本発明の一実施例に係る内燃機関の制御装置の動作を説明するフローチャートである。
【発明を実施するための形態】
【0010】
本発明の一実施の形態に係る内燃機関の制御装置は、液体燃料と気体燃料を切り替えて使用する内燃機関を制御する内燃機関の制御装置であって、内燃機関を冷却する冷却水の水量を任意に変化させることが可能な冷却水供給装置を制御する制御部を備え、制御部は、内燃機関の負荷が同じであっても、液体燃料を使用する場合と気体燃料を使用する場合とで、冷却水の水量が異なるように冷却水供給装置を制御することを特徴とする。これにより、本発明の一実施の形態に係る内燃機関の制御装置は、燃費および出力性能を向上させることができる。
【実施例】
(【0011】以降は省略されています)
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