TOP
|
特許
|
意匠
|
商標
特許ウォッチ
Twitter
他の特許を見る
公開番号
2024162511
公報種別
公開特許公報(A)
公開日
2024-11-21
出願番号
2023078075
出願日
2023-05-10
発明の名称
バイフューエルエンジンの発電制御装置
出願人
スズキ株式会社
代理人
個人
主分類
H02P
9/04 20060101AFI20241114BHJP(電力の発電,変換,配電)
要約
【課題】ドライバビリティが悪化するのを防ぐことを目的とする。
【解決手段】本発明は、複数の燃料を切替えて駆動するバイフューエルエンジン20と、バイフューエルエンジン20の駆動力を使用して発電を行う発電機30と、を備える車両10におけるバイフューエルエンジン20の発電制御装置である。発電制御装置は、発電機30による発電中に、バイフューエルエンジン20で使用する燃料の切替えが実行される場合は、発電量を燃料の切替え前よりも小さくするように制御する。
【選択図】図4
特許請求の範囲
【請求項1】
複数の燃料を切替えて駆動するバイフューエルエンジンと、
前記バイフューエルエンジンの駆動力を使用して発電を行う発電機と、を備える車両におけるバイフューエルエンジンの発電制御装置であって、
前記発電機による発電中に、前記バイフューエルエンジンで使用する燃料の切替えが実行される場合は、発電量を燃料の切替え前よりも小さくするように制御することを特徴とするバイフューエルエンジンの発電制御装置。
続きを表示(約 430 文字)
【請求項2】
燃料の切替え前よりも発電量を小さくしてから燃料の切替えを実行するように制御することを特徴とする請求項1に記載のバイフューエルエンジンの発電制御装置。
【請求項3】
前記発電機による発電中に、前記バイフューエルエンジンで使用する燃料の切替えが実行される場合は、前記バイフューエルエンジンの駆動トルクを小さくするように制御することを特徴とする請求項1または2に記載のバイフューエルエンジンの発電制御装置。
【請求項4】
複数の燃料を切替えて駆動するバイフューエルエンジンと、
前記バイフューエルエンジンの駆動力を使用して発電を行う発電機と、を備える車両におけるバイフューエルエンジンの発電制御装置であって、
燃料の切替え前の前記発電機の発電状況に関わらず、燃料を切替えてから切替えが完了するまでは発電量を大きくしないように制御することを特徴とするバイフューエルエンジンの発電制御装置。
発明の詳細な説明
【技術分野】
【0001】
本発明は、バイフューエルエンジンの発電制御装置に関するものである。
続きを表示(約 1,600 文字)
【背景技術】
【0002】
従来からエンジンと発電機とをベルトで連結させて、エンジンの動力を使用して発電を行う車両が知られている。
特許文献1には、エンジンがベルトにより発電機に連結され、発電機が電源線を通じてバッテリおよび負荷制御手段に接続された車両が開示されている。特許文献1に開示された電源制御手段は、発電機やバッテリや電源線(電源ライン)等の状態を監視し、発電機を制御する発電機制御手段を通じて発電機を制御する。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0003】
特開2004-260908号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0004】
バイフューエルエンジンを搭載した車両では燃料を切替えると、エンジン駆動トルクの変動が発生することがある。このとき、発電機が発電していると発電トルクによりエンジンの出力軸から減速トルクが出力され、減速力によりドライバビリティが悪化してしまう可能性がある。
【0005】
本発明は、上述したような問題点に鑑みてなされたものであり、ドライバビリティが悪化するのを防ぐことを目的とする。
【課題を解決するための手段】
【0006】
本発明は、複数の燃料を切替えて駆動するバイフューエルエンジンと、前記バイフューエルエンジンの駆動力を使用して発電を行う発電機と、を備える車両におけるバイフューエルエンジンの発電制御装置であって、前記発電機による発電中に、前記バイフューエルエンジンで使用する燃料の切替えが実行される場合は、発電量を燃料の切替え前よりも小さくするように制御することを特徴とする。
【発明の効果】
【0007】
本発明によれば、ドライバビリティが悪化するのを防ぐことができる。
【図面の簡単な説明】
【0008】
バイフューエル車両の構成の一例を示す図である。
比較例に係る燃料の切替えの一例を示すタイミングチャートである。
制御装置による処理の一例を示すフローチャートである。
実施例1に係る燃料の切替えの一例を示すタイミングチャートである。
実施例2に係る燃料の切替えの一例を示すタイミングチャートである。
実施例3に係る燃料の切替えの一例を示すタイミングチャートである。
比較例および実施例4に係る燃料の切替えの一例を示すタイミングチャートである。
【発明を実施するための形態】
【0009】
本発明に係る実施形態は、複数の燃料を切替えて駆動するバイフューエルエンジン20と、バイフューエルエンジン20の駆動力を使用して発電を行う発電機30と、を備えるバイフューエル車両10におけるバイフューエルエンジン20の発電制御装置である。発電制御装置は、発電機30による発電中に、バイフューエルエンジン20で使用する燃料の切替えが実行される場合は、発電量を燃料の切替え前よりも小さくするように制御する。エンジン駆動トルクが発電トルクを下回らないように発電トルクを小さくすることにより、減速トルクがバイフューエルエンジン20から出力されることを防止することができることから、ドライバビリティが悪化するのを防ぐことができる。
【実施例】
【0010】
以下、添付図面を参照して、本発明の好適な実施例について説明する。
図1は、実施例のバイフューエル車両10の構成の一例を示す図である。なお、図1は、説明の便宜上、本開示の技術を説明するために簡略化したものであり、バイフューエル車両10が通常備える構成については図示されていなくても備えているものとする。
(【0011】以降は省略されています)
この特許をJ-PlatPatで参照する
関連特許
スズキ株式会社
熱交換器
24日前
スズキ株式会社
車両用変速機
16日前
スズキ株式会社
車両後部構造
2日前
スズキ株式会社
車両用変速機
16日前
スズキ株式会社
車両後部構造
2日前
スズキ株式会社
車両後部構造
2日前
スズキ株式会社
車両の制御装置
3日前
スズキ株式会社
アンダーカウル
24日前
スズキ株式会社
車両の制御装置
1か月前
スズキ株式会社
車両の制御装置
1か月前
スズキ株式会社
車両の制御装置
1か月前
スズキ株式会社
車両の制御装置
1か月前
スズキ株式会社
車両用制御装置
24日前
スズキ株式会社
回生量制御装置
1か月前
スズキ株式会社
湿式クラッチ構造
16日前
スズキ株式会社
湿式クラッチ構造
16日前
スズキ株式会社
車両の運転支援装置
1か月前
スズキ株式会社
車両の運転支援装置
1か月前
スズキ株式会社
内燃機関の制御装置
1か月前
スズキ株式会社
エンジンの潤滑装置
1か月前
スズキ株式会社
シート移動システム
16日前
スズキ株式会社
車両用撮影システム
16日前
スズキ株式会社
気体燃料供給システム
1か月前
スズキ株式会社
内燃機関の排気浄化装置
16日前
スズキ株式会社
ステータ軸の取付け構造
16日前
スズキ株式会社
エンジンの空燃比制御装置
18日前
スズキ株式会社
内燃機関のオイル分離装置
1か月前
スズキ株式会社
ハイブリッド車両の制御装置
1か月前
スズキ株式会社
小型電動車両の動力伝達装置
16日前
スズキ株式会社
小型電動車両の動力伝達装置
16日前
スズキ株式会社
アイドリングストップ制御装置
1か月前
スズキ株式会社
車両走行試験システム及び方法
2日前
スズキ株式会社
排気再循環システムの制御装置
16日前
スズキ株式会社
内燃機関のスラスト軸受潤滑構造
1か月前
スズキ株式会社
シリンダブロックのめっき処理装置
17日前
スズキ株式会社
シリンダブロックのめっき処理装置
17日前
続きを見る
他の特許を見る