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公開番号2024157661
公報種別公開特許公報(A)
公開日2024-11-08
出願番号2023072138
出願日2023-04-26
発明の名称シート移動システム
出願人スズキ株式会社
代理人個人
主分類B60N 2/90 20180101AFI20241031BHJP(車両一般)
要約【課題】シートが物体に接触するのを回避できるようにする。
【解決手段】シート(6)と、前記シート(6)を一定の範囲で移動可能に支持する支持部材(9)とを備えたシート移動システムであって、前記シート(6)の移動方向に存在する物体(12)を、前記シート(6)を前記物体(12)に接触させることなく検出する検出手段(3(3a、3b))を備える。
【選択図】図1
特許請求の範囲【請求項1】
シートと、前記シートを一定の範囲で移動可能に支持する支持部材とを備えたシート移動システムであって、
前記シートの移動方向に存在する物体を、前記シートを前記物体に接触させることなく検出する検出手段を備えたことを特徴とするシート移動システム。
続きを表示(約 570 文字)【請求項2】
前記検出手段は、前記シートの移動方向に対して直交する方向に投光する投光部と、前記投光部で投光した光を受光する受光部とにより構成される光電センサであることを特徴とする請求項1に記載のシート移動システム。
【請求項3】
前記投光部及び前記受光部のペアが、前記シートの移動方向に間隔をおいて複数配置されることを特徴とする請求項2に記載のシート移動システム。
【請求項4】
前記物体を検出した前記投光部及び前記受光部のペアの中で前記シートに最も近いものと、前記シートとの位置関係に基づいて、所定のアクションを実行するように制御する制御手段を備えたことを特徴とする請求項3に記載のシート移動システム。
【請求項5】
前記制御手段は、前記所定のアクションとして、前記シートが、前記シートに最も近い前記投光部及び前記受光部のペアの位置に所定の距離よりも近づかないように、前記シートの移動を制限することを特徴とする請求項4に記載のシート移動システム。
【請求項6】
前記制御手段は、前記所定のアクションとして、前記シートと、前記シートに最も近い前記投光部及び前記受光部のペアの位置とが所定の距離になったときに、報知を行うことを特徴とする請求項4又は5に記載のシート移動システム。

発明の詳細な説明【技術分野】
【0001】
本発明は、シートを移動させるシート移動システムに関する。
続きを表示(約 1,500 文字)【背景技術】
【0002】
自動車においては、乗員の体格等に合わせられるように、シートを前後に移動可能にしている。この場合に、シートの移動方向に荷物等の物体があると、シートを移動させたときに物体に接触するおそれがある。特許文献1には、駆動モータによって移動されるシートにおいて挟み込み現象が発生すると、駆動モータへの負荷が増加する特性を利用して、挟み込み現象を検知するようにした車両用シートの挟み込み検出システムが開示されている。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0003】
特許第4563921号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0004】
特許文献1の技術は、シートが物体に接触する挟み込み現象が発生したことを検知するものであり、シートが物体に接触するのを回避するようにしたものではない。物体の材質等によっては、シートに接触するだけで物体が破損してしまうおそれもある。
【0005】
本発明はかかる実情に鑑みてなされたものであり、シートが物体に接触するのを回避できるようにすることを目的とする。
【課題を解決するための手段】
【0006】
本発明のシート移動システムは、シートと、前記シートを一定の範囲で移動可能に支持する支持部材とを備えたシート移動システムであって、前記シートの移動方向に存在する物体を、前記シートを前記物体に接触させることなく検出する検出手段を備えたことを特徴とする。
【発明の効果】
【0007】
本発明によれば、シートが物体に接触するのを回避できるようになる。
【図面の簡単な説明】
【0008】
第1の実施例に係るシート移動システムの構成を示す図である。
第1の実施例に係るシート移動システムにおいて制御装置が実行する処理の例を示すフローチャートである。
第1の実施例に係るシート移動システムを搭載した自動車を示す模式図である。
第1の実施例に係るシート移動システムを搭載した自動車を示す模式図である。
第2の実施例に係るシート移動システムを搭載した自動車を示す模式図である。
【発明を実施するための形態】
【0009】
本発明の一実施形態に係るシート移動システムは、シート(6)と、前記シート(6)を一定の範囲で移動可能に支持する支持部材(9)とを備えたシート移動システムであって、前記シート(6)の移動方向に存在する物体(12)を、前記シート(6)を前記物体(12)に接触させることなく検出する検出手段(3(3a、3b))を備えたことを特徴とする。
これにより、シート(6)が物体(12)に接触するのを回避できるようになる。
【実施例】
【0010】
以下、添付図面を参照して、本発明の好適な実施例について説明する。
図1は、第1の実施例に係るシート移動システムの構成を示すブロック図である。図2は、第1の実施例に係るシート移動システムにおいて制御装置1が実行する処理の例を示すフローチャートである。図3は、第1の実施例に係るシート移動システムを搭載した自動車Cを示す模式図であり、(a)は平面視での模式図、(b)は正面視での模式図、(c)は側面視での模式図である。図4は、第1の実施例に係るシート移動システムを搭載した自動車Cを示す平面視での模式図である。本実施例では、自動車Cに乗車する乗員から見た方向を基準にして、前後、左右(車幅方向)、上下の方向を定義する。
(【0011】以降は省略されています)

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