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公開番号
2024154966
公報種別
公開特許公報(A)
公開日
2024-10-31
出願番号
2023069236
出願日
2023-04-20
発明の名称
キャニスタ
出願人
フタバ産業株式会社
代理人
名古屋国際弁理士法人
主分類
F02M
25/08 20060101AFI20241024BHJP(燃焼機関;熱ガスまたは燃焼生成物を利用する機関設備)
要約
【課題】圧入荷重を低減する。
【解決手段】車両の燃料タンクで発生した蒸発燃料を吸着及び脱離するキャニスタは、外側ケースと、接続ポートと、内側ケースと、少なくとも1つの第1突出部と、を備える。外側ケースは、第1方向に延びる空間を内部に有する。接続ポートは、外側ケースの内部と外部とを接続する。内側ケースは、筒状の部材であって、蒸発燃料を吸着する吸着材が内部に配置されている。第1突出部は、内側ケースの外面から外側に突出している。空間には、第1方向に流体が流れる。内側ケースは、外側ケースにおける空間を形成する部分の内部に圧入されている。少なくとも1つの第1突出部は、外側ケースにおける空間を形成する部分のうち、第1方向に延びる部分の内面に当接している。
【選択図】図2
特許請求の範囲
【請求項1】
車両の燃料タンクで発生した蒸発燃料を吸着及び脱離するキャニスタであって、
第1方向に延びる空間を内部に有する外側ケースと、
前記外側ケースの内部と外部とを接続する接続ポートと、
筒状の部材であって、前記蒸発燃料を吸着する吸着材が内部に配置されている内側ケースと、
前記内側ケースの外面から外側に突出している少なくとも1つの第1突出部と、
を備え、
前記空間には、前記第1方向に流体が流れ、
前記内側ケースは、前記外側ケースにおける前記空間を形成する部分の内部に圧入されており、
前記少なくとも1つの第1突出部は、前記外側ケースにおける前記空間を形成する部分のうち、前記第1方向に延びる部分の内面に当接している、
キャニスタ。
続きを表示(約 440 文字)
【請求項2】
請求項1に記載のキャニスタであって、
前記少なくとも1つの第1突出部は、前記接続ポートが設けられた側の反対側に位置する前記内側ケースの端部周辺に形成されている、
キャニスタ。
【請求項3】
請求項1又は請求項2に記載のキャニスタであって、
前記少なくとも1つの第1突出部は、前記第1方向に沿って延びる板状の部位である、
キャニスタ。
【請求項4】
請求項1に記載のキャニスタであって、
前記接続ポートが設けられた側に位置する前記内側ケースの端部周辺と、前記外側ケースの内面と、の隙間を塞ぐシール部材を更に備える、
キャニスタ。
【請求項5】
請求項1に記載のキャニスタであって、
前記内側ケースの外周面から外側に突出し、前記外側ケースとの間に隙間を有し、前記第1方向に沿って形成された少なくとも1つの第2突出部を更に備える、
キャニスタ。
発明の詳細な説明
【技術分野】
【0001】
本開示はキャニスタに関する。
続きを表示(約 1,400 文字)
【背景技術】
【0002】
自動車等の車両には、燃料タンクから発生した蒸発燃料が大気中に放出されることを抑制するキャニスタが搭載されている。キャニスタの内部には、活性炭等の吸着材が充填されている。燃料タンクから発生した蒸発燃料は、キャニスタの内部へ導入されて吸着材に一時的に吸着され、内燃機関の始動時等に吸着材から脱離し、内燃機関に供給される。
【0003】
特許文献1には、キャニスタを構成するケーシングの内部に、吸着材が充填された筒状の吸着材カートリッジを装着する蒸発燃料処理装置が開示されている。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0004】
特許第4173065号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0005】
しかしながら、特許文献1に開示されている蒸発燃料処理装置において、吸着材カートリッジの周囲には、フランジと一体に複数のリブが形成されている。当該フランジ及びリブの縁部は、ケーシングの内面形状に沿うように形成されており、当該フランジ及びリブは、ケーシングに摺動自在に嵌合されるようになっている。このため、仮に、圧入によって吸着材カートリッジをケーシングに装着する場合、吸着材カートリッジとケーシングとの接触面積が大きくなり、装着時の圧入荷重が大きくなる問題があった。
【0006】
本開示の一局面は、圧入荷重を低減することにある。
【課題を解決するための手段】
【0007】
本開示の一態様は、車両の燃料タンクで発生した蒸発燃料を吸着及び脱離するキャニスタであって、外側ケースと、接続ポートと、内側ケースと、少なくとも1つの第1突出部と、を備える。外側ケースは、第1方向に延びる空間を内部に有する。接続ポートは、外側ケースの内部と外部とを接続する。内側ケースは、筒状の部材であって、蒸発燃料を吸着する吸着材が内部に配置されている。第1突出部は、内側ケースの外面から外側に突出している。空間には、第1方向に流体が流れる。内側ケースは、外側ケースにおける空間を形成する部分の内部に圧入されている。少なくとも1つの第1突出部は、外側ケースにおける空間を形成する部分のうち、第1方向に延びる部分の内面に当接している。
【0008】
このような構成によれば、内側ケースを外側ケースに装着する時、第1突出部が形成されていることにより、内側ケースが外側ケースに接触する面積が低減される。このため、内側ケースを外側ケースに圧入する時の圧入荷重を低減することできる。
【0009】
本開示の一態様では、少なくとも1つの第1突出部は、接続ポートが設けられた側の反対側に位置する内側ケースの端部周辺に形成されていてもよい。
このような構成によれば、内側ケースを外側ケースに装着する時、第1突出部が外側ケースに接触する部分の面積が低減される。このため、内側ケースを外側ケースに圧入する時の圧入荷重を低減することできる。
【0010】
本開示の一態様では、少なくとも1つの第1突出部は、第1方向に沿って延びる板状の部位であってもよい。
このような構成によれば、内側ケースを外側ケースに装着する時、第1突出部が外側ケースに接触する面積が低減される。このため、内側ケースを外側ケースに圧入する時の圧入荷重を低減することできる。
(【0011】以降は省略されています)
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