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公開番号
2024147312
公報種別
公開特許公報(A)
公開日
2024-10-16
出願番号
2023060243
出願日
2023-04-03
発明の名称
排気装置
出願人
フタバ産業株式会社
代理人
名古屋国際弁理士法人
主分類
F01N
13/00 20100101AFI20241008BHJP(機械または機関一般;機関設備一般;蒸気機関)
要約
【課題】排気管を備える排気装置において、排水能力を向上できるようにする。
【解決手段】本開示の一態様は、排気管とカバー部材とを備える排気装置である。排気管は、内部に排気が導入されるように構成され、当該排気管の内外を連通する連通孔が形成される。連通孔は、鉛直方向下側に向けて開口し、排水孔として機能する。カバー部材は、多孔質材によって構成される。カバー部材は、連通孔を覆いつつ、排気管の外周部の少なくとも一部を覆うように構成され、かつ当該カバー部材の外周部の少なくとも一部が外気に接触するように構成される。
【選択図】図1
特許請求の範囲
【請求項1】
排気装置であって、
排気管とカバー部材とを備え、
前記排気管は、内部に排気が導入されるように構成され、当該排気管の内外を連通する連通孔が形成され、
前記カバー部材は、多孔質材によって構成され、前記連通孔を覆いつつ、前記排気管の外周部の少なくとも一部を覆うように構成され、かつ当該カバー部材の外周部の少なくとも一部が外気に接触する
ように構成される排気装置。
続きを表示(約 710 文字)
【請求項2】
請求項1に記載の排気装置であって、
前記カバー部材は、前記排気管の外周部の全周を覆う
ように構成される排気装置。
【請求項3】
請求項1又は請求項2に記載の排気装置であって、
前記カバー部材は、前記排気管の外周部から前記連通孔の内部に向けて突出する突起である突起部、
を備える排気装置。
【請求項4】
請求項1に記載の排気装置であって、
前記カバー部材は、
前記排気管に取付前の形状が帯状であり、当該カバー部材の一端部を第1端部、該第1端部に対向する端部を第2端部として、
前記第1端部に凹部、前記第1端部に対向する第2端部に凸部を備え、
前記凹部と前記凸部とが係合するように、前記排気管の外周部に巻き付けて配置される
排気装置。
【請求項5】
請求項1に記載の排気装置であって、
前記カバー部材は、前記排気管の外周部において、少なくとも前記連通孔から排気の流れ方向の上流側に延びる
ように構成される排気装置。
【請求項6】
請求項1に記載の排気装置であって、
前記連通孔及び前記カバー部材は、排気の下流側に向かうにつれて鉛直方向上向きに前記排気管が湾曲する部位に配置される
排気装置。
【請求項7】
請求項1に記載の排気装置であって、
前記カバー部材を第1カバー部材として、
前記第1カバー部材の周囲を、前記第1カバー部材の外周部が外気に接するように覆う第2カバー部材、
をさらに備える排気装置。
発明の詳細な説明
【技術分野】
【0001】
本開示は、排気管を備える排気装置に関する。
続きを表示(約 1,200 文字)
【背景技術】
【0002】
例えば、下記特許文献1には、排気管に形成された連通孔内に、排気管の内部の水分を排気管の外部に導くための多孔質体を備える技術が開示されている。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0003】
特開2018-031358号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0004】
ところで、排気管を備える排気装置においては、排気管の内部で凝縮水等の水分が発生する。排気装置は、この水分を良好に排出すること、すなわち排水能力を向上させることに対する要求がある。本開示の1つの局面は、排気管を備える排気装置において、排水能力を向上できるようにすることにある。
【課題を解決するための手段】
【0005】
本開示の一態様は、排気管とカバー部材とを備える排気装置である。排気管は、内部に排気が導入されるように構成され、当該排気管の内外を連通する連通孔が形成される。
【0006】
カバー部材は、多孔質材によって構成される。カバー部材は、連通孔を覆いつつ、排気管の外周部の少なくとも一部を覆うように構成され、かつ当該カバー部材の外周部の少なくとも一部が外気に接触するように構成される。
【0007】
このような構成によれば、連通孔から排出された凝縮水等の水分が、毛細管現象によりカバー部材を伝って、配管の外周部に沿うように誘導される。そして、カバー部材に含まれた水分は、排気管の熱を利用して気化されるため、良好に蒸発する。この結果、カバー部材は蒸発した分だけ新たな水分を吸収可能になる。よって、排気装置における排水能力を向上させることができる。
【0008】
本開示の一態様では、カバー部材は、排気管の外周部の全周を覆ってもよい。
このような構成によれば、カバー部材は、排気管の全周を用いて、より広い範囲で水分を蒸発させることができるので、排水能力をより向上させることができる。
【0009】
本開示の一態様では、カバー部材は突起部を備えてもよい。突起部は、排気管の外周部から連通孔の内部に向けて突出する突起である。
このような構成によれば、突起部が連通孔の内部に突出するので、カバー部材が突起部を介して水分を吸収しやすくすることができる。
【0010】
本開示の一態様では、カバー部材は、排気管に取付前の形状が帯状に形成される。カバー部材の一端部を第1端部、該第1端部に対向する端部を第2端部として、カバー部材は、凹部及び凸部を備えてもよい。凹部は、第1端部に形成され、凸部は、第1端部に対向する第2端部に形成される。カバー部材は、凹部と凸部とが係合するように、排気管の外周部に巻き付けて配置されてもよい。
(【0011】以降は省略されています)
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