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公開番号
2025024481
公報種別
公開特許公報(A)
公開日
2025-02-20
出願番号
2023128627
出願日
2023-08-07
発明の名称
アンモニア濃度算出装置
出願人
トヨタ自動車株式会社
代理人
個人
主分類
F01N
3/20 20060101AFI20250213BHJP(機械または機関一般;機関設備一般;蒸気機関)
要約
【課題】排気中のアンモニアの濃度を精度よく算出できるアンモニア濃度算出装置を提供することを課題とする。
【解決手段】内燃機関の排気通路に配置された触媒の温度、前記触媒の酸素吸蔵可能量、及び前記排気通路の前記触媒の下流側に配置されたNOxセンサの出力値、を取得する取得部と、前記温度と前記酸素吸蔵可能量と前記出力値とに基づいて、前記触媒の下流側を流れる排気中のアンモニアの濃度を算出する算出部と、を備えたアンモニア濃度算出装置。
【選択図】図2
特許請求の範囲
【請求項1】
内燃機関の排気通路に配置された触媒の温度、前記触媒の酸素吸蔵可能量、及び前記排気通路の前記触媒の下流側に配置されたNOxセンサの出力値、を取得する取得部と、
前記温度と前記酸素吸蔵可能量と前記出力値とに基づいて、前記触媒の下流側を流れる排気中のアンモニアの濃度を算出する算出部と、を備えたアンモニア濃度算出装置。
発明の詳細な説明
【技術分野】
【0001】
本発明は、アンモニア濃度算出装置に関する。
続きを表示(約 1,700 文字)
【背景技術】
【0002】
特許文献1には、触媒の温度と触媒でのアンモニアの生成量との関係が記載されている。特許文献2には、NOxセンサの出力値に基づいて排気中のアンモニアの濃度を検出することが記載されている。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0003】
特開2023-034202号公報
特開2023-003623号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0004】
触媒の温度とNOxセンサの出力値とに基づいて、排気中のアンモニアの濃度を算出することが考えられる。しかしながら触媒でのアンモニアの生成量は、触媒の性能によって異なる。このため、上記のように触媒の温度とNOxセンサの出力値のみでは、アンモニアの濃度の算出精度が低下するおそれがある。
【0005】
そこで、排気中のアンモニアの濃度を精度よく算出できるアンモニア濃度算出装置を提供することを目的とする。
【課題を解決するための手段】
【0006】
上記目的は、内燃機関の排気通路に配置された触媒の温度、前記触媒の酸素吸蔵可能量、及び前記排気通路の前記触媒の下流側に配置されたNOxセンサの出力値、を取得する取得部と、前記温度と前記酸素吸蔵可能量と前記出力値とに基づいて、前記触媒の下流側を流れる排気中のアンモニアの濃度を算出する算出部と、を備えたアンモニア濃度算出装置によって達成できる。
【発明の効果】
【0007】
排気中のアンモニアの濃度を精度よく算出できるアンモニア濃度算出装置を提供することができる。
【図面の簡単な説明】
【0008】
図1は、エンジンの概略構成図である。
図2は、アンモニア濃度算出制御を例示したフローチャートである。
図3Aは、前段触媒の温度及び酸素吸蔵可能量に応じたアンモニア割合を規定したマップの一例であり、図3Bは、後段触媒の温度及び酸素吸蔵可能量に応じたアンモニア割合を規定したマップでの一例ある。
【発明を実施するための形態】
【0009】
[エンジン1の概略構成]
図1は、エンジン1の概略構成図である。エンジン1は、例えば車両に搭載されているが、これに限定されず、車両以外の船舶等に搭載されていてもよい。エンジン1は内燃機関の一例であり、例えばガソリンエンジンであるがディーゼルエンジンであってもよい。エンジン1は、機関本体10、吸気通路20、及び排気通路30を有する。機関本体10は、複数の気筒を有した多気筒機関であり、各気筒内には、燃焼室11、ピストン12、点火プラグ16等が設けられている。また、機関本体10の内部には、コンロッド13、及びクランクシャフト14が配置されている。ピストン12はコンロッド13によりクランクシャフト14に連結されている。機関本体10には、回転数センサ15が設けられ、気筒毎に筒内噴射弁17が設けられている。回転数センサ15は、クランクシャフト14の回転数を検出することにより、機関本体10の回転数を検出する。筒内噴射弁17は、燃焼室11内に燃料を直接噴射する。尚、筒内噴射弁17の代わりに、機関本体10の吸気ポートに向けて燃料を噴射するポート噴射弁が設けられていてもよいし、筒内噴射弁17に加えてポート噴射弁が設けられていてもよい。点火プラグ16は、燃焼室11内での混合気に点火する。機関本体10の吸気ポート及び排気ポートには、それぞれ吸気通路20及び排気通路30が接続されている。吸気バルブ18a及び排気バルブ18bは、それぞれ機関本体10の吸気ポート及び排気ポートを開閉する。
【0010】
吸気通路20には、上流側から下流側に順に、エアクリーナ21、エアフローメータ22、スロットルバルブ23が設けられている。エアクリーナ21は外部から流入する空気から粉塵などを除去する。エアフローメータ22は吸入空気量を取得する。スロットルバルブ23は例えば不図示のアクチュエータなどにより駆動され、吸入空気量を調節する。
(【0011】以降は省略されています)
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