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公開番号
2025100169
公報種別
公開特許公報(A)
公開日
2025-07-03
出願番号
2023217345
出願日
2023-12-22
発明の名称
接続構造
出願人
トヨタ自動車株式会社
代理人
弁理士法人酒井国際特許事務所
主分類
H01M
50/296 20210101AFI20250626BHJP(基本的電気素子)
要約
【課題】電子機器側で短絡が発生しても電池セルの発熱を回避することができる接続構造を提供すること。
【解決手段】電子機器と電池モジュールとがコネクタを介して電気的に接続された接続構造であって、電子機器側の第1コネクタは、高電圧回路が設けられた基盤と一体化され、電子機器は、基盤を収容する筐体の内部に、基盤に対して記第2コネクタの接続を解除する方向へと相対移動して第2コネクタの接続を解除する解除部材を有し、解除部材は、筐体から第2コネクタの接続を解除する方向の荷重が入力された際に、第2コネクタの接続を解除する方向へと移動して第1コネクタとの接続を解除する荷重を第2コネクタに付与する。
【選択図】図8
特許請求の範囲
【請求項1】
高電圧回路を有する電子機器と、複数の電池セルを有する電池モジュールとがコネクタを介して電気的に接続された接続構造であって、
前記コネクタは、
前記高電圧回路と電気的に接続された前記電子機器側の第1コネクタと、
前記第1コネクタに接続する前記電池モジュール側の第2コネクタと、を含み、
前記第1コネクタは、前記高電圧回路が設けられた基盤と一体化され、
前記電子機器は、前記基盤を収容する筐体の内部に、前記基盤に対して前記第2コネクタの接続を解除する方向へと相対移動して前記第2コネクタの接続を解除する解除部材を有し、
前記解除部材は、前記筐体から前記解除する方向の荷重が入力された際に、前記第2コネクタの接続を解除する方向へと移動して前記第1コネクタとの接続を解除する荷重を前記第2コネクタに付与する
ことを特徴とする接続構造。
続きを表示(約 520 文字)
【請求項2】
前記第2コネクタは、抜け防止のために前記第1コネクタに係止する爪を有し、
前記第1コネクタは、前記爪が係止する被係止部を有し、
前記第2コネクタの接続を解除する方向の荷重が前記解除部材に入力された際、前記解除部材は前記接続を解除する方向に移動し、前記爪と前記被係止部との係止状態を解除させる方向に前記爪を押す
ことを特徴とする請求項1に記載の接続構造。
【請求項3】
前記解除部材は、
前記基盤と水平方向に対向し、前記基盤に対して前記第1コネクタとは反対側に配置された平板部と、
前記平板部から水平方向で前記第1コネクタ側に突出し、前記爪を前記被係止部から外すための解除ピンと、を有し、
前記解除部材が前記接続を解除する方向に移動していない状態では、前記基盤と前記平板部との間の水平方向距離が、前記解除ピンと前記爪との間の水平方向距離よりも長い
ことを特徴とする請求項2に記載の接続構造。
【請求項4】
前記被係止部は、前記爪よりも前記接続を解除する方向側に位置する部位である
ことを特徴とする請求項3に記載の接続構造。
発明の詳細な説明
【技術分野】
【0001】
本発明は、接続構造に関する。
続きを表示(約 1,700 文字)
【背景技術】
【0002】
特許文献1には、電池モジュールを搭載した電動車両において、フロアパネルにより形成された空間内で電池モジュールと電子機器と電気的に接続された接続構造が開示されている。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0003】
特開2015-137008号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0004】
特許文献1に記載の構成では、電動車両が衝突するなどしてフロアパネルが変形し、電子機器を収容する機器ボックスが圧壊すると、高電圧回路を含む電子機器が潰れて短絡してしまう。電子機器が短絡すると、導電部材を介して電子機器から電池セルに大きな電流が流れ、電池セルが発熱する虞がある。
【0005】
本発明は、上記事情に鑑みてなされたものであって、電子機器側で短絡が発生しても電池セルの発熱を回避することができる接続構造を提供することを目的とする。
【課題を解決するための手段】
【0006】
本発明は、高電圧回路を有する電子機器と、複数の電池セルを有する電池モジュールとがコネクタを介して電気的に接続された接続構造であって、前記コネクタは、前記高電圧回路と電気的に接続された前記電子機器側の第1コネクタと、前記第1コネクタに接続する前記電池モジュール側の第2コネクタと、を含み、前記第1コネクタは、前記高電圧回路が設けられた基盤と一体化され、前記電子機器は、前記基盤を収容する筐体の内部に、前記基盤に対して前記第2コネクタの接続を解除する方向へと相対移動して前記第2コネクタの接続を解除する解除部材を有し、前記解除部材は、前記筐体から前記解除する方向の荷重が入力された際に、前記第2コネクタの接続を解除する方向へと移動して前記第1コネクタとの接続を解除する荷重を前記第2コネクタに付与することを特徴とする。
【発明の効果】
【0007】
本発明では、筐体から解除部材に入力される荷重によって物理的に第1コネクタと第2コネクタとの接続を解除させることができる。これにより、電子機器側で短絡が発生しても電池セルの発熱を回避することができる。
【図面の簡単な説明】
【0008】
実施形態における接続構造を模式的に示す図である。
電池ECUの構造を説明するための図である。
電池ECU側の雄コネクタに電池モジュール側の雌コネクタが接続した状態を説明するための斜視図である。
電池ECU側の雄コネクタに電池モジュール側の雌コネクタが接続した状態を説明するための上面図である。
電池ECU側の雄コネクタに電池モジュール側の雌コネクタが接続した状態を説明するための側面図である。
図5のA-A線断面を示す断面図である。
図5のB-B線断面を示す断面図である。
圧壊による荷重が解除部材に作用する場合の動作を説明するための図である。
【発明を実施するための形態】
【0009】
以下、本発明の実施形態における接続構造について具体的に説明する。なお、本発明は以下に説明する実施形態に限定されるものではない。
【0010】
図1は、実施形態における接続構造を模式的に示す図である。接続構造1は、電池モジュール2と電池ECU3とが電気的に接続された構造である。接続構造1は電動車両に適用される。電動車両は走行用のモータを備える車両であり、ハイブリッド車(HEV)やプラグイン式ハイブリッド車(PHEV)や電気自動車(BEV)などである。電池モジュール2と電池ECU3とは電池パックの収容ケース内に収容された状態で電動車両に搭載されている。電池パックの収容ケース内では、電池モジュール2がモジュールケース4に収容されているとともに、電池ECU3が機器ボックス5に収容されている。モジュールケース4と機器ボックス5とは電池パックの収容ケースに固定されている。
(【0011】以降は省略されています)
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