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公開番号2025104955
公報種別公開特許公報(A)
公開日2025-07-10
出願番号2023223161
出願日2023-12-28
発明の名称給電支援装置
出願人トヨタ自動車株式会社
代理人個人,個人,個人,個人
主分類G06Q 50/10 20120101AFI20250703BHJP(計算;計数)
要約【課題】電気自動車が渋滞に巻き込まれても、電欠状態になりにくくする給電支援装置を提供する。
【解決手段】システム10において、給電支援装置20は、道路ごとに発生する車両の渋滞を予測した渋滞予測情報を取得し、取得された渋滞予測情報に基づいて、外部給電機能を有する一般車両40に給電を行う給電車両30の配車を決定する制御部を備える。制御部は、渋滞予測情報に基づいて、ある道路において予測される渋滞の最後尾を画定し、画定された最後尾よりも後方にある場所を給電地点として選択し、選択された給電地点への給電車両30の配車を決定する。
【選択図】図1
特許請求の範囲【請求項１】
道路ごとに発生する車両の渋滞を予測した渋滞予測情報を取得し、取得された渋滞予測情報に基づいて、外部給電機能を有する一般車両に給電を行う給電車両の配車を決定する制御部を備える、給電支援装置。
続きを表示（約 580 文字）【請求項２】
前記制御部は、前記渋滞予測情報に基づいて、ある道路において予測される渋滞の最後尾を画定し、画定された最後尾よりも後方にある場所を給電地点として選択し、選択された給電地点への前記給電車両の配車を決定する、請求項１に記載の給電支援装置。
【請求項３】
前記制御部は、前記渋滞予測情報に基づいて、前記最後尾が画定された渋滞の規模を判定し、判定された規模に応じて、前記給電車両における給電可能容量を決定する、請求項２に記載の給電支援装置。
【請求項４】
前記制御部は、前記渋滞が予測される道路及び当該道路の周辺を含む地図であって、前記給電車両を配車可能な場所として登録された複数の商業施設がマッピングされた地図を示す地図情報を取得し、
前記制御部は、前記地図情報で示される複数の商業施設のうち、前記最後尾の後方にある商業施設であって前記最後尾までの距離が最も近い商業施設を、前記給電地点として選択する、請求項２又は請求項３に記載の給電支援装置。
【請求項５】
前記制御部は、前記給電地点として選択された商業施設に配車された前記給電車両から給電が行われた一般車両を特定し、特定された一般車両のユーザに向けて、当該商業施設を宣伝する広告を提示する制御を行う、請求項４に記載の給電支援装置。

発明の詳細な説明【技術分野】
【０００１】
本開示は、給電支援装置に関する。
続きを表示（約 960 文字）【背景技術】
【０００２】
特許文献１には、電力不足が発生している電力不足地域に対して、複数の燃料電池車両（ＦＣＶ）の派遣を管理する派遣管理システムが開示されている。
【先行技術文献】
【特許文献】
【０００３】
特開２０２０－０４７０１４号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【０００４】
車両外部から供給される電力を蓄えて走行する電気自動車は、ガソリン車と比べて航続距離が短いことが知られている。よって、例えば、航続距離を超える大規模な渋滞に巻き込まれた場合、あるいは、急な気候の変化により立ち往生した場合など、充電ができずに電欠状態になるおそれが指摘されている。
【０００５】
本開示の目的は、電気自動車が渋滞に巻き込まれても、電欠状態になることがないように、給電支援装置を提供することである。
【課題を解決するための手段】
【０００６】
本開示に係る給電支援装置は、道路ごとに発生する車両の渋滞を予測した渋滞予測情報を取得し、取得された渋滞予測情報に基づいて、外部給電機能を有する一般車両に給電を行う給電車両の配車を決定する制御部を備える。
【発明の効果】
【０００７】
本開示に係る給電支援装置によれば、電気自動車が渋滞に巻き込まれても、電欠状態になりにくくなる。
【図面の簡単な説明】
【０００８】
本開示の実施形態に係るシステムの構成を示す図である。
本開示の実施形態に係る給電支援装置の構成を示すブロック図である。
本開示の実施形態に係る給電車両及び一般車両の構成を示すブロック図である。
本開示の実施形態に係るシステムの動作を示すフローチャートである。
【発明を実施するための形態】
【０００９】
以下、本開示の実施形態について、図を参照して説明する。
【００１０】
各図中、同一又は相当する部分には、同一符号を付している。本実施形態の説明において、同一又は相当する部分については、説明を適宜省略又は簡略化する。
（【００１１】以降は省略されています）

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