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公開番号2025099924
公報種別公開特許公報(A)
公開日2025-07-03
出願番号2023216918
出願日2023-12-22
発明の名称電動車両
出願人トヨタ自動車株式会社
代理人弁理士法人深見特許事務所
主分類B60L 53/14 20190101AFI20250626BHJP(車両一般)
要約【課題】外出先における充電時に、マイルーム機能の使用有無を推定し、補機の消費電力を加味した充電スケジュールを設定可能にする。
【解決手段】サーバ200は、電動車両1、1nの充電履歴を、充電を行った位置(充電設備300,300n)と紐付けて記憶している。電動車両1の制御装置100は、駆動用バッテリ30充電時、ナビゲーションシステム102から受信した、現在位置に紐付けられた自車の充電履歴、あるいは、サーバ200から受信した、現在位置に紐付けられた他車の充電履歴に、マイルーム機能の使用履歴が含まれている場合、補機(オーディオや空調装置50等)の消費電力を加味して充電時間を算出し、充電スケジュールを決定する。
【選択図】図1
特許請求の範囲【請求項1】
充電設備から供給される電力を用いて、充電が可能な蓄電装置と、
前記充電を制御する制御装置と、を備えた電動車両であって、
前記電動車両は、前記充電中に、補機によって電力を消費するマイルーム機能を有しており、
前記制御装置は、
前記電動車両の現在の位置情報を取得し、
前記位置情報に紐付いた充電履歴に基づいて、今回の前記充電中に前記マイルーム機能が使用されるか否かを判断し、
前記マイルーム機能が使用されると判断された場合、前記補機の消費電力を加味して充電スケジュールを決定する、電動車両。

発明の詳細な説明【技術分野】
【0001】
本開示は、電動車両に関する。
続きを表示(約 1,400 文字)【背景技術】
【0002】
特開2014-42383号公報(特許文献1)には、電気自動車の位置情報等に基づいて、電気自動車の充電が行われる場所および時刻を算出し、算出した場所および時刻に基づいて消費される消費電力を算出することが開示されている。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0003】
特開2014-42383号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0004】
電動車両が外出先で充電を行う際、充電設備(充電インフラ)と充電スケジュールや充電終了時刻(出発時刻)などを合意して、充電を行う場合がある。電動車両には、充電中にオーディオや空調装置等の補機を使用可能として、車室内を自室にように使える、所謂、マイルーム機能を備えた車両も存在する。マイルーム機能を使用すると、補機の消費電力によって、充電時間が長くなる場合がある。このため、充電中にマイルーム機能が使用されると、充電スケジュールや充電終了時刻が、合意内容から変化する懸念がある。特許文献1では、充電設備の利用時間等に基づいて充電量を求めているが、マイルーム機能によって消費される電力には言及されていない。
【0005】
本開示の目的は、外出先における充電時に、マイルーム機能の使用有無を推定し、補機の消費電力を加味した充電スケジュールを設定可能にすることである。
【課題を解決するための手段】
【0006】
本開示の電動車両は、充電設備から供給される電力を用いて充電が可能な蓄電装置と、充電を制御する制御装置と、を備えた電動車両である。電動車両は、充電中に、補機によって電力を消費するマイルーム機能を有している。制御装置は、電動車両の現在の位置情報を取得し、当該位置情報に紐付いた充電履歴に基づいて、今回の充電中にマイルーム機能が使用されるか否かを判断し、マイルーム機能が使用されると判断された場合、補機の消費電力を加味して充電スケジュールを決定する。
【0007】
この構成によれば、電動車両の現在の位置情報に紐付いた充電履歴に基づいて、今回の充電中にマイルーム機能が使用されるか否かを判断する。そして、マイルーム機能が使用されると判断された場合、補機の消費電力を加味して充電スケジュールが決定される。したがって、外出先における充電時に、現在の位置情報に紐付いた充電履歴を用いて、マイルーム機能の使用有無を推定し、補機の消費電力を加味した充電スケジュールを設定可能にすることができる。
【発明の効果】
【0008】
本開示によれば、外出先における充電時に、マイルーム機能の使用有無を推定し、補機の消費電力を加味した充電スケジュールが設定可能になる。
【図面の簡単な説明】
【0009】
本実施の形態に係る電動車両の全体構成を概略的に示す図である。
本実施の形態における制御装置の構成の一例を示す図である。
制御装置で実行される充電スケジュール決定処理の一例を示すフローチャートである。
【発明を実施するための形態】
【0010】
以下、本開示の実施の形態について、図面を参照しながら詳細に説明する。なお、図中同一または相当部分には同一符号を付してその説明は繰り返さない。
(【0011】以降は省略されています)

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