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公開番号
2025099321
公報種別
公開特許公報(A)
公開日
2025-07-03
出願番号
2023215895
出願日
2023-12-21
発明の名称
情報処理装置
出願人
トヨタ自動車株式会社
代理人
弁理士法人秀和特許事務所
主分類
G06Q
50/10 20120101AFI20250626BHJP(計算;計数)
要約
【課題】遠隔でより正確に車両の査定を行う。
【解決手段】車両において収集される複数種類のデータであって、車両の劣化と相関のある複数種類のデータを取得して蓄積することと、蓄積した複数種類のデータと、複数種類のデータに対応する車両の実際の査定の結果との関係を生成することと、第一車両について蓄積した複数種類のデータと、関係とに応じて、第一車両の査定に関する情報を出力することと、を実行するように構成された制御部を備える。
【選択図】図4
特許請求の範囲
【請求項1】
車両において収集される複数種類のデータであって、前記車両の劣化と相関のある複数種類のデータを取得して蓄積することと、
蓄積した前記複数種類のデータと、前記複数種類のデータに対応する車両の実際の査定の結果との関係を生成することと、
第一車両について蓄積した前記複数種類のデータと、前記関係とに応じて、前記第一車両の査定に関する情報を出力することと、
を実行するように構成された制御部を備える情報処理装置。
続きを表示(約 720 文字)
【請求項2】
前記制御部は、蓄積した前記複数種類のデータを入力データとし、前記車両の査定に関する情報を出力データとするモデルであって、蓄積した前記複数種類のデータ、及び前記複数種類のデータに対応する車両の実際の査定の結果に関するデータを教師データとするモデルを生成する、
請求項1に記載の情報処理装置。
【請求項3】
前記複数種類のデータは、ハンドルの操作角に関するデータ、アクセルペダルの移動距離に関するデータ、ブレーキペダルの移動距離に関するデータ、及びエンジンの作動時間に関するデータのうちの少なくとも2つを含む、
請求項1に記載の情報処理装置。
【請求項4】
前記制御部は、
前記第一車両の査定に関する情報を出力するときに、前記第一車両のユーザの端末に前記第一車両の査定に関する情報を表示させる指令を送信する、
請求項1に記載の情報処理装置。
【請求項5】
前記制御部は、
蓄積した前記複数種類のデータを入力データとし、前記車両の査定に関する情報を出力データとするモデルであって、蓄積した前記複数種類のデータ、及び前記複数種類のデータに対応する車両の実際の査定の結果に関するデータを教師データとするモデルを生成して記憶部に記憶させ、
前記第一車両の査定に関する情報をユーザの端末から要求されたことに応じて、前記第一車両に対応する複数種類のデータを前記モデルに入力することにより、前記車両の査定に関する情報を取得し、
取得した前記車両の査定に関する情報を、前記ユーザの端末に送信する、
請求項1に記載の情報処理装置。
発明の詳細な説明
【技術分野】
【0001】
本開示は、情報処理装置に関する。
続きを表示(約 1,700 文字)
【背景技術】
【0002】
査定対象車の車載式故障診断装置に記録されている故障コードを読み取って解析し、予想される修理費用を買取価格に反映する技術が知られている(例えば、特許文献1を参照。)。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0003】
特開2023-074377号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0004】
本開示の目的は、遠隔でより正確に車両の査定を行うことにある。
【課題を解決するための手段】
【0005】
本開示の態様の1つは、車両において収集される複数種類のデータであって、前記車両の劣化と相関のある複数種類のデータを取得して蓄積することと、蓄積した前記複数種類のデータと、前記複数種類のデータに対応する車両の実際の査定の結果との関係を生成することと、第一車両について蓄積した前記複数種類のデータと、前記関係とに応じて、前記第一車両の査定に関する情報を出力することと、を実行するように構成された制御部を備える情報処理装置である。
【0006】
本開示は、上記情報処理装置の処理をコンピュータが実行する情報処理方法として捉えることもできる。また、本開示は、上記情報処理方法をコンピュータに実行させるための情報処理プログラム又は該情報処理プログラムを格納する非一時的記憶媒体として捉えることもできる。
【発明の効果】
【0007】
本開示によれば、遠隔でより正確に車両の査定を行うことができる。
【図面の簡単な説明】
【0008】
実施形態におけるシステムの構成例を概略的に示すブロック図である。
実施形態に係る車両情報DBのテーブル構成を例示した図である。
査定モデルの概要を示す図である。
サーバにおいて実行される処理を示すフローチャートである。
査定情報を取得する他の一例を説明するための図である。
【発明を実施するための形態】
【0009】
車両のユーザが車両の査定を希望する場合に、遠隔で査定を行うことが考えられる。例えば、車両を撮影した画像や、故障診断により得られる情報に基づいて査定することが想定される。しかし、画像や故障診断により得られる情報では、車両の状態を十分に表しているとは言えない場合もある。例えば、ユーザが撮影することが困難な個所における劣化や、故障診断では診断できないような個所における劣化は、査定員が車両を実際に見て判断する必要があった。また、車両からGPS情報を取得し、走行した場所に基づいた査定を行うことも考えられる。しかし、ユーザが訪れた場所についての情報は、個人情報を含
む虞があり利用が困難な場合もある。また、車両の運転者の年齢を取得することで、車両の使用状況を推定することも考えられるが、運転者の年齢も個人情報を含む虞があり利用が困難な場合もある。
【0010】
これに対し、本開示に係る情報処理装置では、個人情報を含まない情報を利用して遠隔で車両の査定を行う。そのため、制御部は、車両において収集される複数種類のデータであって、前記車両の劣化と相関のある複数種類のデータを取得して蓄積する。複数種類のデータは、例えば情報処理装置の記憶部に記憶される。複数種類のデータは、車両の劣化と相関するデータであって、ユーザを特定する情報、ユーザに依存する情報、又はユーザの位置を特定する情報などを含まないデータである。例えば、ハンドルの操作角に関するデータ、アクセルペダルの移動距離に関するデータ、ブレーキペダルの移動距離に関するデータ、及びエンジンの作動時間に関するデータのうちの少なくとも2つを含んでもよい。これらのデータは、例えば車両に搭載されるセンサにより検出してもよい。少なくとも2つのデータを利用することにより、外乱等により受ける影響を小さくすることができる。
(【0011】以降は省略されています)
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