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公開番号
2025021747
公報種別
公開特許公報(A)
公開日
2025-02-14
出願番号
2023125683
出願日
2023-08-01
発明の名称
電気加熱式触媒装置
出願人
トヨタ自動車株式会社
代理人
弁理士法人酒井国際特許事務所
主分類
F01N
3/20 20060101AFI20250206BHJP(機械または機関一般;機関設備一般;蒸気機関)
要約
【課題】冷間時に発生する凝縮水による漏電パスが形成されることを抑制すること。
【解決手段】通電されることによって発熱する基材と、基材と電気的に接続された一対の電極端子と、を備え、一対の電極端子が基材に電圧を印加することによって、基材に担持された触媒が基材を介して加熱される電気加熱式触媒装置であって、一対の電極端子は、棒状電極であり、基材の中心軸よりも鉛直方向上方に配置され、基材の中心軸を含む水平面に対して傾斜した方向に延在している。
【選択図】図2
特許請求の範囲
【請求項1】
通電されることによって発熱する基材と、
前記基材と電気的に接続された一対の電極端子と、
を備え、前記一対の電極端子が前記基材に電圧を印加することによって、前記基材に担持された触媒が前記基材を介して加熱される電気加熱式触媒装置であって、
前記一対の電極端子は、棒状電極であり、前記基材の中心軸よりも鉛直方向上方に配置され、前記基材の中心軸を含む水平面に対して傾斜した方向に延在している
ことを特徴とする電気加熱式触媒装置。
続きを表示(約 220 文字)
【請求項2】
前記一対の電極端子の一部を内部に収容する筒状の電極ケースを備え、
前記電極ケースは、前記基材を収容する外筒の外側に配置され、前記外筒に一体化された状態で前記基材の中心軸に対して直交する方向に延在している
ことを特徴とする請求項1に記載の電気加熱式触媒装置。
【請求項3】
前記一対の電極端子は、鉛直方向に沿って延在している
ことを特徴とする請求項2に記載の電気加熱式触媒装置。
発明の詳細な説明
【技術分野】
【0001】
本発明は、電気加熱式触媒装置に関する。
続きを表示(約 1,200 文字)
【背景技術】
【0002】
特許文献1には、内燃機関の排気通路に設けられた電気加熱式触媒装置において、触媒を担持する基材と、基材に取り付けられた一対の電極とを備え、電極から基材に電圧を印加し基材を発熱させて触媒を加熱することが開示されている。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0003】
特開2021-116775号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0004】
電気加熱式触媒装置では、基材を収容するケースから排気通路外へと排気ガスが漏れないようにケースが密閉されており、そのケースの内部において基材と電極とが電気的に接続されている。しかしながら、冷間時にケースの内部で凝縮水が発生するため、その凝縮水が電極などの通電部に接触すると、凝縮水を介して電極などの通電部とケースとが電気的に接続される漏電パスが形成される虞がある。
【0005】
本発明は、上記事情に鑑みてなされたものであって、冷間時に発生する凝縮水による漏電パスが形成されることを抑制することができる電気加熱式触媒装置を提供することを目的とする。
【課題を解決するための手段】
【0006】
本発明は、通電されることによって発熱する基材と、前記基材と電気的に接続された一対の電極端子と、を備え、前記一対の電極端子が前記基材に電圧を印加することによって、前記基材に担持された触媒が前記基材を介して加熱される電気加熱式触媒装置であって、前記一対の電極端子は、棒状電極であり、前記基材の中心軸よりも鉛直方向上方に配置され、前記基材の中心軸を含む水平面に対して傾斜した方向に延在していることを特徴とする。
【0007】
この構成によれば、電極端子が基材の中心軸よりも鉛直方向上方に配置されているので、冷間時に生じる凝縮水が電極端子に触れることを抑制できる。これより、凝縮水による漏電パスが形成されることを抑制できる。また、電極端子が基材の中心軸を含む水平方向に対して傾斜した方向に延在しているので、電極端子を収容するケース部分に風が当たりやすくなり、電極端子を冷却することができる。
【0008】
また、前記一対の電極端子の一部を内部に収容する筒状の電極ケースを備え、前記電極ケースは、前記基材を収容する外筒の外側に配置され、前記外筒に一体化された状態で前記基材の中心軸に対して直交する方向に延在してもよい。
【0009】
この構成によれば、電極ケースに風が当たりやすくなり、電極端子を冷却することができる。
【0010】
この構成によれば、前記一対の電極端子は、鉛直方向に沿って延在してもよい。
(【0011】以降は省略されています)
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