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公開番号
2025037313
公報種別
公開特許公報(A)
公開日
2025-03-18
出願番号
2023144157
出願日
2023-09-06
発明の名称
電池システム
出願人
トヨタ自動車株式会社
代理人
弁理士法人深見特許事務所
主分類
G01R
31/396 20190101AFI20250311BHJP(測定;試験)
要約
【課題】並列接続されたセルを有する電池モジュールの性能を引き出す。
【解決手段】制御装置は、分配度とシステム電流の要求値としきい値とを取得するステップ(S100)と、分配度がしきい値以上である場合には(S102にてYES)、要求値に分配度を乗算してセル数で除算して電流の上限値を算出するステップ(S104)と、分配度がしきい値よりも小さい場合には(S102にてNO)、要求値にしきい値を乗算してセル数で除算して電流の上限値を算出するステップ(S106)と、算出された電流の上限値を用いて許容時間を算出するステップ(S110)とを含む、処理を実行する。
【選択図】図2
特許請求の範囲
【請求項1】
各々が複数のセルを並列接続して構成され、直列に接続される複数の電池モジュールと、
前記複数の電池モジュールに流れる電流を制御する制御装置とを備え、
前記制御装置は、
隣接する前記電池モジュール間の電圧差と前記電流の要求値とによっていずれかの前記電池モジュールにおける前記複数のセル間での電流の分流の度合いを示す分配度を取得し、
取得された前記分配度がしきい値よりも大きい場合に、前記分配度と前記要求値と前記電池モジュールのセル数とを用いてセル単体に流れる電流の上限値を算出し、
取得された前記分配度が前記しきい値よりも小さい場合に、前記しきい値と前記要求値と前記セル数とを用いて前記上限値を算出し、
算出された前記上限値の電流での通電が許容される許容時間を設定する、電池システム。
発明の詳細な説明
【技術分野】
【0001】
本開示は、電池システムに関する。
続きを表示(約 1,200 文字)
【背景技術】
【0002】
複数のセルを並列接続して構成される電池モジュールを有する電池システムにおいては、各セルの抵抗差から各セルに流れる電流にバラツキが生じる場合がある。たとえば、特開2018-129190号公報(特許文献1)には、バラツキによって生じ得る最大電流を推定して、セルの上限電流を超過しないような電流を制御する技術が開示される。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0003】
特開2018-129190号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0004】
しかしながら、最大電流を正確に推定することは容易ではなく、推定された最大電流に対して安全側にマージンを設定することが求められる。そのため、マージンが適切に設定されないと電池モジュールの性能を十分に引き出せていない場合がある。
【0005】
本開示は、上述した課題を解決するためになされたものであって、その目的は、並列接続のセルを有する電池モジュールの性能を引き出す電池システムを提供することである。
【課題を解決するための手段】
【0006】
本開示のある局面に係る電池システムは、各々が複数のセルを並列接続して構成され、直列に接続される複数の電池モジュールと、複数の電池モジュールに流れる電流を制御する制御装置とを備える。制御装置は、隣接する電池モジュール間の電圧差と電流の要求値とによっていずれかの電池モジュールにおける複数のセル間での電流の分流の度合いを示す分配度を取得し、取得された分配度がしきい値よりも大きい場合に、分配度と要求値と電池モジュールのセル数とを用いてセル単体に流れる電流の上限値を算出し、取得された分配度がしきい値よりも小さい場合に、しきい値と要求値とセル数とを用いて上限値を算出し、算出された上限値の電流での通電が許容される許容時間を設定する。
【0007】
このようにすると、分配度の大小によって電流の上限値を算出方法を変更することで、電流上限値と許容時間とを精度高く算出することができる。これにより、電池性能を十分に引き出すことができる。
【発明の効果】
【0008】
本開示によると、並列接続のセルを有する電池モジュールの性能を引き出す電池システムを提供することができる。
【図面の簡単な説明】
【0009】
本実施の形態に係る電池システムの構成の一例を示す図である。
制御装置において実行される処理の一例を示すフローチャートである。
電流と分配度と電流の上限値あるいは電圧差との関係を示す図である。
【発明を実施するための形態】
【0010】
以下、本開示の実施の形態について、図面を参照しながら詳細に説明する。なお、図中同一または相当部分には同一符号を付してその説明は繰り返さない。
(【0011】以降は省略されています)
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