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公開番号
2025034431
公報種別
公開特許公報(A)
公開日
2025-03-13
出願番号
2023140811
出願日
2023-08-31
発明の名称
回転角度計測装置
出願人
アズビル株式会社
代理人
個人
主分類
G01D
5/245 20060101AFI20250306BHJP(測定;試験)
要約
【課題】大型化することなく、永久磁石や磁界検出部の設置によるずれの許容量をさらに増やせるようにする。
【解決手段】この回転角度計測装置は、永久磁石101、磁界検出部102、磁場均一化層103を備え、磁場均一化層103は、軟磁性体から構成され、磁界検出部102の永久磁石101に向かい合う第1面102a、または第1面102aの反対の第2面102bに向かい合って配置されている。磁場均一化層103、軸芯151に垂直な方向に延在して形成され、磁場均一化層103の平面視の形状は、長方形とされている。
【選択図】 図1
特許請求の範囲
【請求項1】
軸芯を中心に回転自在に支持された永久磁石と、
前記永久磁石と一定の間隙をおいて向き合って配置された磁界検出部と、
軟磁性体から構成され、前記磁界検出部の前記永久磁石に向かい合う第1面または前記第1面の反対の第2面に向かい合って配置され、前記軸芯に垂直な方向に延在して形成された磁場均一化層と
を備える回転角度計測装置。
続きを表示(約 250 文字)
【請求項2】
請求項1記載の回転角度計測装置において、
前記永久磁石の平面視の形状、前記磁界検出部の平面視の形状、および前記磁場均一化層の平面視の形状は、前記軸芯を中心として回転対称とされている回転角度計測装置。
【請求項3】
請求項2記載の回転角度計測装置において、
前記永久磁石の平面視の形状は円形とされ、
前記磁界検出部の平面視の形状は長方形とされ、
前記磁場均一化層の平面視の形状は長方形とされている
回転角度計測装置。
発明の詳細な説明
【技術分野】
【0001】
本発明は、回転角度計測装置に関する。
続きを表示(約 1,200 文字)
【背景技術】
【0002】
従来、回転角度を測定するために、永久磁石と、角度センサ(磁界検出部)とから構成された回転角度計測装置がある。この装置では、シャフトに固定された円板状の永久磁石が、シャフトの回転軸に垂直な磁場を出すように設計されており、シャフトが回転すると永久磁石の磁場方向が変化する。磁界検出部は磁場の印加方向に対して抵抗値が変わるため、永久磁石とともに回転するシャフトの回転角度を、磁界検出部で読み取ることができる。
【0003】
この回転角度計測において、永久磁石から発生する磁力線が平行ではないため、磁界検出部周辺の磁場の方向が均等に分布されず、微小な磁場方向のばらつきが生じる。このため、磁界検出部や磁場が中心位置からずれて設置されていた場合、磁界検出部の出力値が変化し、結果として磁界検出部で読み取った角度の精度が低下するという問題が生じる。
【0004】
この問題に対し、永久磁石を直方体とすることで、円板状とした場合よりも磁場を均一方向に発生させ、永久磁石や磁界検出部の設置によるずれの許容量を増やす技術が提案されている(特許文献1参照)。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0005】
特許第4947321号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0006】
しかしながら、永久磁石を直方体としても、依然として磁場方向の不均一性が存在する。また、ある程度の大きさの永久磁石が必要となり、回転角度計測装置の設置上の都合次第では、永久磁石を組み付けることができないという問題点がある。
【0007】
本発明は、以上のような問題点を解消するためになされたものであり、大型化することなく、永久磁石や磁界検出部の設置によるずれの許容量をさらに増やせるようにすることを目的とする。
【課題を解決するための手段】
【0008】
本発明に係る回転角度計測装置は、軸芯を中心に回転自在に支持された永久磁石と、 永久磁石と一定の間隙をおいて向き合って配置された磁界検出部と、軟磁性体から構成され、磁界検出部の永久磁石に向かい合う第1面または第1面の反対の第2面に向かい合って配置され、軸芯に垂直な方向に延在して形成された磁場均一化層とを備える。
【0009】
上記回転角度計測装置の一構成例において、永久磁石の平面視の形状、磁界検出部の平面視の形状、および磁場均一化層の平面視の形状は、軸芯を中心として回転対称とされている。
【0010】
上記回転角度計測装置の一構成例において、永久磁石の平面視の形状は円形とされ、磁界検出部の平面視の形状は長方形とされ、磁場均一化層の平面視の形状は長方形とされている。
【発明の効果】
(【0011】以降は省略されています)
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