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公開番号
2025053421
公報種別
公開特許公報(A)
公開日
2025-04-07
出願番号
2023162425
出願日
2023-09-26
発明の名称
蓄電池の状態センサ装置
出願人
株式会社SUBARU
代理人
個人
,
個人
主分類
G01R
31/382 20190101AFI20250331BHJP(測定;試験)
要約
【課題】車両に搭載可能な蓄電池のラインナップの増加に容易に対応可能な蓄電池の状態センサ装置を提供する。
【解決手段】補機と、補機に電力を供給する蓄電池と、走行の制御を行う車両コントローラとを備えた車両に搭載される蓄電池の状態センサ装置である。状態センサ装置は、蓄電池の電流及び電圧を含んだ第1状態量を計測するセンサと、センサの出力と蓄電池の種類に応じた種類情報とに基づいて蓄電池の能力に関する第2状態量を計算し、車両コントローラと通信するコントローラとを備える。そして、コントローラは、車両コントローラから蓄電池の種類を示す情報を受けない場合でも、蓄電池の種類情報を判別可能に構成されている。
【選択図】図1
特許請求の範囲
【請求項1】
補機と、前記補機に電力を供給する蓄電池と、走行の制御を行う車両コントローラとを備えた車両に搭載される蓄電池の状態センサ装置であって、
前記蓄電池の電流及び電圧を含んだ第1状態量を計測するセンサと、
前記センサの出力と前記蓄電池の種類に応じた種類情報とに基づいて前記蓄電池の能力に関する第2状態量を計算し、前記車両コントローラと通信するコントローラと、
を備え、
前記コントローラは、前記車両コントローラから前記蓄電池の種類を示す情報を受けない場合でも、前記種類情報を判別可能に構成されていることを特徴とする蓄電池の状態センサ装置。
続きを表示(約 450 文字)
【請求項2】
前記コントローラは、前記センサの出力に基づいて前記種類情報を判別することを特徴とする請求項1記載の蓄電池の状態センサ装置。
【請求項3】
前記種類情報は、前記第2状態量を計算するための特性パラメータを含み、
前記コントローラは、前記第1状態量の変化パターンを示す指標値と、前記種類情報との対応関係を示したマップデータを有することを特徴とする請求項2記載の蓄電池の状態センサ装置。
【請求項4】
前記コントローラは、前記蓄電池における満充電からの放電に伴う電圧の変化パターンに基づいて前記種類情報を判別することを特徴とする請求項1記載の蓄電池の状態センサ装置。
【請求項5】
前記コントローラの動作モードには、前記種類情報を判別及び記憶する学習モードが含まれ、
前記コントローラは、前記種類情報が記憶されていない場合に、動作モードを学習モードに切り替えることを特徴とする請求項1記載の蓄電池の状態センサ装置。
発明の詳細な説明
【技術分野】
【0001】
本発明は、車両に搭載される蓄電池の状態センサ装置に関する。
続きを表示(約 1,300 文字)
【背景技術】
【0002】
特許文献1には、蓄電池の種類を判別するシステムについて記載されている。
【0003】
一般に、車両には、補機に電力を供給する蓄電池と、蓄電池の状態を監視する状態センサ装置と、走行の制御を行う車両コントローラとが搭載される。蓄電池の種類によって蓄電池の状態量を求める計算式が異なる場合がある。
【0004】
従来、蓄電池の種類の情報は、車両コントローラに格納され、車両コントローラから状態センサ装置へ送信されていた。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0005】
特開平10-090379号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0006】
車両の仕様の変更によって、車両に搭載可能な蓄電池のラインナップが増えることがある。蓄電池の種類の情報が、車両コントローラから状態センサ装置へ送信される構成では、蓄電池の種類を変更する場合に、車両コントローラも変更後の蓄電池の種類に対応した構成に変更する必要がある。あるいは、変更後の蓄電池の種類に対応するように車両コントローラのデータを書き変える必要がある。蓄電池のラインナップの増加により、当該ラインナップに対応した車両コントローラと未対応の車両コントローラとが併存すると、車両の製造工程において部品管理が煩雑になる。
【0007】
本発明は、車両に搭載可能な蓄電池のラインナップの増加に容易に対応可能な蓄電池の状態センサ装置を提供することを目的とする。
【課題を解決するための手段】
【0008】
本発明に係る蓄電池の状態センサ装置は、
補機と、前記補機に電力を供給する蓄電池と、走行の制御を行う車両コントローラとを備えた車両に搭載される蓄電池の状態センサ装置であって、
前記蓄電池の電流及び電圧を含んだ第1状態量を計測するセンサと、
前記センサの出力と前記蓄電池の種類に応じた種類情報とに基づいて前記蓄電池の能力に関する第2状態量を計算し、前記車両コントローラと通信するコントローラと、
を備え、
前記コントローラは、前記車両コントローラから前記蓄電池の種類を示す情報を受けない場合でも、前記種類情報を判別可能に構成されている。
【発明の効果】
【0009】
本発明によれば、車両に搭載可能な蓄電池のラインナップが増加しても、当該ラインナップの増加に容易に対応できる蓄電池の状態センサ装置を提供できる。
【図面の簡単な説明】
【0010】
本発明の実施形態に係る蓄電池の状態センサ装置を搭載した車両の構成を示すブロック図である。
図1の状態センサ装置を示すブロック図である。
コントローラに記憶された第1マップデータを示す図である。
コントローラに記憶された学習用マップデータを示す図である。
蓄電池の種類を判別するための電圧及び電流の変化パターンの一例を示すグラフである。
コントローラが実行する制御処理の一例を示すフローチャートである。
【発明を実施するための形態】
(【0011】以降は省略されています)
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