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公開番号2025053815
公報種別公開特許公報(A)
公開日2025-04-07
出願番号2023162875
出願日2023-09-26
発明の名称処理システム
出願人株式会社SUBARU
代理人弁理士法人青海国際特許事務所
主分類G08G 1/123 20060101AFI20250331BHJP(信号)
要約【課題】効率的なエネルギの運用を実現する。
【解決手段】処理システムは、走行用モータと、走行用モータに供給される電力を蓄電するバッテリとを備える複数の車両と、複数の充電対象と、1つまたは複数のプロセッサと、当該プロセッサに接続される1つまたは複数のメモリとを有する処理装置とを備え、処理装置のプロセッサは、複数の車両の各々の余剰電力の情報である余剰電力情報を取得することと、余剰電力情報に基づいて、複数の車両の中から余剰電力を有する車両である特定車両を抽出することと、複数の充電対象の各々の電力需要の情報である電力需要情報を取得することと、電力需要情報に基づいて、複数の充電対象の中から電力需要を有する充電対象である特定充電対象を抽出することと、特定車両の走行ルートとしての特定充電対象を通る特定走行ルートを示す情報である特定走行ルート情報を特定車両に送信することと、を含む処理を実行する。
【選択図】図7
特許請求の範囲【請求項1】
走行用モータと、前記走行用モータに供給される電力を蓄電するバッテリとを備える複数の車両と、
複数の充電対象と、
1つまたは複数のプロセッサと、当該プロセッサに接続される1つまたは複数のメモリとを有する処理装置と、
を備え、
前記処理装置のプロセッサは、
前記複数の車両の各々の余剰電力の情報である余剰電力情報を取得することと、
前記余剰電力情報に基づいて、前記複数の車両の中から余剰電力を有する車両である特定車両を抽出することと、
前記複数の充電対象の各々の電力需要の情報である電力需要情報を取得することと、
前記電力需要情報に基づいて、前記複数の充電対象の中から電力需要を有する充電対象である特定充電対象を抽出することと、
前記特定車両の走行ルートとしての前記特定充電対象を通る特定走行ルートを示す情報である特定走行ルート情報を前記特定車両に送信することと、
を含む処理を実行する、
処理システム。
続きを表示(約 800 文字)【請求項2】
前記車両は、1つまたは複数のプロセッサと、当該プロセッサに接続される1つまたは複数のメモリとを有する制御装置を備え、
前記制御装置のプロセッサは、
前記車両のドライバによる運転操作によらずに前記車両を自動で走行させる自動運転を実行することと、
前記特定走行ルート情報を受信した場合に、前記特定走行ルートを前記自動運転において設定される走行ルートに設定することと、
を含む処理を実行する、
請求項1に記載の処理システム。
【請求項3】
前記車両は、
前記車両のドライバに対するルート案内を行うナビゲーション装置と、
1つまたは複数のプロセッサと、当該プロセッサに接続される1つまたは複数のメモリとを有する制御装置と、
を備え、
前記制御装置のプロセッサは、前記特定走行ルート情報を受信した場合に、前記特定走行ルートを前記ナビゲーション装置において設定される走行ルートに設定することを含む処理を実行する、
請求項1に記載の処理システム。
【請求項4】
前記処理装置のプロセッサは、前記特定走行ルート情報に加えて、前記特定走行ルートの走行時間を示す情報である走行時間情報を前記特定車両に送信することを含む処理を実行する、
請求項1~3のいずれか一項に記載の処理システム。
【請求項5】
前記特定走行ルートは、複数の前記特定充電対象を通り、
前記処理装置のプロセッサは、
前記複数の特定充電対象の各々に対して充電の優先度を決定することと、
前記複数の特定充電対象の各々の前記特定走行ルートにおける通過順序を前記優先度に基づいて決定することと、
を含む処理を実行する、
請求項1~3のいずれか一項に記載の処理システム。

発明の詳細な説明【技術分野】
【0001】
本発明は、処理システムに関する。
続きを表示(約 1,700 文字)【背景技術】
【0002】
近年、効率的なエネルギの運用を実現するために、バーチャルパワープラント(VPP)に関する技術が提案されている。バーチャルパワープラントでは、複数種類の分散型電源が統合的に制御される。例えば、特許文献1に開示されているように、車両を含むバーチャルパワープラントに関する技術が提案されている。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0003】
特開2021-166418号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0004】
上記のように、車両を含むバーチャルパワープラントに関する技術が提案されているが、より効率的なエネルギの運用を実現するための新たな提案が望まれている。
【0005】
そこで、本発明は、効率的なエネルギの運用を実現することが可能な処理システムを提供することを目的としている。
【課題を解決するための手段】
【0006】
上記課題を解決するために、本発明の一実施の形態に係る処理システムは、
走行用モータと、前記走行用モータに供給される電力を蓄電するバッテリとを備える複数の車両と、
複数の充電対象と、
1つまたは複数のプロセッサと、当該プロセッサに接続される1つまたは複数のメモリとを有する処理装置と、
を備え、
前記処理装置のプロセッサは、
前記複数の車両の各々の余剰電力の情報である余剰電力情報を取得することと、
前記余剰電力情報に基づいて、前記複数の車両の中から余剰電力を有する車両である特定車両を抽出することと、
前記複数の充電対象の各々の電力需要の情報である電力需要情報を取得することと、
前記電力需要情報に基づいて、前記複数の充電対象の中から電力需要を有する充電対象である特定充電対象を抽出することと、
前記特定車両の走行ルートとしての前記特定充電対象を通る特定走行ルートを示す情報である特定走行ルート情報を前記特定車両に送信することと、
を含む処理を実行する。
【発明の効果】
【0007】
本発明によれば、効率的なエネルギの運用を実現することが可能となる。
【図面の簡単な説明】
【0008】
図1は、本発明の実施形態に係る処理システムの概略構成を示す模式図である。
図2は、本発明の実施形態に係る車両の制御装置の機能構成の一例を示すブロック図である。
図3は、本発明の実施形態に係る設備の制御装置の機能構成の一例を示すブロック図である。
図4は、本発明の実施形態に係るサーバの機能構成の一例を示すブロック図である。
図5は、本発明の実施形態に係るサーバが行う処理の流れの一例を示すフローチャートである。
図6は、本発明の実施形態に係る特定車両および特定設備の抽出結果の一例を示す図である。
図7は、本発明の実施形態に係るサーバにより決定される特定走行ルートの一例を示す図である。
図8は、本発明の実施形態に係る車両の制御装置が行う処理の流れの一例を示すフローチャートである。
図9は、本発明の実施形態に係るサーバにより決定される特定走行ルートの図7の例と異なる例を示す図である。
【発明を実施するための形態】
【0009】
以下に添付図面を参照しながら、本発明の実施形態について詳細に説明する。かかる実施形態に示す具体的な寸法、材料、数値等は、発明の理解を容易にするための例示に過ぎず、特に断る場合を除き、本発明を限定するものではない。なお、本明細書および図面において、実質的に同一の機能、構成を有する要素については、同一の符号を付することにより重複説明を省略し、また本発明に直接関係のない要素は図示を省略する。
【0010】
<処理システムの構成>
図1~図4を参照して、本発明の実施形態に係る処理システム1の構成について説明する。
(【0011】以降は省略されています)

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