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公開番号2025043649
公報種別公開特許公報(A)
公開日2025-04-01
出願番号2023151060
出願日2023-09-19
発明の名称情報処理装置
出願人トヨタ自動車株式会社
代理人弁理士法人秀和特許事務所
主分類G08G 1/09 20060101AFI20250325BHJP(信号)
要約【課題】セルラ通信網において発生した障害を検知する。
【解決手段】車両に搭載される情報処理装置。セルラ通信網と通信を行うための第1の通信モジュールと、車両間で通信を行うための第2の通信モジュールと、前記第2の通信モジュールを介して、一台以上の他車両から、前記セルラ通信網との通信の状況に関する通信状況データを受信することと、前記第1の通信モジュールを介した通信の状況と、前記通信状況データと、に基づいて、前記セルラ通信網に障害が発生しているか否かを判定することと、を実行する制御部を有する。
【選択図】図1

特許請求の範囲【請求項1】
車両に搭載される情報処理装置であって、
セルラ通信網と通信を行うための第1の通信モジュールと、
車両間で通信を行うための第2の通信モジュールと、
前記第2の通信モジュールを介して、一台以上の他車両から、前記セルラ通信網との通信の状況に関する通信状況データを受信することと、
前記第1の通信モジュールを介した通信の状況と、前記通信状況データと、に基づいて、前記セルラ通信網に障害が発生しているか否かを判定することと、
を実行する制御部と、
を有する、情報処理装置。
続きを表示(約 600 文字)【請求項2】
前記制御部は、前記他車両から受信した前記通信状況データを記憶部に蓄積し、前記第1の通信モジュールを介した通信に異常が発生した場合に、前記蓄積された通信状況データに基づいて前記判定を行う、
請求項1に記載の情報処理装置。
【請求項3】
前記制御部は、前記第1の通信モジュールを介した通信に異常が発生した場合に、前記通信状況データを生成し、前記第2の通信モジュールを介して前記通信状況データをブロードキャストする、
請求項1に記載の情報処理装置。
【請求項4】
前記制御部は、
複数の前記他車両から受信した前記通信状況データに基づいて、前記セルラ通信網との通信が正常に行えていない他車両の割合を算出し、
前記割合が所定値を上回る場合に、前記セルラ通信網に障害が発生していると判定する、
請求項1から3のいずれか1項に記載の情報処理装置。
【請求項5】
前記制御部は、
複数の前記他車両から受信した前記通信状況データに基づいて、前記セルラ通信網との通信が正常に行えていない他車両の割合を算出し、
自車両が前記セルラ通信網のサービス圏内にあり、かつ、前記割合が所定値を上回る場合に、前記セルラ通信網に障害が発生していると判定する、
請求項1から3のいずれか1項に記載の情報処理装置。

発明の詳細な説明【技術分野】
【0001】
本開示は、通信技術に関する。
続きを表示(約 1,200 文字)【背景技術】
【0002】
セルラ通信網に発生した障害を検知するための技術が開発されている。これに関し、例えば、特許文献1には、セルラ通信網を介した通信が行えない場合における代替通報手段として、車々間通信手段により緊急通報情報を中継伝送する装置が開示されている。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0003】
特開2009-169629号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0004】
本開示は、セルラ通信網において発生した障害を検知することを目的とする。
【課題を解決するための手段】
【0005】
本開示の実施形態の一態様は、
車両に搭載される情報処理装置であって、セルラ通信網と通信を行うための第1の通信モジュールと、車両間で通信を行うための第2の通信モジュールと、前記第2の通信モジュールを介して、一台以上の他車両から、前記セルラ通信網との通信の状況に関する通信状況データを受信することと、前記第1の通信モジュールを介した通信の状況と、前記通信状況データと、に基づいて、前記セルラ通信網に障害が発生しているか否かを判定することと、を実行する制御部と、を有する、情報処理装置である。
【0006】
また、他の態様として、上記の装置が実行する方法、当該方法をコンピュータに実行させるためのプログラム、または、該プログラムを非一時的に記憶したコンピュータ可読記憶媒体が挙げられる。
【発明の効果】
【0007】
本開示によれば、セルラ通信網において発生した障害を検知することができる。
【図面の簡単な説明】
【0008】
第一の実施形態に係る車両通信システムの概要図。
車載装置10のハードウェア構成図。
車載装置10のソフトウェア構成図。
ブロードキャストされる報知データの一例。
車載装置10が実行する処理のフローチャート。
第二の実施形態に係る車両通信システムの概要図。
【発明を実施するための形態】
【0009】
近年、自動車のコネクティッド化が進み、無線通信機能を有する車載装置を搭載した車両が増えている。車載装置は、例えば、セルラ通信網(携帯電話網、移動体通信網とも称する)を介して、サーバ装置(アプリケーションサーバ等)と通信を行うことで、車両の乗員に対して各種のサービスを提供することができる。
【0010】
しかし、斯様なシステムにおいては、セルラ通信網に障害が発生した場合、一切の通信
ができなくなってしまう。さらに、障害が発生したこと自体を通知する手段も失われてしまうため、車両の乗員に対して、通信障害が発生していることを通知することもできなくなってしまう。
(【0011】以降は省略されています)

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