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公開番号2025057925
公報種別公開特許公報(A)
公開日2025-04-09
出願番号2023167766
出願日2023-09-28
発明の名称加煙試験器
出願人能美防災株式会社
代理人弁理士法人エビス国際特許事務所
主分類G08B 17/10 20060101AFI20250402BHJP(信号)
要約【課題】本発明は、様々な場所に設置された煙感知器や、様々なタイプの加煙試験が可能な加煙試験器を提供することを課題とする。
【解決手段】本発明の加煙試験器は、加煙器収容部と、煙感知器を覆うための筒状の感知器カバーとを備え、前記感知器カバーは柔軟性を有し、大きさを変更した状態で保持することが可能であることが可能である。
【選択図】図4
特許請求の範囲【請求項1】
加煙器収容部と、煙感知器を覆うための筒状の感知器カバーとを備え、
前記感知器カバーは柔軟性を有し、大きさを変更した状態で保持することが可能である、
ことを特徴とする加煙試験器。
続きを表示(約 390 文字)【請求項2】
前記感知器カバーの上端は、前記加煙器収容部からの最大距離を変更して保持することが可能である、
ことを特徴とする請求項1に記載された加煙試験器。
【請求項3】
前記感知器カバーの上端と前記加煙器収容部との間を接続棒により接続している、
ことを特徴とする請求項2に記載された加煙試験器。
【請求項4】
前記感知器カバーの上端は、直径の大きさを変更した状態で保持することが可能である、
ことを特徴とする請求項1乃至3のいずれか一項に記載された加煙試験器。
【請求項5】
前記感知器カバーの上端と前記加煙器収容部との間を2本の接続棒により接続しており、
2本の前記接続棒の前記加煙器収容部における設置位置は、対向する位置からずれている、
ことを特徴とする請求項4に記載された加煙試験器。

発明の詳細な説明【技術分野】
【0001】
本発明は、煙感知器に加煙して作動試験を行う加煙試験器に関するものである。
続きを表示(約 1,400 文字)【背景技術】
【0002】
煙感知器は、半年に一度の作動試験として加煙試験を行う必要がある。作動試験は、作業者が特許文献1に示すような加煙試験器を煙感知器に当てて煙を加え、火災受信機で発報するかを試験することにより行う。加煙試験器の先端には感知器カバーが設けられており、煙感知器を覆った状態で感知器カバーの内部に煙を生じさせて、煙感知器を作動させる。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0003】
特開2018-180579号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0004】
加煙試験器の感知器カバーは、大きければ煙感知器を覆いやすい。また、感知器カバー内部の容積が大きければ、加煙試験器を天井等に複数回押し付けることにより、煙感知器の内部の試験煙を素早く抜いて、次の煙感知器の試験に移ることもできる。しかし、梁の複雑な天井や凹凸のある天井の近傍に設置されている場合など、煙感知器の設置場所によっては、大きい感知器カバーでは試験を行えない場合がある。また、建造物によっては、システム天井であったり、天井が繊細なデザインであったりする等の理由により、感知器カバーを接触させたくない場合もある。そのような場合は、小さい感知器カバーの加煙試験器を別途用意するか、小さい感知器カバーに付け替えなければならなかった。また、側面に煙流入口が設けられたタイプの煙感知器では、大きい感知器カバーの加煙試験器を別途用意するか、大きい感知器カバーに付け替えなければならなかった。
【0005】
本発明は、様々な場所に設置された煙感知器や、様々なタイプの加煙試験が可能な加煙試験器を提供することを課題とする。
【課題を解決するための手段】
【0006】
本発明の一実施形態における加煙試験器は、加煙器収容部と、煙感知器を覆うための筒状の感知器カバーとを備え、前記感知器カバーは柔軟性を有し、大きさを変更した状態で保持することが可能である。
【発明の効果】
【0007】
本発明により、感知器カバーの大きさを調整して、様々な場所に設置された煙感知器の加煙試験が可能な加煙試験器を提供することができる。
【図面の簡単な説明】
【0008】
従来における加煙試験器の側面図。
実施例1における大型状態の加煙試験器の側面図。
実施例1における上部が押された大型状態の加煙試験器の側面図。
実施例1における小型状態の加煙試験器の側面図。
実施例1における加煙試験器の上面図。
実施例2における加煙試験器の上面図。
煙感知器に押し当てた実施例3の加煙試験器の上部縦断面図。
【発明を実施するための形態】
【0009】
実施形態では、天井板Rに設置した煙感知器SSを試験する際の加煙試験器の方向で上下方向を示す。
【0010】
図1に、従来における加煙試験器3の側面図を示す。加煙器収容部31と感知器カバー32は、断面を記載している。加煙器収容部31は筒状の上部と有底筒状の下部に分離可能であり、試験煙Sの原料物質を封入したガスボンベ4が収容される。加煙器収容部31は円筒形の底部が塞がれた形状である。
(【0011】以降は省略されています)

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