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公開番号2025050466
公報種別公開特許公報(A)
公開日2025-04-04
出願番号2023159266
出願日2023-09-22
発明の名称情報処理装置
出願人トヨタ自動車株式会社
代理人弁理士法人秀和特許事務所
主分類G08G 1/16 20060101AFI20250327BHJP(信号)
要約【課題】ユーザの正確な現在位置を把握することができる技術の提供を目的とする。
【解決手段】情報処理装置は、複数の車両の現在位置を取得する。また、情報処理装置は、前記複数の車両の現在位置に応じて、前記複数の車両それぞれが出力する電波の強度分布を推定する。また、情報処理装置は、ユーザと共に移動する端末が受信した、前記複数の車両それぞれが出力する電波の受信強度を取得する。そして、情報処理装置は、前記強度分布と前記受信強度とが対応する位置を前記ユーザの現在位置として特定する。
【選択図】図5
特許請求の範囲【請求項1】
複数の車両の現在位置を取得することと、
前記複数の車両の現在位置に応じて、前記複数の車両それぞれが出力する電波の強度分布を推定することと、
ユーザと共に移動する端末が受信した、前記複数の車両それぞれが出力する電波の受信強度を取得することと、
前記強度分布と前記受信強度とが対応する位置を前記ユーザの現在位置として特定することと、
を実行するように構成される制御部を備える、
情報処理装置。
続きを表示(約 760 文字)【請求項2】
前記制御部は、
前記端末が測定した前記端末の現在位置を取得すること、
を更に実行し、
前記強度分布と前記受信強度とが対応する位置を前記ユーザの現在位置として特定することは、前記強度分布と前記受信強度とが対応する位置が複数存在する場合に、前記端末が測定した前記端末の現在位置から最も近い位置を、前記ユーザの現在位置として特定すること、
を含む、
請求項1に記載の情報処理装置。
【請求項3】
前記制御部は、
特定した前記ユーザの現在位置を示す情報を格納すること、
を更に実行し、
前記強度分布と前記受信強度とが対応する位置を前記ユーザの現在位置として特定することは、前記強度分布と前記受信強度とが対応する位置が複数存在する場合に、特定した前記ユーザの最新の現在位置から最も近い位置を、前記ユーザの現在位置として特定すること、
を含む、
請求項1に記載の情報処理装置。
【請求項4】
前記制御部は、
前記ユーザと前記複数の車両のうちの少なくとも1台の車両とが所定の距離内に存在する場合に、前記端末に対して、前記ユーザの周囲に当該車両が存在することを通知する情報を出力すること、
を更に実行する、
請求項1から3のいずれか一項に記載の情報処理装置。
【請求項5】
前記制御部は、
前記ユーザと前記複数の車両のうちの少なくとも1台の車両とが所定の距離内に存在する場合に、当該車両に対して、当該車両の周囲に前記ユーザが存在することを通知する情報を出力すること、
を更に実行する、
請求項1から3のいずれか一項に記載の情報処理装置。

発明の詳細な説明【技術分野】
【0001】
本開示は、情報処理装置に関する。
続きを表示(約 1,600 文字)【背景技術】
【0002】
特許文献1には、死角情報の提供装置が開示されている。特許文献1に開示されている提供装置には、車両の位置情報と、車外対象の位置情報とが入力される。また、提供装置には、車両の運転者の死角対象範囲の情報が入力される。提供装置は、車両の位置情報と、車外対象の位置情報に基づいて、車両と車外対象との相対位置を検出する。また、提供装置は、死角対象範囲の情報を認識すると共に、検出された相対位置を把握し、把握結果に基づいて車外対象が死角対象範囲に入ったか否かを認識する。そして、提供装置は、車外対象が死角対象範囲に入ったことが認識された際に、車外対象に認識情報を提供する。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0003】
特開2013-156703号広報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0004】
本開示は、ユーザの正確な現在位置を把握することができる技術の提供を目的とする。
【課題を解決するための手段】
【0005】
本開示に係る情報処理装置は、
複数の車両の現在位置を取得することと、
前記複数の車両の現在位置に応じて、前記複数の車両それぞれが出力する電波の強度分布を推定することと、
ユーザと共に移動する端末が受信した、前記複数の車両それぞれが出力する電波の受信強度を取得することと、
前記強度分布と前記受信強度とが対応する位置を前記ユーザの現在位置として特定することと、
を実行するように構成される制御部を備える。
【発明の効果】
【0006】
本開示により、ユーザの正確な現在位置を把握することができる。
【図面の簡単な説明】
【0007】
図1は、位置特定システムの概略構成を示す図である。
図2は、2台の車両から出力される電波の強度分布の一例を示す図である。
図3は、サーバの機能構成の一例を概略的に示すブロック図である。
図4は、ユーザ情報データベースに保持されているユーザ情報のテーブル構成の一例を示す図である。
図5は、制御部によって実行される処理のフローチャートである。
【発明を実施するための形態】
【0008】
ユーザの現在位置を把握しようとする場合を想定する。このとき、ユーザと共に移動する端末(以下、単に「端末」と称する場合がある)が取得する現在位置が不正確となる場合がある。また、端末が現在位置を取得できない場合もある。そうすると、ユーザの現在位置の把握が困難となることが想定される。本開示に係る情報処理装置は、斯様な問題を
解決する。
【0009】
本開示に係る情報処理装置の制御部は、複数の車両の現在位置を取得する。ここで、端末が受信することができる電波が複数の車両から出力されている。情報処理装置の制御部は、複数の車両の現在位置に応じて、複数の車両それぞれが出力する電波の強度分布を推定する。また、制御部は、端末が受信した、複数の車両それぞれが出力する電波の受信強度を取得する。このとき、制御部は、強度分布を把握しているため、各地点において端末が各車両から受信する電波の受信強度を把握することができる。そこで、制御部は、強度分布と受信強度とが対応する位置をユーザの現在位置として特定する。
【0010】
以上説明した通り、端末が取得する現在位置が不正確となる場合、又は端末が現在位置を取得できない場合であっても、強度分布と受信強度とを用いて、ユーザの正確な現在位置を把握することが可能となる。
(【0011】以降は省略されています)

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