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公開番号
2025058691
公報種別
公開特許公報(A)
公開日
2025-04-09
出願番号
2023168788
出願日
2023-09-28
発明の名称
電池パック
出願人
トヨタ自動車株式会社
代理人
弁理士法人酒井国際特許事務所
主分類
H01M
50/242 20210101AFI20250402BHJP(基本的電気素子)
要約
【課題】ロアケースとアッパーケースとの接合部の位置よりも高い位置まで、蓄電装置の側方への変位を規制する充填部材を充填することができる電池パックを提供すること。
【解決手段】本発明の電池パックは、ロアケースとアッパーケースとを備え、蓄電装置を収容する電池パックであって、ロアケースとアッパーケースとは第1の方向で対向し、ロアケースとアッパーケースとを接合する接合部を有し、接合部は、第1の方向と直交する第2の方向から見て、蓄電装置と重なるように位置し、ロアケースは、蓄電装置の周囲を囲うように配置された隔壁を有し、隔壁は、接合部よりも第1の方向においてアッパーケース側に突出しており、隔壁と蓄電装置との間には、接合部よりも第1の方向においてアッパーケース側まで充填部材が満たされている。
【選択図】図1
特許請求の範囲
【請求項1】
ロアケースとアッパーケースとを備え、蓄電装置を収容する電池パックであって、
前記ロアケースと前記アッパーケースとは第1の方向で対向し、
前記ロアケースと前記アッパーケースとを接合する接合部を有し、
前記接合部は、前記第1の方向と直交する第2の方向から見て、前記蓄電装置と重なるように位置し、
前記ロアケースは、前記蓄電装置の周囲を囲うように配置された隔壁を有し、
前記隔壁は、前記接合部よりも前記第1の方向において前記アッパーケース側に突出しており、
前記隔壁と前記蓄電装置との間には、前記接合部よりも前記第1の方向において前記アッパーケース側まで充填部材が満たされていることを特徴とする電池パック。
続きを表示(約 510 文字)
【請求項2】
前記隔壁は、前記蓄電装置よりも前記第1の方向において前記アッパーケース側に突出しており、
前記隔壁と前記蓄電装置との間には、前記蓄電装置よりも前記第1の方向において前記アッパーケース側まで前記充填部材が満たされていることを特徴とする請求項1に記載の電池パック。
【請求項3】
前記ロアケースは、底面部と側面部とを有し、
前記隔壁は、前記側面部から前記第1の方向において前記アッパーケース側に向かって形成されていることを特徴とする請求項2に記載の電池パック。
【請求項4】
前記隔壁は、第1の隔壁部と第2の隔壁部とを有しており、
前記第2の隔壁部は、前記第1の隔壁部よりも、前記側面部の前記第1の方向における前記底面部側から延伸して設けられており、
前記第2の隔壁部と前記側面部との間に液溜まり部が設けられており、
前記液溜まり部に浸水検知装置を備えることを特徴とする請求項3に記載の電池パック。
【請求項5】
前記隔壁は、前記アッパーケース側に位置する面に弾性部材を備えることを特徴とする請求項4に記載の電池パック。
発明の詳細な説明
【技術分野】
【0001】
本発明は、電池パックに関する。
続きを表示(約 1,200 文字)
【背景技術】
【0002】
特許文献1には、電池セルの水平方向の変位を抑制する側方規制部を備えた電池モジュールが開示されている。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0003】
特開2018-081820号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0004】
ロアケースとアッパーケースとを備え、蓄電装置を収容する電池パックにおいて、蓄電装置とロアケースとの間に隙間なく側方規制部を配置するために、側方規制部を液体状の充填部材の固化により形成する場合には、ロアケースとアッパーケースとの接合部の位置までしか充填部材を充填することができない。
【0005】
本発明は、上記課題に鑑みてなされたものであって、その目的は、ロアケースとアッパーケースとの接合部の位置よりも高い位置まで、蓄電装置の側方への変位を規制する充填部材を充填することができる電池パックを提供することである。
【課題を解決するための手段】
【0006】
上述した課題を解決し、目的を達成するために、本発明に係る電池パックは、ロアケースとアッパーケースとを備え、蓄電装置を収容する電池パックであって、前記ロアケースと前記アッパーケースとは第1の方向で対向し、前記ロアケースは、前記アッパーケースと接合する接合部を有し、前記接合部は、前記第1の方向と直交する第2の方向から見て、前記蓄電装置と重なるように位置し、前記ロアケースは、隔壁を有し、前記隔壁は、前記接合部よりも前記第1の方向において前記アッパーケース側に突出しており、前記隔壁と前記蓄電装置との間には、前記接合部よりも前記第1の方向において前記アッパーケース側まで充填部材が満たされていることを特徴とするものである。
【0007】
これにより、ロアケースとアッパーケースとの接合部よりもアッパーケース側に突出する隔壁が、接合面よりも高いことによって、ロアケースとアッパーケースとの接合部位置よりも高い位置まで充填部材を充填することができる。
【0008】
また、上記において、前記隔壁は、前記蓄電装置よりも前記第1の方向において前記アッパーケース側に突出しており、前記隔壁と前記蓄電装置との間には、前記蓄電装置よりも前記第1の方向において前記アッパーケース側まで前記充填部材が満たされているようにしてもよい。
【0009】
これにより、蓄電装置よりもアッパーケース側に突出する隔壁が、蓄電装置よりも高いことで、蓄電装置よりも第1の方向においてアッパーケースに充填部材を充填することができる。
【0010】
また、上記において、前記ロアケースは、底面部と側面部とを有し、前記隔壁は、前記側面部から前記第1の方向において前記アッパーケース側に向かって形成されているようにしてもよい。
(【0011】以降は省略されています)
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