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公開番号2025054590
公報種別公開特許公報(A)
公開日2025-04-08
出願番号2023163714
出願日2023-09-26
発明の名称車両の制御装置
出願人トヨタ自動車株式会社
代理人弁理士法人酒井国際特許事務所
主分類B60W 10/06 20060101AFI20250331BHJP(車両一般)
要約【課題】自動運転中に乗員に違和感を与えることを抑制することができる車両の制御装置を提供すること。
【解決手段】動力源としてエンジン(ENG)とモータジェネレータ(MG)とを備え、手動運転と自動運転とで走行することができる車両1の制御装置であって、高車速かつ高負荷である場合、自動運転中は手動運転時に設定されるエンジン回転数の上昇レートと比べてエンジン回転数の上昇レートを小さく設定することを特徴とする。
【選択図】図2
特許請求の範囲【請求項１】
動力源としてエンジンとモータとを備え、手動運転と自動運転とで走行することができる車両の制御装置であって、
高車速かつ高負荷である場合、自動運転中は手動運転時に設定されるエンジン回転数の上昇レートと比べてエンジン回転数の上昇レートを小さく設定する
ことを特徴とする車両の制御装置。

発明の詳細な説明【技術分野】
【０００１】
本発明は、車両の制御装置に関する。
続きを表示（約 1,100 文字）【背景技術】
【０００２】
特許文献１には、動力源としてエンジンとモータとを備えた車両の制御装置において、エンジン回転数の上昇率を設定する際、高車速かつ高負荷である場合には通常時と比べてエンジン回転数の上昇率を大きく設定することが開示されている。
【先行技術文献】
【特許文献】
【０００３】
特許第５８６２６８４号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【０００４】
特許文献１に記載の構成では、高速走行中の加速時にもたつき感を招くことを改善するために、高負荷要求がある場合にはエンジン回転数を早期に上昇させている。しかしながら、自動運転を行なう車両では、乗員が運転操作しないため、加速時のもたつき感を乗員が感じることはない。そのため、自動運転中で乗員による運転操作がない状態でエンジン回転数を早期に上昇させると、急にエンジン音が聞こえやすくなり静粛性が悪化するなど、乗員に違和感を与える虞がある。
【０００５】
本発明は、上記事情に鑑みてなされたものであって、自動運転中に乗員に違和感を与えることを抑制することができる車両の制御装置を提供することを目的とする。
【課題を解決するための手段】
【０００６】
本発明は、動力源としてエンジンとモータとを備え、手動運転と自動運転とで走行することができる車両の制御装置であって、高車速かつ高負荷である場合、自動運転中は手動運転時に設定されるエンジン回転数の上昇レートと比べてエンジン回転数の上昇レートを小さく設定することを特徴とする。
【発明の効果】
【０００７】
本発明では、自動運転中はエンジン回転数の上昇が抑えられるため、静粛性を維持することができ、乗員に違和感を与えることを抑制することができる。
【図面の簡単な説明】
【０００８】
図１は、実施形態における車両を模式的に示す図である。
図２は、エンジン回転数の上昇率を設定する処理フローを示すフローチャート図である。
【発明を実施するための形態】
【０００９】
以下、本発明の実施形態における車両の制御装置について具体的に説明する。なお、本発明は、以下に説明する実施形態に限定されるものではない。
【００１０】
図１は、実施形態における車両を模式的に示す図である。車両１は、エンジン（ＥＮＧ）２と、モータジェネレータ（ＭＧ）３と、動力伝達装置（Ｔ／Ｍ）４と、バッテリ５と、制御装置（ＥＣＵ）１０とを備える。
（【００１１】以降は省略されています）

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