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公開番号
2025054975
公報種別
公開特許公報(A)
公開日
2025-04-08
出願番号
2023164240
出願日
2023-09-27
発明の名称
情報処理装置
出願人
トヨタ自動車株式会社
代理人
弁理士法人秀和特許事務所
主分類
G08G
1/01 20060101AFI20250401BHJP(信号)
要約
【課題】道路の交通状況の予測において、従来よりも精度の高い予測を実施する。
【解決手段】道路を走行する車両10が所定の地点から対象地点に到着するまでの時間である旅行時間を算出する情報処理装置であって、所定の単位時間内に、対象地点を通過する車両10の台数である交通流率を推定することと、所定の地点から対象地点までの道路の区間である第1区間における車両の台数である第1交通量を、第1区間を走行する車両10から取得した走行情報から算出された、第1区間に存在する車両の密度である車両密度に基づいて推定することと、交通流率と第1交通量とに基づいて、第1区間における旅行時間である第1旅行時間を算出することとを、実行する制御部110を備える。
【選択図】図2
特許請求の範囲
【請求項1】
所定の地点から対象地点までの旅行時間を算出する情報処理装置であって、
所定の単位時間内に、前記対象地点を通過する車両の台数である交通流率を推定することと、
前記所定の地点から前記対象地点までの道路の区間である第1区間における車両の台数である第1交通量を、前記第1区間を走行する車両から取得した走行情報から算出された、前記第1区間に存在する車両の密度である車両密度に基づいて推定することと、
前記交通流率と前記第1交通量とに基づいて、前記第1区間における前記旅行時間である第1旅行時間を算出することとを、
実行する制御部を備える、
情報処理装置。
続きを表示(約 780 文字)
【請求項2】
前記制御部は、
前記道路において、渋滞の原因であるボトルネック地点が存在する場合に、前記ボトルネック地点を境に前記第1区間を分割して複数の算出区間を設定し、
複数の前記算出区間毎に、前記算出区間毎に算出された前記車両密度に、前記算出区間の区間長を乗じて、前記算出区間に存在する車両の台数である第2交通量を推定し、
複数の前記算出区間毎に、前記第2交通量と、前記ボトルネック地点における前記交通流率とから、各前記算出区間における、前記算出区間の先端から終端までの前記旅行時間である第2旅行時間を算出し、
全ての前記算出区間の前記第2旅行時間を合計することで、前記第1旅行時間を算出する、
請求項1に記載の情報処理装置。
【請求項3】
前記制御部は、
前記第1区間を走行する車両によって取得された当該車両の走行速度に基づいて、前記車両密度を決定する、
請求項1または2に記載の情報処理装置。
【請求項4】
前記制御部は、
前記走行情報として、前記ボトルネック地点における複数の車両の速度を取得し、
前記ボトルネック地点における前記車両密度と、前記ボトルネック地点における複数の車両の平均速度とに基づいて、前記ボトルネック地点における前記交通流率を推定する、
請求項2に記載の情報処理装置。
【請求項5】
前記制御部は、
前記道路におけるインターチェンジまたはジャンクションからの流入交通量と、前記道路における前記インターチェンジまたは前記ジャンクションからの流出交通量とを取得し、
前記流入交通量と前記流出交通量とに基づいて、前記第1交通量を補正する、
請求項1または2に記載の情報処理装置。
発明の詳細な説明
【技術分野】
【0001】
本開示は、旅行時間の算出に関する。
続きを表示(約 1,400 文字)
【背景技術】
【0002】
交通状況の予測技術が数多く知られている。これに関して、例えば、特許文献1には、交通状況の推定結果と、車両の流入量予測結果とに基づいて予測される予測対象範囲の最上流の基準地点における基準累積交通量予測値と、予測対象範囲の最下流地点における最下流疑似累積交通量予測値とに基づき、道路の交通状況を予測する交通状況予測システム等が開示されている。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0003】
特開2021-71995号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0004】
本開示は、道路の旅行時間の算出において、従来よりも精度の高い予測を実施することを目的とする。
【課題を解決するための手段】
【0005】
本開示の実施形態の一態様は、
所定の地点から対象地点までの旅行時間を算出する情報処理装置であって、
所定の単位時間内に、前記対象地点を通過する車両の台数である交通流率を推定することと、前記所定の地点から前記対象地点までの道路の区間である第1区間における車両の台数である第1交通量を、前記第1区間を走行する車両から取得した走行情報から算出された、前記第1区間に存在する車両の密度である車両密度に基づいて推定することと、前記交通流率と前記第1交通量とに基づいて、前記第1区間における前記旅行時間である第1旅行時間を算出することとを、実行する制御部を備える、
情報処理装置である。
【0006】
また、他の態様として、上記の装置が実行する方法、当該方法をコンピュータに実行させるためのプログラム、または、該プログラムを非一時的に記憶したコンピュータ可読記憶媒体が挙げられる。
【発明の効果】
【0007】
本開示によれば、道路の交通状況の予測において、従来よりも精度の高い予測を実施することができる。
【図面の簡単な説明】
【0008】
実施形態に係るサーバ装置が実行する処理の概要を示す図。
実施形態に係るサーバ装置が有する構成要素を説明する図。
実施形態に係るサーバ装置の制御部が実行する処理のフローチャート。
実施形態に係るサーバ装置の制御部が実行するボトルネック地点がある場合の旅行時間の算出の処理のフローチャート。
車両の速度、車両密度、および、交通流率の関係を示す図。
算出区間の設定の例を示す図。
【発明を実施するための形態】
【0009】
交通状況を予測するシステムが知られている。
【0010】
例えば、車両が所定の地点から対象地点まで道路上を移動するのにかかる時間である旅行時間を予測するシステムについて考える。まず、システムは、道路上に設置された車両感知器等の路側装置が検知したデータと、道路を走行する複数の車両からのプローブデータとを取得する。そして、当該システムは、取得した双方のデータを用いて、交通流率(単位時間あたりの通過交通量)等を算出することで、旅行時間を予測する。このとき、当該システムは、特に、交通流率の予測に、車両感知器等が検知したデータを主に用いている。
(【0011】以降は省略されています)
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