TOP
|
特許
|
意匠
|
商標
特許ウォッチ
Twitter
他の特許を見る
公開番号
2025054547
公報種別
公開特許公報(A)
公開日
2025-04-08
出願番号
2023163646
出願日
2023-09-26
発明の名称
ハイブリッド車
出願人
トヨタ自動車株式会社
代理人
弁理士法人アイテック国際特許事務所
主分類
B60W
20/12 20160101AFI20250331BHJP(車両一般)
要約
【課題】より適正な走行支援計画を作成する。
【解決手段】ハイブリッド車の制御装置は、地図情報と自車位置とに基づく計画または推定された走行経路の各走行区間の情報を用いて各走行区間にモータ走行モードまたは通常走行モードを割り付けた走行支援計画に基づいて走行する走行支援制御を実行する。また、制御装置は、走行経路における各走行区間のうちモータ走行により到着すべきモータ走行指定地点を有する特定走行区間が存在するときに、所定条件に基づいて特定走行区間をモータ走行指定地点を基準にして2つの走行区間に分割して走行支援制御を実行する。
【選択図】図2
特許請求の範囲
【請求項1】
走行用の動力を出力可能なエンジンと、
走行用の動力を出力可能なモータと、
前記モータと電力のやりとりが可能な蓄電装置と、
前記エンジンの運転を停止した状態で前記モータからの動力により走行するモータ走行を行なうモータ走行モードと、必要に応じて前記エンジンからの動力と前記モータからの動力とにより走行する通常走行を行なう通常走行モードとを切り替えて前記エンジンおよび前記モータを制御する際に、地図情報と自車位置とに基づく計画または推定された走行経路の各走行区間の情報を用いて各走行区間に前記モータ走行モードまたは前記通常走行モードを割り付けた走行支援計画に基づいて走行する走行支援制御を実行する制御装置と、
を備えるハイブリッド車であって、
前記制御装置は、前記走行経路における各走行区間のうちモータ走行により到着すべきモータ走行指定地点を有する特定走行区間が存在するときに、所定条件に基づいて前記特定走行区間を前記モータ走行指定地点を基準にして2つの走行区間に分割して前記走行支援制御を実行する、
ことを特徴とするハイブリッド自動車。
続きを表示(約 580 文字)
【請求項2】
請求項1記載のハイブリッド自動車であって、
前記制御装置は、前記所定条件として前記モータ走行指定地点が設定または推定された目的地または追加目的地である第1条件が成立しているときには、前記特定走行区間を前記モータ走行指定地点を基準にして2つの走行区間に分割する、
ハイブリッド自動車。
【請求項3】
請求項2記載のハイブリッド自動車であって、
前記制御装置は、前記所定条件として前記第1条件が成立しているときには、前記特定走行区間のうちの2分割された前半の走行区間をモータ走行区間として設定する、
ハイブリッド自動車。
【請求項4】
請求項1記載のハイブリッド自動車であって、
前記制御装置は、前記所定条件として前記モータ走行指定地点が設定された目的地までの経由地点である第2条件が成立しているときには、前記特定走行区間の前記モータ走行指定地点を基準とする分割を行なわない、
ハイブリッド自動車。
【請求項5】
請求項4記載のハイブリッド自動車であって、
前記制御装置は、前記所定条件として前記第2条件が成立しているときには、前記特定走行区間をモータ走行区間として用いずに前記走行支援制御を実行する、
ハイブリッド自動車。
発明の詳細な説明
【技術分野】
【0001】
本開示は、ハイブリッド車に関する。
続きを表示(約 2,300 文字)
【背景技術】
【0002】
従来、この種のハイブリッド車としては、電動機単独走行の電動機モードと、エンジン単独走行のエンジンモードと、両者併用の併用モードとの各モードをモード切換車速に応じて切り換えるものが提案されている(例えば、特許文献1参照)。このハイブリッド車では、モード切換車速を市街地や、郊外、高速道路、トンネル等の各種環境毎に切り替えることにより、環境に適合した走行を可能としている。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0003】
特開平06-187595号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0004】
近年、自宅周辺の騒音を抑制するためにユーザが自宅周辺にモータ走行領域を設定する場合がある。このとき、モータ走行領域は地図上の走行区間に対して設定される。自宅を目的地として設定して走行支援計画を作成する場合、自宅を含む走行区間にモータ走行が割り当てられるため、走行区間の中程に自宅がある場合には、走行区間の自宅を超えた部分にまでモータ走行が行なわれるものとして走行支援計画が作成されるため、より適正な走行支援計画を作成することができない。
【0005】
本開示のハイブリッド車は、より適正な走行支援計画を作成することを主目的とする。
【課題を解決するための手段】
【0006】
本開示のハイブリッド車は、上述の主目的を達成するために以下の手段を採った。
【0007】
本開示のハイブリッド車は、
走行用の動力を出力可能なエンジンと、
走行用の動力を出力可能なモータと、
前記モータと電力のやりとりが可能な蓄電装置と、
前記エンジンの運転を停止した状態で前記モータからの動力により走行するモータ走行を行なうモータ走行モードと、必要に応じて前記エンジンからの動力と前記モータからの動力とにより走行する通常走行を行なう通常走行モードとを切り替えて前記エンジンおよび前記モータを制御する際に、地図情報と自車位置とに基づく計画または推定された走行経路の各走行区間の情報を用いて各走行区間に前記モータ走行モードまたは前記通常走行モードを割り付けた走行支援計画に基づいて走行する走行支援制御を実行する制御装置と、
を備えるハイブリッド車であって、
前記制御装置は、前記走行経路における各走行区間のうちモータ走行により到着すべきモータ走行指定地点を有する特定走行区間が存在するときに、所定条件に基づいて前記特定走行区間を前記モータ走行指定地点を基準にして2つの走行区間に分割して前記走行支援制御を実行する、
ことを特徴とする。
【0008】
本開示のハイブリッド車は、走行用の動力を出力可能なエンジンと、走行用の動力を出力可能なモータと、モータと電力のやりとりが可能な蓄電装置と、エンジンの運転を停止した状態でモータからの動力により走行するモータ走行を行なうモータ走行モードと、必要に応じてエンジンからの動力とモータからの動力とにより走行する通常走行を行なう通常走行モードとを切り替えてエンジンおよびモータを制御する制御装置を備える。制御装置は、地図情報と自車位置とに基づく計画または推定された走行経路の各走行区間の情報を用いて各走行区間にモータ走行モードまたは通常走行モードを割り付けた走行支援計画に基づいて走行する走行支援制御を実行する。制御装置は、走行経路における各走行区間のうちモータ走行により到着すべきモータ走行指定地点を有する特定走行区間が存在するときに、所定条件に基づいて特定走行区間をモータ走行指定地点を基準にして2つの走行区間に分割して走行支援制御を実行する。これにより、モータ走行により到着すべきモータ走行指定地点を有する特定走行区間をモータ走行指定地点を基準にして分割した2つの走行区間を用いて走行支援計画を作成することができる。この結果、特定走行区間を1つの走行区間として用いて走行支援計画を作成する場合に比して、より適正に走行支援計画を作成することができる。
【0009】
本開示のハイブリッド自動車において、前記制御装置は、前記所定条件として前記モータ走行指定地点が設定または推定された目的地または追加目的地である第1条件が成立しているときには、前記特定走行区間を前記モータ走行指定地点を基準にして2つの走行区間に分割するものとしてもよい。こうすれば、分割した走行区間のうちモータ走行指定地点に到達する側の走行区分だけを用いて走行支援計画を作成することができる。この場合、前記制御装置は、前記所定条件として前記第1条件が成立しているときには、前記特定走行区間のうちの2分割された前半の走行区間をモータ走行区間として設定するものとしてもよい。
【0010】
本開示のハイブリッド自動車において、前記制御装置は、前記所定条件として前記モータ走行指定地点が設定された目的地までの経由地点である第2条件が成立しているときには、前記特定走行区間の前記モータ走行指定地点を基準とする分割を行なわないものとしてもよい。こうすれば、モータ走行指定地点が目的地であるときと経由地点であるときとをより適正に処理することができる。この場合、前記制御装置は、前記所定条件として前記第2条件が成立しているときには、前記特定走行区間をモータ走行区間として用いずに前記走行支援制御を実行するものとしてもよい。
【図面の簡単な説明】
(【0011】以降は省略されています)
この特許をJ-PlatPatで参照する
関連特許
個人
飛行自動車
1か月前
個人
小型EVシステム
今日
個人
眼科手術車
3か月前
個人
授乳用車両
2か月前
日本精機株式会社
ケース
6日前
個人
アンチロール制御装置
20日前
井関農機株式会社
作業車両
2か月前
日本精機株式会社
表示装置
1か月前
日本精機株式会社
表示装置
2か月前
日本精機株式会社
表示装置
1か月前
日本精機株式会社
表示装置
1か月前
日本精機株式会社
照明装置
1か月前
日本精機株式会社
表示装置
1か月前
日本精機株式会社
表示装置
13日前
井関農機株式会社
作業車両
4か月前
日本精機株式会社
表示装置
3か月前
日本精機株式会社
表示装置
13日前
株式会社松華
懸架装置
1か月前
個人
台車用車輪止め具
3か月前
個人
ブレーキシステム
11日前
個人
キャンピングトレーラー
3か月前
個人
自走式立体型洗車場
28日前
横浜ゴム株式会社
タイヤ
10日前
個人
ステージカー
1か月前
個人
謝意シグナル装着車
3か月前
日本精機株式会社
車載表示装置
3か月前
日本精機株式会社
車両用表示装置
1か月前
日本精機株式会社
車両用表示装置
1か月前
日本精機株式会社
車両用表示装置
2か月前
トヨタ自動車株式会社
車両
3か月前
株式会社青木製作所
タンクローリ
3か月前
マツダ株式会社
車両
1か月前
日本精機株式会社
車両用照明装置
2か月前
日本精機株式会社
車両用表示装置
3か月前
マツダ株式会社
車両
1か月前
帝国繊維株式会社
作業車両
5日前
続きを見る
他の特許を見る