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公開番号
2025055828
公報種別
公開特許公報(A)
公開日
2025-04-08
出願番号
2023165208
出願日
2023-09-27
発明の名称
蓄電セル
出願人
トヨタ自動車株式会社
代理人
弁理士法人深見特許事務所
主分類
H01M
50/586 20210101AFI20250401BHJP(基本的電気素子)
要約
【課題】セルケース内部での短絡を抑制する。
【解決手段】本開示に基づく蓄電セル1は、捲回電極体10と、セルケース20とを備えている。捲回電極体10は、正極11Pおよび負極11Nを含んでいる。セルケース20は、捲回電極体10を収容している。セルケース20は、ケース本体21と、蓋22とを含んでいる。ケース本体21は、一方向に開口している。蓋22は、ケース本体21を閉塞している。蓋22は、正極外部端子221Pと、負極外部端子221Nと、絶縁部材222とを含んでいる。正極外部端子221Pは、ケース本体21と直接に接合されている。負極外部端子221Nは、負極11Nに電気的に接続されている。絶縁部材222は、正極外部端子221Pと負極外部端子221Nとを電気的に絶縁している。正極外部端子221Pは、ケース本体21を介して正極11Pと電気的に接続している。
【選択図】図1
特許請求の範囲
【請求項1】
正極および負極を含む捲回電極体と、
前記捲回電極体を収容するセルケースとを備え、
前記セルケースは、一方向に開口するケース本体と、該ケース本体を閉塞する蓋とを含み、
前記蓋は、前記ケース本体と直接に接合された正極外部端子と、前記負極に電気的に接続された負極外部端子と、前記正極外部端子と前記負極外部端子とを電気的に絶縁する絶縁部材とを含み、
前記正極外部端子は、前記ケース本体を介して前記正極と電気的に接続している、蓄電セル。
続きを表示(約 610 文字)
【請求項2】
前記正極は、正極集電箔と、正極合材層とを含み、
前記正極集電箔は、アルミニウムまたはアルミニウム合金から形成されており、
前記正極合材層は、前記正極集電箔に積層されており、
前記ケース本体は、前記正極集電箔と直接に接合されており、
前記ケース本体は、アルミニウムまたはアルミニウム合金から形成されており、
前記正極外部端子は、アルミニウムまたはアルミニウム合金から形成されている、請求項1に記載の蓄電セル。
【請求項3】
前記捲回電極体から見て前記蓋とは反対側において、前記捲回電極体と前記ケース本体との間に配置された正極集電部材をさらに備え、
前記正極は、正極集電箔と、正極合材層とを含み、
前記正極集電箔は、アルミニウムまたはアルミニウム合金から形成されており、
前記正極合材層は、前記正極集電箔に積層されており、
前記正極集電部材は、アルミニウムまたはアルムウム合金から形成されており、
前記正極集電部材は、前記正極集電箔と直接に接合されており、
前記正極集電部材は、前記ケース本体と接続されており、
前記ケース本体は、アルミニウムまたはアルミニウム合金から形成されており、
前記正極外部端子は、アルミニウムまたはアルミニウム合金から形成されている、請求項1に記載の蓄電セル。
発明の詳細な説明
【技術分野】
【0001】
本開示は、蓄電セルに関する。
続きを表示(約 1,300 文字)
【背景技術】
【0002】
特許文献1には、蓄電セルとして従来の非水電解液二次電池が開示されている。この非水電解液二次電池において、負極と、正極とが、多孔質セパレータを介して巻回されて、円筒形容器内に挿入されている。正極および負極からは、リードが取り出されている。円筒形容器はステンレス鋼製である。容器蓋が、当該容器の開口部に周縁部で溶接されている。容器蓋の一部には、正極端子および負極端子が設けられている。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0003】
特許第3322321号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0004】
特許文献1に開示された蓄電セルのように、蓋に正極端子および負極端子の両方が設けられている場合、容器内の正極のリードおよび負極リードの互いの距離が比較的近くなる。これにより、たとえばリード同士が互いに接触して短絡するおそれがある。
【0005】
本開示は、上記の問題点に鑑みてなされたものであり、その目的は、セルケース内部での短絡を抑制できる蓄電セルを提供することである。
【課題を解決するための手段】
【0006】
本開示に基づく蓄電セルは、捲回電極体と、セルケースとを備えている。捲回電極体は、正極および負極を含んでいる。セルケースは、捲回電極体を収容している。セルケースは、ケース本体と、蓋とを含んでいる。ケース本体は、一方向に開口している。蓋は、ケース本体を閉塞している。蓋は、正極外部端子と、負極外部端子と、絶縁部材とを含んでいる。正極外部端子は、ケース本体と直接に接合されている。負極外部端子は、負極に電気的に接続されている。絶縁部材は、正極外部端子と負極外部端子とを電気的に絶縁している。正極外部端子は、ケース本体を介して正極と電気的に接続している。
【0007】
上記の構成によれば、捲回電極体と蓋との間にタブリードなどの正極集電部材を設ける必要がなくなる。よって、捲回電極体と蓋との間で、正極集電部材が負に帯電した部材と接触することがなくなる。ひいては、セルケース内部での短絡を抑制できる。
【発明の効果】
【0008】
本開示によれば、セルケース内部での短絡を抑制できる。
【図面の簡単な説明】
【0009】
実施形態1に係る蓄電セルを示す断面図である。
捲回電極体を部分的に分解して示す斜視図である。
実施形態1に係る蓄電セルを部分的に示す一の分解斜視図である。
実施形態1に係る蓄電セルを部分的に示す他の分解斜視図である。
実施形態2に係る蓄電セルを示す断面図である。
実施形態2に係る蓄電セルを部分的に示す分解斜視図である。
【発明を実施するための形態】
【0010】
以下、本開示の各実施形態に係る蓄電セルについて、図面を参照しながら説明する。図中の同一または相当部分には同一符号を付して、その説明は繰り返さない。
(【0011】以降は省略されています)
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