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公開番号
2025052816
公報種別
公開特許公報(A)
公開日
2025-04-07
出願番号
2023161731
出願日
2023-09-25
発明の名称
車両上部構造
出願人
トヨタ自動車株式会社
代理人
弁理士法人太陽国際特許事務所
主分類
B60J
5/10 20060101AFI20250328BHJP(車両一般)
要約
【課題】車両の走行時において、車両の共鳴音を低減させるための棚部を簡単に形成できる車両上部構造を得る。
【解決手段】車両12の車両上方側で車幅方向に延在する隙間部16と、隙間部16の車両後方側に配置された第1パネル30と、第1パネル30の上面に重ねられて配置された第2パネル32と、を備えた車両上部構造10であって、第2パネル32の前端面32Fよりも所定の長さ突出された第1パネル30の前端部30Fを、車両の走行時に車両前方側から隙間部16へ流入する空気による共鳴音を低減可能な棚部34とする。
【選択図】図2
特許請求の範囲
【請求項1】
車両の車両上方側で車幅方向に延在する隙間部と、
前記隙間部の車両後方側に配置された第1パネルと、
前記第1パネルの上面に重ねられて配置された第2パネルと、
を備え、
前記第2パネルの前端面よりも所定の長さ突出された前記第1パネルの前端部が、車両の走行時に車両前方側から前記隙間部へ流入する空気による共鳴音を低減可能な棚部とされている車両上部構造。
続きを表示(約 330 文字)
【請求項2】
前記隙間部は、車両におけるルーフパネルとバックドアとの間に形成されている請求項1に記載の車両上部構造。
【請求項3】
前記第1パネルは、リアスポイラーであり、前記第2パネルは、リアスポイラーカバーである請求項2に記載の車両上部構造。
【請求項4】
前記棚部の車両前後方向に沿った長さは、前記隙間部の車両前後方向に沿った間隔の1/5~1/2である請求項1~請求項3の何れか1項に記載の車両上部構造。
【請求項5】
前記第2パネルの上面から前記棚部の上面までの車両上下方向に沿った長さは、前記隙間部の車両前後方向に沿った間隔の1/5以上である請求項1~請求項3の何れか1項に記載の車両上部構造。
発明の詳細な説明
【技術分野】
【0001】
本発明は、車両上部構造に関する。
続きを表示(約 1,200 文字)
【背景技術】
【0002】
空気が流れる表面に形成された開口部と、その表面の内側に形成されて開口部と繋がる閉空間と、を有し、開口部における空気流の下流側に、上記表面から閉空間側へオフセットした棚部を有する車両の共鳴音改善構造は、従来から知られている(例えば、特許文献1参照)。この棚部の空気流方向の長さLtは、開口部の空気流方向の長さLsに対してLt=0.18Ls~0.53Lsとされ、この棚部の上記表面からの高さHtは、開口部の空気流方向の長さLsに対してHt=0.17Ls以上とされている。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0003】
特開2001-225646号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0004】
しかしながら、車両の走行時において、車両の共鳴音を低減させるための棚部が1つの部材のみで形成されていると、その部材の加工又は成形が必要となり、その製造工程が複雑になる。
【0005】
そこで、本発明は、車両の走行時において、車両の共鳴音を低減させるための棚部を簡単に形成できる車両上部構造を得ることを目的とする。
【課題を解決するための手段】
【0006】
上記の目的を達成するために、本発明に係る第1の態様の車両上部構造は、車両の車両上方側で車幅方向に延在する隙間部と、前記隙間部の車両後方側に配置された第1パネルと、前記第1パネルの上面に重ねられて配置された第2パネルと、を備え、前記第2パネルの前端面よりも所定の長さ突出された前記第1パネルの前端部が、車両の走行時に車両前方側から前記隙間部へ流入する空気による共鳴音を低減可能な棚部とされている。
【0007】
第1の態様の発明によれば、第2パネルの前端面よりも所定の長さ突出された第1パネルの前端部が、車両の走行時に車両前方側から隙間部へ流入する空気による共鳴音を低減可能な棚部とされている。つまり、棚部が第1パネルと第2パネルとの2つの部材によって形成されている。したがって、棚部が1つの部材のみによって形成されている場合に比べて、その棚部が簡単に形成される。
【0008】
また、本発明に係る第2の態様の車両上部構造は、第1の態様の車両上部構造であって、前記隙間部は、車両におけるルーフパネルとバックドアとの間に形成されている。
【0009】
第2の態様の発明によれば、車両におけるルーフパネルとバックドアとの間に形成されている隙間部から発生する共鳴音が効果的に抑制される。
【0010】
また、本発明に係る第3の態様の車両上部構造は、第2の態様の車両上部構造であって、前記第1パネルは、リアスポイラーであり、前記第2パネルは、リアスポイラーカバーである。
(【0011】以降は省略されています)
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