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公開番号2025050515
公報種別公開特許公報(A)
公開日2025-04-04
出願番号2023159354
出願日2023-09-25
発明の名称冷却システム
出願人トヨタ自動車株式会社
代理人個人,個人,個人
主分類B60K 11/02 20060101AFI20250328BHJP(車両一般)
要約【課題】低コストかつ冷却効率の高い冷却システムを提供する。
【解決手段】電動車における発熱機器を冷却する冷却システムであって、前記冷却システムは、冷却液と、前記冷却液の流路と、前記冷却液を前記流路内で循環させるポンプとを備え、前記流路は、流路壁にニトリルゴムを含む部位を備え、前記冷却液は、鉱油を95質量%以上含みかつアニリン点が80℃～105℃である冷却システム。
【選択図】図1
特許請求の範囲【請求項１】
電動車における発熱機器を冷却する冷却システムであって、
前記冷却システムは、冷却液と、前記冷却液の流路と、前記冷却液を前記流路内で循環させるポンプとを備え、
前記流路は、流路壁にニトリルゴムを含む部位を備え、
前記冷却液は、鉱油を９５質量％以上含みかつアニリン点が８０℃～１０５℃である冷却システム。
続きを表示（約 280 文字）【請求項２】
前記冷却液は、４０℃における動粘度が、５ｍｍ
２
／ｓ以下である、請求項１に記載の冷却システム。
【請求項３】
前記発熱機器が、インバーター、コンバーター、ジェネレーター、モーター及びバッテリーからなる群より選ばれる少なくとも一種である、請求項１に記載の冷却システム。
【請求項４】
前記冷却液が、添加剤を含み、
前記添加剤が、消泡剤、抗酸化剤、錆止剤、流動点降下剤、分散剤、表面活性剤及び流動帯電防止剤からなる群より選ばれる少なくとも一種である、請求項１に記載の冷却システム。

発明の詳細な説明【技術分野】
【０００１】
本開示は、冷却システムに関する。
続きを表示（約 1,100 文字）【背景技術】
【０００２】
特許文献１～５において開示されるような冷却システムに関して様々な技術が提案されている。
【先行技術文献】
【特許文献】
【０００３】
特開２０１１－１４６３２０号公報
特開２０２１－０６８８３８号公報
特開２０１７－０９１８０１号公報
特開２０１６－１９０９５３号公報
特開２０１１－２５２１００号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【０００４】
二次電池（バッテリー）の冷却システムには冷却液の絶縁性が求められる。また、コスト競争の激しい電動車では冷却システムにも低コスト化が求められる。さらに、発熱機器（二次電池、インバーター、コンバーター、ジェネレーター、モーター等）が高密度に搭載される電動車では、冷却液の流路を細く（断面積を小さく）しても効率的に冷却できる冷却システムが求められる。従来技術の冷却液では、冷却性と低コストのニトリルゴムとの適合性の両立が困難である。
【０００５】
本開示は、上記実情に鑑みてなされたものであり、低コストかつ冷却効率の高い冷却システムを提供することを主目的とする。
【課題を解決するための手段】
【０００６】
すなわち、本開示には、以下の態様が含まれる。
＜１＞電動車における発熱機器を冷却する冷却システムであって、
前記冷却システムは、冷却液と、前記冷却液の流路と、前記冷却液を前記流路内で循環させるポンプとを備え、
前記流路は、流路壁にニトリルゴムを含む部位を備え、
前記冷却液は、鉱油を９５質量％以上含みかつアニリン点が８０℃～１０５℃である冷却システム。
【０００７】
＜２＞前記冷却液は、４０℃における動粘度が、５ｍｍ
２
／ｓ以下である、前記＜１＞に記載の冷却システム。
【０００８】
＜３＞前記発熱機器が、インバーター、コンバーター、ジェネレーター、モーター及びバッテリーからなる群より選ばれる少なくとも一種である、前記＜１＞に記載の冷却システム。
【０００９】
＜４＞前記冷却液が、添加剤を含み、
前記添加剤が、消泡剤、抗酸化剤、錆止剤、流動点降下剤、分散剤、表面活性剤及び流動帯電防止剤からなる群より選ばれる少なくとも一種である、前記＜１＞に記載の冷却システム。
【発明の効果】
【００１０】
本開示の冷却システムは、低コストかつ冷却効率が高い。
【図面の簡単な説明】
（【００１１】以降は省略されています）

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