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公開番号
2025044581
公報種別
公開特許公報(A)
公開日
2025-04-02
出願番号
2023152244
出願日
2023-09-20
発明の名称
インソール
出願人
トヨタ自動車株式会社
代理人
弁理士法人平木国際特許事務所
主分類
A43B
17/08 20060101AFI20250326BHJP(履物)
要約
【課題】履き心地及び通気性を向上できるインソールを提供する。
【解決手段】インソール1は、履物に装着された状態で使用されるインソールであって、ラティス構造からなるインソール本体10と、インソール本体10の上面に形成されたカバー20とを有する。インソール本体10は、使用者の足親指21に対応する第1部分11と、使用者の足指付け根22に対応する第2部分12とを有する。インソール本体10において、各部分のラティス構造の密度は、第1部分11、第2部分12、第1部分11及び第2部分12以外の部分の順で小さくなっている。
【選択図】図1
特許請求の範囲
【請求項1】
履物に装着された状態で使用されるインソールであって、
前記インソールは、ラティス構造からなり、使用者の足親指に対応する第1部分を有し、
前記第1部分は、前記第1部分以外の部分よりもラティス構造の密度が大きいことを特徴とするインソール。
続きを表示(約 630 文字)
【請求項2】
使用者の足指付け根に対応する第2部分及び使用者の踵に対応する第3部分の少なくとも一方を更に有し、
前記第2部分を有する場合、各部分のラティス構造の密度は、前記第1部分、前記第2部分、前記第1部分及び前記第2部分以外の部分の順で小さくなり、
前記第3部分を有する場合、各部分のラティス構造の密度は、前記第1部分、前記第3部分、前記第1部分及び前記第3部分以外の部分の順で小さくなり、
前記第2部分及び前記第3部分の両方を有する場合、各部分のラティス構造の密度は、前記第1部分、前記第2部分、前記第3部分、前記第1部分、前記第2部分及び前記第3部分以外の部分の順で小さくなる請求項1に記載のインソール。
【請求項3】
前記インソール全体の厚さは同じである請求項1又は2に記載のインソール。
【請求項4】
前記インソールがドライビング用インソールとして用いられる場合、使用者右足の第5中足骨と第5中足骨の外側の小趾外転筋とに対応する第4部分を更に有し、
各部分のラティス構造の密度は、前記第1部分、前記第4部分、前記第2部分、前記第3部分、前記第1部分、前記第2部分、前記第3部分及び前記第4部分以外の部分の順で小さくなる請求項2に記載のインソール。
【請求項5】
3Dプリンタを用いて、請求項1又は2に記載のインソールを製造することを特徴とするインソールの製造方法。
発明の詳細な説明
【技術分野】
【0001】
本発明は、履物に装着された状態で使用されるインソールに関する。
続きを表示(約 1,900 文字)
【背景技術】
【0002】
従来、このような技術分野として、例えば特許文献1に記載されるものがある。特許文献1に記載のインソールは、アウトソール、ミッドソール及び中底ボードとともに積層され、靴使用者の足の圧力により変形しやすい靴を構成する。この靴では、足指に対応する複数の凹部を設け、各凹部内にそれぞれ反発体を配置することで、爪先で地面を後方に蹴り出す足の動きを支援する。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0003】
特開2011-104044号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0004】
しかし、上述のインソールを有する靴では、爪先が凹部に食い込みやすいため、良い履き心地を得られない問題があった。また、インソールがエチレンビニルアセテート(EVA)、ポリオレフィン発泡体、ポリウレタン発泡体、熱可塑性ポリウレタン、ゴム等により隙間のない板状に形成されるので、通気性が悪く、蒸れやすいという問題もあった。
【0005】
本発明は、このような技術課題を解決するためになされたものであって、履き心地及び通気性を向上できるインソールを提供することを目的とする。
【課題を解決するための手段】
【0006】
本発明に係るインソールは、履物に装着された状態で使用されるインソールであって、前記インソールは、ラティス構造からなり、使用者の足親指に対応する第1部分を有し、前記第1部分は、前記第1部分以外の部分よりもラティス構造の密度が大きいことを特徴とする。
【0007】
本発明に係るインソールでは、ラティス構造が採用されている。ラティス構造は、枝状に分かれた格子を周期的に並べることにより形成された、空洞をもつ立体構造であって、優れた通気性及びクッション性を有するため、インソールの通気性を改善できるとともに、インソールのクッション性を高める効果を期待できる。そして、通気性を改善すると、雑菌の繁殖やカビの発生を抑制することができる。また、クッション性を高めると、使用者の足への衝撃を吸収し、足の動作をサポートすることができる。その結果、良い履き心地を得られるとともに通気性を向上できる。
【0008】
また、通常の歩行時に、使用者の足親指が最後に地面から離れるので、足親指で地面を蹴り出す力が大きくなれば、歩行が楽になる。本発明に係るインソールでは、使用者の足親指に対応する第1部分のラティス構造の密度が第1部分以外の部分のラティス構造の密度よりも大きいため、第1部分をそれ以外の部分よりも硬くすることができる。これによって、足親指の蹴り出す力を大きくすることができるので、歩きやすくなる。また、例えば本発明に係るインソールが装着された靴を履いて車のアクセルペダルやブレーキペダルを操作する際に、第1部分のラティス構造の密度が第1部分以外の部分よりも大きいため、足親指による踏み込む力を自然に大きくすることができ、足親指の踏み込み操作を安定させることができる。従って、これらのペダルにダイレクトに力をかけられ、アクセルやブレーキのコントロールをしやすくすることができる。
【0009】
本発明に係るインソールにおいて、使用者の足指付け根に対応する第2部分及び使用者の踵に対応する第3部分の少なくとも一方を更に有し、前記第2部分を有する場合、各部分のラティス構造の密度は、前記第1部分、前記第2部分、前記第1部分及び前記第2部分以外の部分の順で小さくなり、前記第3部分を有する場合、各部分のラティス構造の密度は、前記第1部分、前記第3部分、前記第1部分及び前記第3部分以外の部分の順で小さくなり、前記第2部分及び前記第3部分の両方を有する場合、各部分のラティス構造の密度は、前記第1部分、前記第2部分、前記第3部分、前記第1部分、前記第2部分及び前記第3部分以外の部分の順で小さくなることが好ましい。
【0010】
このようにすれば、第1部分と、第2部分又は/及び第3部分と、これら以外の部分とでラティス構造密度の強弱をつけることにより、足親指による踏み込む力を優先して確保しつつ、足指付け根又は/及び踵による踏み込む力を大きくすることができる。このように第1部分と、第2部分又は/及び第3部分とが相まって、安定した歩行又は安定したペダル操作を実現することができる。
(【0011】以降は省略されています)
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