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公開番号
2025091598
公報種別
公開特許公報(A)
公開日
2025-06-19
出願番号
2023206921
出願日
2023-12-07
発明の名称
車両
出願人
トヨタ自動車株式会社
代理人
弁理士法人深見特許事務所
主分類
B60W
50/14 20200101AFI20250612BHJP(車両一般)
要約
【課題】目的地への到着後に防犯カメラを動作可能にしつつ、ユーザビリティの悪化を抑制する。
【解決手段】車両1は、バッテリ2と、バッテリ2から供給される電力を用いて車両1の内部または周囲を撮影する防犯カメラ3と、車両1のユーザとの間で情報を授受するHMI9と、車両1の目的地への到着後に車両1の内部または周囲を撮影するように防犯カメラ3を制御するECU7とを備える。目的地への車両1の到着時におけるバッテリ2の残量が所定量を下回ると推定され、かつ、目的地が車両1に対する被害が想定される地域である場合に、ECU7は、目的地までの間のバッテリ2からの供給電力を低減するバッテリセーブモードをユーザに提案するようにHMI9を制御し、それにより目的地への到着後におけるバッテリ2から防犯カメラ3への供給電力を確保する。
【選択図】図2
特許請求の範囲
【請求項1】
車両であって、
バッテリと、
前記バッテリから供給される電力を用いて前記車両の内部または周囲を撮影する防犯カメラと、
前記車両のユーザとの間で情報を授受するユーザインターフェイスと、
前記車両の目的地への到着後に前記車両の内部または周囲を撮影するように前記防犯カメラを制御する制御装置とを備え、
前記目的地への前記車両の到着時における前記バッテリの残量が所定量を下回ると推定され、かつ、前記目的地が前記車両に対する被害が想定される地域である場合に、前記制御装置は、前記目的地までの間の前記バッテリからの供給電力を低減するバッテリセーブモードを前記ユーザに提案するように前記ユーザインターフェイスを制御し、それにより前記目的地への到着後における前記バッテリから前記防犯カメラへの供給電力を確保する、車両。
発明の詳細な説明
【技術分野】
【0001】
本開示は車両に関する。
続きを表示(約 1,700 文字)
【背景技術】
【0002】
特開2015-135677号公報(特許文献1)は、ドライブカメラ機能と、防犯カメラ機能とを有する車両用録画装置を開示する。録画装置は、車両に接近する人を検知すると、防犯カメラ機能による記録手段への録画が直ぐに開始できるアクティブ状態にする機能と、カーセキュリティをディスアームにする信号を受信した場合、アクティブ状態を解除する機能とを有する。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0003】
特開2015-135677号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0004】
防犯カメラが搭載された車両では以下のような課題が生じ得ることに本発明者らは着目した。車両の目的地が車両に対する被害(盗難、車上荒らし等)が想定される地域である場合、目的地への到着後に防犯カメラを動作させたいというユーザの要求が存在する。その一方で、防犯カメラは、車載バッテリから供給される電力を用いて動作する。そのため、走行時におけるバッテリから各種機器への供給電力が大きいと、目的地への到着後にはバッテリに十分な電力が残っておらず、防犯カメラを動作させることができない可能性がある。ただし、走行時におけるバッテリからの供給電力を過度に抑制すると、ユーザビリティが悪化する可能性がある。
【0005】
本開示は上記課題を解決するためになされたものであり、本開示の目的の1つは、目的地への到着後に防犯カメラを動作可能にしつつ、ユーザビリティの悪化を抑制することである。
【課題を解決するための手段】
【0006】
本開示のある局面に係る車両は、バッテリと、バッテリから供給される電力を用いて車両の内部または周囲を撮影する防犯カメラと、車両のユーザとの間で情報を授受するユーザインターフェイスと、車両の目的地への到着後に車両の内部または周囲を撮影するように防犯カメラを制御する制御装置とを備える。目的地への車両の到着時におけるバッテリの残量が所定量を下回ると推定され、かつ、目的地が車両に対する被害が想定される地域である場合に、制御装置は、目的地までの間のバッテリからの供給電力を低減するバッテリセーブモードをユーザに提案するようにユーザインターフェイスを制御し、それにより目的地への到着後におけるバッテリから防犯カメラへの供給電力を確保する。
【発明の効果】
【0007】
本開示によれば、目的地への到着後に防犯カメラを動作可能にしつつ、走行時におけるユーザビリティの悪化を抑制できる。
【図面の簡単な説明】
【0008】
本開示の実施の形態に係る車両の構成を示す図である。
本実施の形態に係るモード設定処理の処理手順を示すフローチャートである。
図2に示したモード設定処理の続きの処理手順を示すフローチャートである。
【発明を実施するための形態】
【0009】
以下、本開示の実施の形態について、図面を参照しながら詳細に説明する。なお、図中同一または相当部分には同一符号を付して、その説明は繰り返さない。
【0010】
[実施の形態]
<車両構成>
図1は、本開示の実施の形態に係る車両の構成を示す図である。車両1は、バッテリ2と、防犯カメラ3と、駆動システム4と、HVAC(Heating Ventilation and Air-Conditioning)システム5と、カーエンターテインメントシステム6と、ECU(Electronic Control Unit)7と、ナビゲーションシステム8と、HMI(Human Machine Interface)9とを備える。防犯カメラ3、駆動システム4、HVACシステム5およびカーエンターテインメントシステム6(および他の機器)は、いずれもバッテリ2からの供給電力を用いて動作する。図示しないが、ECU7は、外部サーバとの双方向通信が可能に構成されている。
(【0011】以降は省略されています)
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