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公開番号2025092034
公報種別公開特許公報(A)
公開日2025-06-19
出願番号2023207661
出願日2023-12-08
発明の名称蓄電装置
出願人トヨタ自動車株式会社
代理人弁理士法人深見特許事務所
主分類H01M 50/242 20210101AFI20250612BHJP(基本的電気素子)
要約【課題】上方から入力された荷重の蓄電セルへの伝達を抑制することが可能な蓄電装置を提供すること。
【解決手段】蓄電装置1は、複数の蓄電セル110を含む蓄電モジュールと、外部端子同士を接続するバスバーと、外部端子及びバスバーを上方から覆う断熱板300と、断熱板を蓄電モジュールに締結する締結部材400と、蓄電モジュールに隣接する位置に設けられており、上方から入力される荷重を受ける荷重受け部材500と、を備える。荷重受け部材500は、断熱板の上面よりも高い位置において荷重を受ける荷重受け面510を有する。締結部材400は、断熱板の上面よりも高い位置に位置している。
【選択図】図3
特許請求の範囲【請求項1】
それぞれが外部端子を有する複数の蓄電セルを含む蓄電モジュールと、
前記複数の蓄電セルの前記外部端子同士を接続するバスバーと、
断熱材からなり、前記外部端子及び前記バスバーを上方から覆う断熱板と、
前記断熱板を前記蓄電モジュールに締結する締結部材と、
前記蓄電モジュールに隣接する位置に設けられており、上方から入力される荷重を受ける荷重受け部材と、を備え、
前記荷重受け部材は、前記断熱板の上面よりも高い位置において前記荷重を受ける荷重受け面を有し、
前記締結部材は、前記断熱板の上面よりも高い位置に位置している、蓄電装置。
続きを表示(約 590 文字)【請求項2】
前記締結部材の上面は、前記荷重受け面の高さ位置と同じかそれよりも高い位置に位置している、請求項1に記載の蓄電装置。
【請求項3】
前記蓄電モジュールは、前記複数の蓄電セルの並び方向における前記複数の蓄電セルの外側に配置された一対のエンドプレートを含み、
前記締結部材は、前記断熱板を前記エンドプレートに締結している、請求項1又は2に記載の蓄電装置。
【請求項4】
前記蓄電モジュールに隣接する位置に設けられた他の蓄電モジュールと、
前記蓄電モジュールと前記他の蓄電モジュールとの間に配置されており、前記蓄電モジュール及び前記他の蓄電モジュールの少なくとも一方の電圧を監視する電圧監視ユニットと、をさらに備え、
前記荷重受け部材は、前記蓄電モジュールと前記他の蓄電モジュールとの間でかつ前記電圧監視ユニットに隣接する位置に配置されており、
前記電圧監視ユニットは、前記締結部材と前記荷重受け部材との間に配置されている、請求項1に記載の蓄電装置。
【請求項5】
前記蓄電モジュールを収容するセルケースをさらに備え、
前記荷重受け面は、前記セルケースの中央領域に設けられており、
前記締結部材は、前記中央領域の周囲の領域に設けられている、請求項1に記載の蓄電装置。

発明の詳細な説明【技術分野】
【0001】
本開示は、蓄電装置に関する。
続きを表示(約 1,100 文字)【背景技術】
【0002】
例えば、特開2023-46898号公報には、複数の電池セルと、バスバーと、マイカ板と、を備える電池パックが開示されている。各電池セルの上面には、一対の電極端子と安全弁とが設けられている。バスバーは、互いに隣接する電池セルの電極端子同士を接続している。マイカ板は、電極端子及びバスバーを覆っている。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0003】
特開2023-46898号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0004】
特開2023-46898号公報に記載される電池パックでは、上方から入力された荷重の蓄電セルへの伝達について改善の余地がある。
【0005】
本開示の目的は、上方から入力された荷重の蓄電セルへの伝達を抑制することが可能な蓄電装置を提供することである。
【課題を解決するための手段】
【0006】
本開示の一局面に従った蓄電装置は、それぞれが外部端子を有する複数の蓄電セルを含む蓄電モジュールと、前記複数の蓄電セルの前記外部端子同士を接続するバスバーと、断熱材からなり、前記外部端子及び前記バスバーを上方から覆う断熱板と、前記断熱板を前記蓄電モジュールに締結する締結部材と、前記蓄電モジュールに隣接する位置に設けられており、上方から入力される荷重を受ける荷重受け部材と、を備え、前記荷重受け部材は、前記断熱板の上面よりも高い位置において前記荷重を受ける荷重受け面を有し、前記締結部材は、前記断熱板の上面よりも高い位置に位置している。
【発明の効果】
【0007】
本開示によれば、上方から入力された荷重の蓄電セルへの伝達を抑制することが可能な蓄電装置を提供することができる。
【図面の簡単な説明】
【0008】
本開示の一実施形態における蓄電装置を概略的に示す平面図である。
蓄電モジュールの一部を概略的に示す平面図である。
図1におけるIII-III線での断面図である。
【発明を実施するための形態】
【0009】
本開示の実施形態について、図面を参照して説明する。なお、以下で参照する図面では、同一又はそれに相当する部材には、同じ番号が付されている。
【0010】
図1は、本開示の一実施形態における蓄電装置を概略的に示す平面図である。図2は、蓄電モジュールの一部を概略的に示す平面図である。図3は、図1におけるIII-III線での断面図である。この蓄電装置1は、例えば、車両に搭載される。
(【0011】以降は省略されています)

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