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公開番号2025095695
公報種別公開特許公報(A)
公開日2025-06-26
出願番号2023211879
出願日2023-12-15
発明の名称電池
出願人トヨタ自動車株式会社,国立大学法人大阪大学
代理人個人,個人,個人
主分類H01M 10/052 20100101AFI20250619BHJP(基本的電気素子)
要約【課題】不可逆容量を低減することができる電池を提供する。
【解決手段】正極層、電解質層および負極層をこの順に有する電池であって、前記電解質層は、MeFSA(ジメチルスルファモイルフルオリド)と、LiFSI(リチウムビス(フルオロスルホニル)イミド)と、を含み、前記負極層は、負極活物質としてSi系活物質を含む、電池。
【選択図】図1
特許請求の範囲【請求項１】
正極層、電解質層および負極層をこの順に有する電池であって、
前記電解質層は、ＭｅＦＳＡ（ジメチルスルファモイルフルオリド）と、ＬｉＦＳＩ（リチウムビス（フルオロスルホニル）イミド）と、を含み、
前記負極層は、負極活物質としてＳｉ系活物質を含む、電池。
続きを表示（約 290 文字）【請求項２】
前記ＬｉＦＳＩと前記ＭｅＦＳＡのモル比が、ＬｉＦＳＩ：ＭｅＦＳＡ＝１：１２～１：３である、請求項１に記載の電池。
【請求項３】
前記負極活物質は、ポーラスクラスレートＳｉである、請求項１に記載の電池。
【請求項４】
前記負極活物質は、負極活物質粒子であり、
前記負極活物質粒子のＤ５０は０．７μｍ以下である、請求項１に記載の電池。
【請求項５】
前記負極活物質は、負極活物質粒子であり、
前記負極活物質粒子の比表面積は２５～６０ｍ
２
／ｇである、請求項１に記載の電池。

発明の詳細な説明【技術分野】
【０００１】
本開示は、電池に関する。
続きを表示（約 870 文字）【背景技術】
【０００２】
特許文献１において開示されるような負極活物質としてＳｉ系活物質を含む電池に関して様々な技術が提案されている。
【先行技術文献】
【特許文献】
【０００３】
特開２０２３－０４４６２０号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【０００４】
負極活物質としてのＳｉ系活物質を液系電池で用いる場合には、不可逆容量低減の観点で改善の余地がある。
【０００５】
本開示は、上記実情に鑑みてなされたものであり、不可逆容量を低減することができる電池を提供することを主目的とする。
【課題を解決するための手段】
【０００６】
すなわち、本開示には、以下の態様が含まれる。
＜１＞正極層、電解質層および負極層をこの順に有する電池であって、
前記電解質層は、ＭｅＦＳＡ（ジメチルスルファモイルフルオリド）と、ＬｉＦＳＩ（リチウムビス（フルオロスルホニル）イミド）と、を含み、
前記負極層は、負極活物質としてＳｉ系活物質を含む、電池。
【０００７】
＜２＞前記ＬｉＦＳＩと前記ＭｅＦＳＡのモル比が、ＬｉＦＳＩ：ＭｅＦＳＡ＝１：１２～１：３である、＜１＞に記載の電池。
【０００８】
＜３＞前記負極活物質は、ポーラスクラスレートＳｉである、＜１＞又は＜２＞に記載の電池。
【０００９】
＜４＞前記負極活物質は、負極活物質粒子であり、
前記負極活物質粒子のＤ５０は０．７μｍ以下である、＜１＞～＜３＞のいずれか１つに記載の電池。
【００１０】
＜５＞前記負極活物質は、負極活物質粒子であり、
前記負極活物質粒子の比表面積は２５～６０ｍ
２
／ｇである、＜１＞～＜４＞のいずれか１つに記載の電池。
【発明の効果】
（【００１１】以降は省略されています）

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