TOP特許意匠商標
特許ウォッチ Twitter
公開番号2025095961
公報種別公開特許公報(A)
公開日2025-06-26
出願番号2023212370
出願日2023-12-15
発明の名称蓄電装置
出願人トヨタ自動車株式会社
代理人弁理士法人深見特許事務所
主分類H01M 10/04 20060101AFI20250619BHJP(基本的電気素子)
要約【課題】注液口を封止する封止部材の保護と、導電板同士の位置ずれの抑制と、の両立が可能な蓄電装置を提供すること。
【解決手段】蓄電装置1は、電極体12と、電極体の縁部を保持する保持部14と、保持部に形成された注液口を封止する封止部20と、封止部を保護する保護部材40と、積層方向における電極体の両側から電極体に接するように配置された一対の導電板30と、を備える。封止部20は、積層方向と直交する直交方向に保持部から突出している。保護部材40は、直交方向に封止部と間隔をおいて封止部を被覆する被覆部42と、積層方向における被覆部の一方側に配置された導電板と被覆部とを連結する第1連結部44と、積層方向における被覆部の他方側に配置された導電板と被覆部とを連結する第2連結部46と、を有する。
【選択図】図1
特許請求の範囲【請求項1】
互いに積層された複数の電極を含む電極体と、
前記電極体の縁部を保持する保持部と、
前記保持部に形成された注液口を封止する封止部と、
前記封止部を保護する保護部材と、
前記複数の電極の積層方向における前記電極体の両側から前記電極体に接するように配置された一対の導電板と、を備え、
前記封止部は、前記積層方向と直交する直交方向に前記保持部から突出しており、
前記保護部材は、
前記直交方向に前記封止部と間隔をおいて前記封止部を被覆する被覆部と、
前記積層方向における前記被覆部の一方側に配置された前記導電板と前記被覆部とを連結する第1連結部と、
前記積層方向における前記被覆部の他方側に配置された前記導電板と前記被覆部とを連結する第2連結部と、を有する、蓄電装置。
続きを表示(約 330 文字)【請求項2】
前記保護部材は、前記積層方向における両側から前記封止部を挟持する一対の挟持部をさらに有する、請求項1に記載の蓄電装置。
【請求項3】
前記一対の挟持部の各々は、前記保持部に当接する当接部を含む、請求項2に記載の蓄電装置。
【請求項4】
前記積層方向における前記被覆部の長さは、前記積層方向における前記電極体の長さと同じである、請求項1に記載の蓄電装置。
【請求項5】
各前記導電板は、前記第1連結部及び前記第2連結部を受け入れる貫通孔を有し、
前記積層方向における前記第1連結部の長さ及び前記積層方向における前記第2連結部の長さは、各前記導電板の厚みと同じである、請求項4に記載の蓄電装置。

発明の詳細な説明【技術分野】
【0001】
本開示は、蓄電装置に関する。
続きを表示(約 1,200 文字)【背景技術】
【0002】
特開2023-80893号公報には、互いに積層された複数のバイポーラ型セルと、バイポーラ型セルに形成された注液口を封止する封止部材と、を備える蓄電モジュールが開示されている。各セルの注液部材は、積層方向と直交する方向に突出している。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0003】
特開2023-80893号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0004】
特開2023-80893号公報に記載されるような蓄電モジュールでは、振動等に起因して蓄電装置を構成する部品が封止部材に接触する懸念がある。また、蓄電モジュールの両面に集電板等の導電板が積層される場合、導電板同士が互いに位置ずれする懸念がある。
【0005】
本開示の目的は、注液口を封止する封止部材の保護と、導電板同士の位置ずれの抑制と、の両立が可能な蓄電装置を提供することである。
【課題を解決するための手段】
【0006】
本開示の一局面に従った蓄電装置は、互いに積層された複数の電極を含む電極体と、前記電極体の縁部を保持する保持部と、前記保持部に形成された注液口を封止する封止部と、前記封止部を保護する保護部材と、前記複数の電極の積層方向における前記電極体の両側から前記電極体に接するように配置された一対の導電板と、を備え、前記封止部は、前記積層方向と直交する直交方向に前記保持部から突出しており、前記保護部材は、前記直交方向に前記封止部と間隔をおいて前記封止部を被覆する被覆部と、前記積層方向における前記被覆部の一方側に配置された前記導電板と前記被覆部とを連結する第1連結部と、前記積層方向における前記被覆部の他方側に配置された前記導電板と前記被覆部とを連結する第2連結部と、を有する。
【発明の効果】
【0007】
本開示によれば、注液口を封止する封止部材の保護と、導電板同士の位置ずれの抑制と、の両立が可能な蓄電装置を提供することができる。
【図面の簡単な説明】
【0008】
本開示の一実施形態における蓄電装置の一部を概略的に示す斜視図である。
保護部材の斜視図である。
蓄電装置を概略的に示す断面図である。
蓄電モジュールの変形例を概略的に示す斜視図である。
蓄電装置の変形例を概略的に示す断面図である。
【発明を実施するための形態】
【0009】
本開示の実施形態について、図面を参照して説明する。なお、以下で参照する図面では、同一またはそれに相当する部材には、同じ番号が付されている。
【0010】
図1は、本開示の一実施形態における蓄電装置の一部を概略的に示す斜視図である。図2は、保護部材の斜視図である。図3は、蓄電装置を概略的に示す断面図である。
(【0011】以降は省略されています)

この特許をJ-PlatPatで参照する

関連特許

東レ株式会社
積層多孔質膜
今日
株式会社潤工社
同軸ケーブル
25日前
株式会社ExH
電流開閉装置
27日前
個人
マルチバンドコイルアンテナ
12日前
エイブリック株式会社
半導体装置
27日前
矢崎総業株式会社
電線
7日前
株式会社大阪ソーダ
複合固体電解質
6日前
株式会社GSユアサ
蓄電素子
6日前
株式会社GSユアサ
蓄電装置
27日前
オムロン株式会社
電磁継電器
28日前
株式会社GSユアサ
蓄電装置
3日前
株式会社GSユアサ
蓄電装置
25日前
日本特殊陶業株式会社
保持装置
4日前
トヨタ自動車株式会社
電源装置
27日前
ダイハツ工業株式会社
固定治具
6日前
オムロン株式会社
スイッチ装置
25日前
株式会社ダイヘン
変圧器
18日前
日星電気株式会社
ケーブルアセンブリ
26日前
住友電装株式会社
端子台
26日前
東レエンジニアリング株式会社
実装装置
7日前
東洋電装株式会社
操作装置
28日前
ローム株式会社
チップ部品
10日前
トヨタ自動車株式会社
電池パック
27日前
トヨタ自動車株式会社
電池パック
12日前
中国電力株式会社
断路器操作構造
28日前
ローム株式会社
チップ部品
10日前
トヨタ自動車株式会社
電池パック
12日前
トヨタ自動車株式会社
電池パック
12日前
ローム株式会社
チップ部品
10日前
ローム株式会社
チップ部品
10日前
個人
“hi-light surf.”
5日前
ローム株式会社
チップ部品
27日前
TOWA株式会社
製造装置
4日前
トヨタ自動車株式会社
電池パック
27日前
富士電機株式会社
半導体モジュール
27日前
株式会社ミトリカ
フラッシュランプ
26日前
続きを見る