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公開番号2025092258
公報種別公開特許公報(A)
公開日2025-06-19
出願番号2023208024
出願日2023-12-08
発明の名称自動車
出願人トヨタ自動車株式会社
代理人弁理士法人アイテック国際特許事務所
主分類B60W 30/02 20120101AFI20250612BHJP(車両一般)
要約【課題】自動運転中に運転者に与える変速ショックを低減する。
【解決手段】自動車は、車両の周辺の情報を取得する周辺認識装置からの情報を用いて自動運転により走行するように少なくとも駆動装置と自動変速装置とブレーキ装置とを制御する制御装置を備える。制御装置は、所定走行モードを用いて自動運転により走行するときには、前記自動変速装置における低速側の所定低速段の使用を禁止する。これにより、所定変速段からの変速や所定変速段への変速を抑止することができ、自動運転中に運転者に与える変速ショックを低減することができる。
【選択図】図3
特許請求の範囲【請求項1】
車両の周辺の情報を取得する周辺認識装置からの情報を用いて自動運転により走行するように少なくとも駆動装置と自動変速装置とブレーキ装置とを制御する制御装置を備える自動車であって、
前記制御装置は、所定走行モードを用いて自動運転により走行するときには、前記自動変速装置における低速側の所定低速段の使用を禁止する、
ことを特徴とする自動車。
続きを表示(約 200 文字)【請求項2】
請求項1記載の自動車であって、
前記所定走行モードは、スポーツモード以外の走行モードであり、
前記所定低速段は、1速段である、
自動車。
【請求項3】
請求項1または2記載の自動車であって、
前記制御装置は、前記所定走行モードを用いて自動運転により走行するときには、前記自動変速装置における飛びアップシフトを許可する、
自動車。

発明の詳細な説明【技術分野】
【0001】
本開示は、自動車に関し、詳しくは、自動変速装置を備え、自動運転が可能な自動車に関する。
続きを表示(約 1,500 文字)【背景技術】
【0002】
従来、この種の自動車としては、自動運転制御中には、手動運転中に比べて変速が抑制されるように、加減速要求があることが予測された場合には、変更後のアップ変速線が高車速側、変更後のダウン変速線が高開度側となるように自動変速機の変速線を変更するものが提案されている(例えば、特許文献1参照)。この自動車では、上述の制御により、自動運転中において、自動変速機の変速に起因するビジー感やショックを生じ難くしている。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0003】
特開2019-111994号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0004】
しかしながら、上述の自動車では、自動運転中は、アップ変速線を高車速側、ダウン変速線を高開度側となるように変速線を変更するものの、低速段、特に1速段も使用されるため、ギヤ比の大きな1速段からのアップシフトや1速段へのダウンシフトの際に大きな変速ショックが生じる。自動運転中は、運転者は運転操作を行なわないため、変速ショックへの官能感度が高くなるため、運転者により大きな変速ショックを与えてしまう。
【0005】
本開示の自動車は、自動運転中に運転者に与える変速ショックを低減することを主目的とする。
【課題を解決するための手段】
【0006】
本開示の自動車は、上述の主目的を達成するために以下の手段を採った。
【0007】
本開示の自動車は、
車両の周辺の情報を取得する周辺認識装置からの情報を用いて自動運転により走行するように少なくとも駆動装置と自動変速装置とブレーキ装置とを制御する制御装置を備える自動車であって、
前記制御装置は、所定走行モードを用いて自動運転により走行するときには、前記自動変速装置における低速側の所定低速段の使用を禁止する、
ことを特徴とする。
【0008】
本開示の自動車は、車両の周辺の情報を取得する周辺認識装置からの情報を用いて自動運転により走行するように少なくとも駆動装置と自動変速装置とブレーキ装置とを制御する制御装置を備える。この制御装置は、所定走行モードを用いて自動運転により走行するときには、自動変速装置における低速側の所定低速段の使用を禁止する。これにより、所定走行モードを用いて自動運転しているときに、所定低速段からのアップシフトや所定低速段へのダウンシフトの際の変速ショックを回避することができる。この結果、自動運転中に運転者に与える変速ショックを低減することができる。
【0009】
ここで、所定走行モードはスポーツモード以外の走行モードであるものとしてもよい。スポーツモードは、加速度や変速ショックを楽しむ走行モードであることに基づく。所定低速段は1速段であるものとしてもよい。1速段からのアップシフトの際の変速ショックや1速段へのダウンシフトの際の変速ショックは、他の変速段の変速ショックより大きいことから、1速段の使用を禁止することにより、より大きな変速ショックを回避することができる。
【0010】
本開示の自動車において、前記制御装置は、前記所定走行モードを用いて自動運転により走行するときには、前記自動変速装置における飛びアップシフトを許可するものとしてもよい。飛びアップシフトとしては、例えば、2速段から4速段へのアップシフトや2速段から5速段へのアップシフトが含まれる。こうすれば、変速回数を少なくすることができ、変速ショックを低減することができる。
【図面の簡単な説明】
(【0011】以降は省略されています)

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