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公開番号
2025112685
公報種別
公開特許公報(A)
公開日
2025-08-01
出願番号
2024007076
出願日
2024-01-19
発明の名称
電動作業車
出願人
トヨタ自動車株式会社
,
ヤンマーホールディングス株式会社
代理人
個人
,
個人
主分類
B60K
1/00 20060101AFI20250725BHJP(車両一般)
要約
【課題】筐体の大型化を抑制しつつ電動機と電力制御装置とを接続することができる電動作業車を提供する。
【解決手段】走行車体部の鉛直方向の上方に配置された、電気機器を収容する筐体が備えられている。電力制御装置と電動機とは、その筐体の外に配置され且つ送電用の高圧ケーブルで接続されている。これにより、電気機器の防水性能が確保される。又、電力制御装置と電動機とは、筐体を貫通させることなく直接的に高圧ケーブルによって接続することが可能となる。よって、筐体の大型化を抑制しつつ電動機と電力制御装置とを接続することができる。
【選択図】図2
特許請求の範囲
【請求項1】
1つ又は複数の電動機と、走行可能な走行車体部と、前記走行車体部に取り付けられた、前記電動機からの動力を伝達する動力伝達部と、バッテリと、前記バッテリと前記電動機との間で授受される電力を制御する電力制御装置と、を備えた電動作業車であって、
電気機器と、
前記走行車体部の鉛直方向の上方に配置された、前記電気機器を収容する筐体と、
を更に備えており、
前記電力制御装置と前記電動機とは、前記筐体の外に配置され且つ送電用の高圧ケーブルで接続されていることを特徴とする電動作業車。
続きを表示(約 460 文字)
【請求項2】
前記電力制御装置は、前記走行車体部の鉛直方向の上方であり且つ前記筐体に対して水平方向に隣接して設けられていることを特徴とする請求項1に記載の電動作業車。
【請求項3】
前記走行車体部の鉛直方向の上方であり且つ前記筐体に対して水平方向に隣接して設けられた防塵区域を更に備えており、
前記電力制御装置は、前記防塵区域に配置されており、
前記バッテリは、前記電力制御装置に対して鉛直方向の上方に隣接して配置されており、
前記防塵区域の鉛直方向の下方と、前記防塵区域の前記筐体側を除く水平方向の周りと、に配置されたパネルを更に備えていることを特徴とする請求項2に記載の電動作業車。
【請求項4】
前記電気機器は、前記電力制御装置を駆動する電子制御装置を含んでおり、
前記電子制御装置と前記電力制御装置とは、及び、前記電子制御装置と前記電動機とは、各々、送信用の低圧ケーブルで接続されていることを特徴とする請求項1に記載の電動作業車。
発明の詳細な説明
【技術分野】
【0001】
本発明は、電動機への電力を制御する電力制御装置を備えた電動作業車に関するものである。
続きを表示(約 1,700 文字)
【背景技術】
【0002】
1つ又は複数の電動機と、走行可能な走行車体部と、前記走行車体部に取り付けられた、前記電動機からの動力を伝達する動力伝達部と、バッテリと、前記バッテリと前記電動機との間で授受される電力を制御する電力制御装置と、を備えた電動作業車が良く知られている。例えば、特許文献1に記載された電動トラクタがそれである。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0003】
特開2023-66726号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0004】
ところで、電気機器が電動作業車に搭載されている場合には、例えばその電気機器を筐体に収容することが考えられる。この電気機器は、筐体の中に搭載されることで防水される。この際、筐体は防水の為に密閉されるので、筐体の内部と外部とを接続する為のケーブルやコネクタの配策、筐体の内部と外部とを連通させる為の孔やグロメットなどの構造が必要である。一方で、電動機は、動力伝達部や走行車体部に動力伝達する為に動力伝達部に機械的に連結されるので、筐体の外に配置される。その為、電力制御装置を筐体内に収容してしまうと、電動機と電力制御装置とを接続する為のケーブルなどを筐体の内から外へ防水性能を維持した状態で貫通させる構造などが必要となる。電動機と電力制御装置とが、低圧ケーブルに比べて線形が太く剛性が高い高圧ケーブルで接続される場合、筐体を貫通させる為の構造などが大型化してしまうおそれがある。
【0005】
本発明は、以上の事情を背景として為されたものであり、その目的とするところは、筐体の大型化を抑制しつつ電動機と電力制御装置とを接続することができる電動作業車を提供することにある。
【課題を解決するための手段】
【0006】
第1の発明の要旨とするところは、(a)1つ又は複数の電動機と、走行可能な走行車体部と、前記走行車体部に取り付けられた、前記電動機からの動力を伝達する動力伝達部と、バッテリと、前記バッテリと前記電動機との間で授受される電力を制御する電力制御装置と、を備えた電動作業車であって、(b)電気機器と、(c)前記走行車体部の鉛直方向の上方に配置された、前記電気機器を収容する筐体と、を更に備えており、(d)前記電力制御装置と前記電動機とは、前記筐体の外に配置され且つ送電用の高圧ケーブルで接続されていることにある。
【発明の効果】
【0007】
前記第1の発明によれば、走行車体部の鉛直方向の上方に配置された、電気機器を収容する筐体が備えられている。電力制御装置と電動機とは、その筐体の外に配置され且つ送電用の高圧ケーブルで接続されている。これにより、電気機器の防水性能が確保される。又、電力制御装置と電動機とは、筐体を貫通させることなく直接的に高圧ケーブルによって接続することが可能となる。よって、筐体の大型化を抑制しつつ電動機と電力制御装置とを接続することができる。
【図面の簡単な説明】
【0008】
本発明が適用される電動作業車の概略構成を説明する図である。
防水ボックスや電力制御装置などの配置の一例を説明する図である。
電気機器や電動機などに関わる電気的構成の一例を説明する図である。
防塵エリアを囲むパネルの一例を説明する図である。
【発明を実施するための形態】
【0009】
以下、本発明の実施例を図面を参照して詳細に説明する。
【実施例】
【0010】
図1は、本発明が適用される電動作業車の一例である電動トラクタ10の概略構成の一例を説明する図である。図1の(a)は、電動トラクタ10の左側面視である。図1の(b)は、電動トラクタ10の上面視である。尚、図1の(b)では、便宜上、後述の高圧バッテリ40が除かれている。
(【0011】以降は省略されています)
この特許をJ-PlatPat(特許庁公式サイト)で参照する
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