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公開番号2025113872
公報種別公開特許公報(A)
公開日2025-08-04
出願番号2024008250
出願日2024-01-23
発明の名称充電スタンド
出願人トヨタ自動車株式会社
代理人弁理士法人酒井国際特許事務所
主分類H02J 7/00 20060101AFI20250728BHJP(電力の発電,変換,配電)
要約【課題】簡素な操作で電力経路が断線していることを検出することができる充電スタンドを提供すること。
【解決手段】充電コネクタが電動車両のインレットに接続された際にロックソレノイドを通電することによって、充電コネクタとインレットとを機械的にロックするロック機構を作動させることができる充電スタンドであって、ユーザにより操作部が操作されることに応じてオフになる第1スイッチと、充電コネクタがインレットに接続された際に機械的にオンになるとともに、充電コネクタが充電スタンドの保持部に保持された際に機械的にオンになる第2スイッチと、第1スイッチがオンかつ第2スイッチがオンであることを検出した場合にロックソレノイドの電圧と閾値とを比較してロックソレノイドへの電力経路の断線の有無を判定する制御装置と、を備える。
【選択図】図1
特許請求の範囲【請求項1】
電動車両のインレットに接続され、前記電動車両に電力を供給する充電コネクタと、
前記充電コネクタが有するロックソレノイドへの通電を制御する制御装置と、
を備え、
前記充電コネクタは、
前記充電コネクタが前記インレットに接続された際に通電されるロックソレノイドと、
電源から前記ロックソレノイドへの電力経路にスイッチが設けられた電気回路と、
前記インレットとの接続が解除される際にユーザにより操作される操作部と、
を有し、
前記制御装置は、前記充電コネクタが前記インレットに接続された際に前記ロックソレノイドが通電されることにより生じる磁場によって、前記充電コネクタと前記インレットとを機械的にロックするロック機構を作動させる充電スタンドであって、
前記スイッチは、
前記操作部が操作されない場合にはオンになり、前記操作部が操作されることに応じてオフになる第1スイッチと、
前記第1スイッチと直列に接続され、前記充電コネクタが前記インレットに接続された際に機械的にオンになるとともに、前記インレットとの接続が解除された状態でも前記充電コネクタが前記充電スタンドの保持部に保持された際に機械的にオンになる第2スイッチと、を含み、
前記制御装置は、前記第1スイッチがオンかつ前記第2スイッチがオンであることを検出した場合、前記ロックソレノイドの電圧と閾値とを比較して、前記電力経路の断線の有無を判定する
ことを特徴とする充電スタンド。

発明の詳細な説明【技術分野】
【0001】
本発明は、充電スタンドに関する。
続きを表示(約 1,400 文字)【背景技術】
【0002】
特許文献1には、電圧検出線の断線故障と放電スイッチの短絡故障とのいずれかが発生していることを判断し、故障原因を切り分けるための電池制御装置が開示されている。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0003】
特開2022-134657号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0004】
しかしながら、特許文献1に記載の構成では、複数のスイッチを複雑なタイミングでオンとオフとを切り替える制御が必要となり、故障を検出する操作が煩雑である。
【0005】
本発明は、上記事情に鑑みてなされたものであって、簡素な操作で電力経路が断線していることを検出することができる充電スタンドを提供することを目的とする。
【課題を解決するための手段】
【0006】
本発明は、電動車両のインレットに接続され、前記電動車両に電力を供給する充電コネクタと、前記充電コネクタが有するロックソレノイドへの通電を制御する制御装置と、を備え、前記充電コネクタは、前記充電コネクタが前記インレットに接続された際に通電されるロックソレノイドと、電源から前記ロックソレノイドへの電力経路にスイッチが設けられた電気回路と、前記インレットとの接続が解除される際にユーザにより操作される操作部と、を有し、前記制御装置は、前記充電コネクタが前記インレットに接続された際に前記ロックソレノイドが通電されることにより生じる磁場によって、前記充電コネクタと前記インレットとを機械的にロックするロック機構を作動させる充電スタンドであって、前記スイッチは、前記操作部が操作されない場合にはオンになり、前記操作部が操作されることに応じてオフになる第1スイッチと、前記第1スイッチと直列に接続され、前記充電コネクタが前記インレットに接続された際に機械的にオンになるとともに、前記インレットとの接続が解除された状態でも前記充電コネクタが前記充電スタンドの保持部に保持された際に機械的にオンになる第2スイッチと、を含み、前記制御装置は、前記第1スイッチがオンかつ前記第2スイッチがオンであることを検出した場合、前記ロックソレノイドの電圧と閾値とを比較して、前記電力経路の断線の有無を判定することを特徴とする。
【発明の効果】
【0007】
本発明では、簡素な操作で電力経路が断線していることを検出することができる。
【図面の簡単な説明】
【0008】
図1は、実施形態における充電スタンドを説明するための図である。
【発明を実施するための形態】
【0009】
以下、本発明の実施形態における充電スタンドについて具体的に説明する。なお、本発明は以下に説明する実施形態に限定されるものではない。
【0010】
図1は、実施形態における充電スタンドを説明するための図である。充電スタンド1は、外部電源の電力を電動車両に供給する給電設備に設けられている。例えば外部電源が直流電源である場合、その直流電源の電力を供給する充電スタンド1は急速充電スタンドである。充電スタンド1は、充電コネクタ2と、充電ケーブル3と、制御装置4とを備える。
(【0011】以降は省略されています)

この特許をJ-PlatPat(特許庁公式サイト)で参照する

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