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公開番号
2025091993
公報種別
公開特許公報(A)
公開日
2025-06-19
出願番号
2023207600
出願日
2023-12-08
発明の名称
車両
出願人
トヨタ自動車株式会社
代理人
個人
,
個人
,
個人
主分類
B60K
1/04 20190101AFI20250612BHJP(車両一般)
要約
【課題】 車両後方に配置された上段電池スタックや下段電池スタックが、車両の後方からの衝突時に車両の前方に押し出されることを抑制し、上段電池スタックや下段電池スタックの破損や、上段電池スタックの折れ曲がりによる客室の圧迫を抑制すること。
【解決手段】 車両後方に配置された第1の電池モジュール10と、第1の電池モジュール10の車両前方に配置された第2の電池モジュール20とを備える車両100であって、第1の電池モジュール10は、上段電池スタック12及び下段電池スタック11を備え、車両100は、上段電池スタック12と第2の電池モジュール20を接続固定する強度部材40を備え、強度部材40は、上段電池スタック12との接続部と第2の電池モジュール20との接続部の間に低剛性部43を備えるもの。
【選択図】 図1
特許請求の範囲
【請求項1】
車両後方に配置された第1の電池モジュールと、第1の電池モジュールの車両前方に配置された第2の電池モジュールとを備える車両であって、
第1の電池モジュールは、上段電池スタック及び下段電池スタックを備え、
車両は、上段電池スタックと第2の電池モジュールを接続固定する強度部材を備え、
強度部材は、上段電池スタックとの接続部と第2の電池モジュールとの接続部の間に低剛性部を備える車両。
発明の詳細な説明
【技術分野】
【0001】
本発明は電池パックが配置された車両に関する。
続きを表示(約 1,600 文字)
【背景技術】
【0002】
特許文献1には、車両後方のラゲッジスペースの下方に配置された電池パックが開示されている。
【0003】
特許文献1に記載の電池パックは、車両の上下方向に並んで、互いに接続された上段ケース及び下段ケースと、上段ケースに収納された上段電池スタックと、下段ケースに収納された下段電池スタックとを有し、下段ケースに備えられた一対のフレームのうち、車両後方側に配置されたフレーム(骨格剛性部材)が上段電池スタック及び下段電池スタックよりも車両後方に位置するものとされている。車両の後方からの衝突時に、車両後方側に配置された上記フレームが衝突外力を受けることにより、当該外力が上段電池スタックや下段電池スタックに作用することを抑制できる。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0004】
特開2016-72004号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0005】
しかしながら、特許文献1に記載の衝突外力を受けるフレーム等を、車両コンセプト上で車両後方側の適切位置に配置するスペースがない場合、或いは当該フレームの剛性に不足がある場合では、上記外力が上段電池スタックや下段電池スタックに及ぶおそれがある。このような場合には、上段電池スタックや下段電池スタックが車両前方に押し出されることによって破損したり、上段電池スタックが根元から車両前方へ折れ曲がって車両の客室を圧迫する懸念がある。
【0006】
本発明の課題は、車両後方に配置された上段電池スタックや下段電池スタックが、車両の後方からの衝突時に車両の前方に押し出されることを抑制し、上段電池スタックや下段電池スタックの破損や、上段電池スタックの折れ曲がりによる客室の圧迫を抑制することにある。
【課題を解決するための手段】
【0007】
請求項1に係る発明は、車両後方に配置された第1の電池モジュールと、第1の電池モジュールの車両前方に配置された第2の電池モジュールとを備える車両であって、第1の電池モジュールは、上段電池スタック及び下段スタックを備え、車両は、上段電池スタックと第2の電池モジュールを接続固定する強度部材を備え、強度部材は、上段電池スタックとの接続部と第2の電池モジュールとの接続部の間に低剛性部を備えるようにしたものである。
【発明の効果】
【0008】
(a)車両の後方からの衝突時に、強度部材における第1の電池モジュールの上段電池スタックとの接続部と、第2の電池モジュールとの接続部の間に備えてある低剛性部が切り離されることで、衝突外力を車両の前方の第2の電池モジュールの側に伝達できる。これにより、衝突外力が上段電池スタックや下段電池スタックに及ぶことが抑制され、上段電池スタックや下段電池スタックが車両の前方に押し出されることを抑制できる。ひいては、上段電池スタックや下段電池スタックの破損や、上段電池スタックの折れ曲がりによる客室の圧迫を抑制することができる。
【0009】
(b)第1の電池モジュールにおいて下段電池スタックの上に段積み配置されていて振れ易い上段電池スタックは、強度部材を介して第2の電池モジュールに接続されているから、当該第2の電池モジュールの剛性を利用して振動しにくくなる。
【図面の簡単な説明】
【0010】
図1は車両の電池搭載床面上に搭載された電池パックを示す模式図である。
図2は衝突前後の車両の挙動を示し、(A)は衝突前の状態を示す模式図、(B)は衝突後の状態を示す模式図である。
図3は強度部材を示し、(A)は全体斜視図、(B)は(A)のB-B線に沿う模式断面図である。
図4は強度部材の切り離し状態を示す模式図である。
【発明を実施するための形態】
(【0011】以降は省略されています)
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