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公開番号2025088584
公報種別公開特許公報(A)
公開日2025-06-11
出願番号2023203370
出願日2023-11-30
発明の名称冷却装置
出願人トヨタ自動車株式会社
代理人弁理士法人酒井国際特許事務所
主分類F16H 57/04 20100101AFI20250604BHJP(機械要素または単位;機械または装置の効果的機能を生じ維持するための一般的手段)
要約【課題】独立駆動する各車輪にトランスミッションが配設されている車両の走行中における電費をよくすることができる冷却装置を提供すること。
【解決手段】冷却装置は、冷却水を冷却するラジエータと、前記冷却水を循環する電動ウォーターポンプと、前記冷却水と独立駆動する各車輪に設けられているトランスミッションのオイルとを熱交換する熱交換器と、前記オイルを前記トランスミッション内に循環させる電動オイルポンプと、負荷が高い前記車輪の前記オイルの温度を上限未満に維持しつつ、負荷が低い前記車輪の前記オイルの温度を上限付近まで上昇させるように、前記電動ウォーターポンプ及び前記電動オイルポンプの駆動を制御するように構成されるプロセッサと、を備える。
【選択図】図1
特許請求の範囲【請求項1】
冷却水を冷却するラジエータと、
前記冷却水を循環する電動ウォーターポンプと、
前記冷却水と独立駆動する各車輪に設けられているトランスミッションのオイルとを熱交換する熱交換器と、
前記オイルを前記トランスミッション内に循環させる電動オイルポンプと、
負荷が高い前記車輪の前記オイルの温度を上限未満に維持しつつ、負荷が低い前記車輪の前記オイルの温度を上限付近まで上昇させるように、前記電動ウォーターポンプ及び前記電動オイルポンプの駆動を制御するように構成されるプロセッサと、
を備える冷却装置。

発明の詳細な説明【技術分野】
【0001】
本開示は、冷却装置に関する。
続きを表示(約 1,300 文字)【背景技術】
【0002】
特許文献1には、電動オイルポンプによりトランスアスクルのオイルを循環させ、ウォータジャケットの冷媒と熱交換する技術が開示されている。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0003】
米国特許第11462957号明細書
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0004】
車両の走行中における電費をよくすることが求められている。
【0005】
本開示は、上記に鑑みてなされたものであって、独立駆動する各車輪にトランスミッションが配設されている車両の走行中における電費をよくすることができる冷却装置を提供することを目的とする。
【課題を解決するための手段】
【0006】
本開示に係る冷却装置は、冷却水を冷却するラジエータと、前記冷却水を循環する電動ウォーターポンプと、前記冷却水と独立駆動する各車輪に設けられているトランスミッションのオイルとを熱交換する熱交換器と、前記オイルを前記トランスミッション内に循環させる電動オイルポンプと、負荷が高い前記車輪の前記オイルの温度を上限未満に維持しつつ、負荷が低い前記車輪の前記オイルの温度を上限付近まで上昇させるように、前記電動ウォーターポンプ及び前記電動オイルポンプの駆動を制御するように構成されるプロセッサと、を備える。
【発明の効果】
【0007】
本開示によれば、独立駆動する各車輪にトランスミッションが配設されている車両の走行中における電費をよくすることができる冷却装置を実現することができる。
【図面の簡単な説明】
【0008】
図1は、実施形態に係る冷却装置を含む車両の概略的な構成図である。
図2は、図1に示すトランスミッションの断面図である。
図3は、図2に示すトランスミッションのA-A線に対応する断面図である。
図4は、変形例2に係るトランスミッションのA-A線に対応する断面図である。
【発明を実施するための形態】
【0009】
本開示の実施形態に係る冷却装置について、図面を参照しながら説明する。なお、下記実施形態における構成要素には、当業者が置換可能かつ容易なもの、あるいは実質的に同一のものが含まれる。
【0010】
(実施形態)
〔冷却装置の構成〕
図1は、実施形態に係る冷却装置を含む車両の概略的な構成図である。車両1は、四輪独立駆動が可能な車両であり、図1に示すように、各車輪TにトランスミッションTMが配設されている。車両1の冷却装置は、ラジエータ2と、冷却水3と、電動ウォーターポンプ4と、ECU(Electronic Control Unit)5と、を備える。車両1の冷却装置は、冷却水3を冷却するラジエータ2と、冷却水3を循環する電動ウォーターポンプ4とを含む1系統の冷却機構を備え、ECU5による制御のもと、冷却水3が各トランスミッションTM内のオイルを冷却する。
(【0011】以降は省略されています)

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