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公開番号2025044463
公報種別公開特許公報(A)
公開日2025-04-02
出願番号2023152037
出願日2023-09-20
発明の名称蓄電セル
出願人トヨタ自動車株式会社
代理人弁理士法人深見特許事務所
主分類H01M 50/55 20210101AFI20250326BHJP(基本的電気素子)
要約【課題】絶縁部材の劣化を抑制することが可能な蓄電セルを提供すること。
【解決手段】蓄電セル1は、電極体と、電極体を収容するセルケース200と、電極体に接続された集電端子と、集電端子に接続されており、セルケース外に設けられた外部端子400と、セルケースと外部端子との間に設けられた絶縁部材500と、を備える。集電端子は、それぞれが電極体に接続された複数の集電要素を有する。外部端子400は、それぞれが各集電要素に接続された複数の端子要素411,412,421,422を有する。
【選択図】図1
特許請求の範囲【請求項１】
電極体と、
前記電極体を収容するセルケースと、
前記電極体に接続された集電端子と、
前記集電端子に接続されており、前記セルケース外に設けられた外部端子と、
前記セルケースと前記外部端子との間に設けられた絶縁部材と、を備え、
前記集電端子は、それぞれが前記電極体に接続された複数の集電要素を有し、
前記外部端子は、それぞれが各前記集電要素に接続された複数の端子要素を有する、蓄電セル。

発明の詳細な説明【技術分野】
【０００１】
本開示は、蓄電セルに関する。
続きを表示（約 1,000 文字）【背景技術】
【０００２】
特開２０１１－１７５９１３号公報には、積層体と、積層体に接続された一対の正極集電端子及び一対の負極集電端子と、一対の正極集電端子に接続された正極タブと、一対の負極集電端子に接続された負極タブと、外装体と、を備える積層型電池が開示されている。
【先行技術文献】
【特許文献】
【０００３】
特開２０１１－１７５９１３号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【０００４】
特開２０１１－１７５９１３号公報に記載されるような蓄電セルでは、外装体等のセルケースと外部端子との間にシール等の目的で絶縁部材が配置されることがある。この場合、出力が大きくなると、大電流に伴うジュール熱に起因して絶縁部材が劣化する懸念がある。
【０００５】
本開示の目的は、絶縁部材の劣化を抑制することが可能な蓄電セルを提供することである。
【課題を解決するための手段】
【０００６】
本開示の一局面に従った蓄電セルは、電極体と、前記電極体を収容するセルケースと、前記電極体に接続された集電端子と、前記集電端子に接続されており、前記セルケース外に設けられた外部端子と、前記セルケースと前記外部端子との間に設けられた絶縁部材と、を備え、前記集電端子は、それぞれが前記電極体に接続された複数の集電要素を有し、前記外部端子は、それぞれが各前記集電要素に接続された複数の端子要素を有する。
【発明の効果】
【０００７】
本開示によれば、絶縁部材の劣化を抑制することが可能な蓄電セルを提供することができる。
【図面の簡単な説明】
【０００８】
本開示の一実施形態における蓄電セルを概略的に示す斜視図である。
図１におけるＩＩ－ＩＩ線での断面図である。
図１におけるＩＩＩ－ＩＩＩ線での断面図である。
【発明を実施するための形態】
【０００９】
本開示の実施形態について、図面を参照して説明する。なお、以下で参照する図面では、同一またはそれに相当する部材には、同じ番号が付されている。
【００１０】
図１は、本開示の一実施形態における蓄電セルを概略的に示す斜視図である。図２は、図１におけるＩＩ－ＩＩ線での断面図である。図３は、図１におけるＩＩＩ－ＩＩＩ線での断面図である。
（【００１１】以降は省略されています）

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