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公開番号2025054142
公報種別公開特許公報(A)
公開日2025-04-07
出願番号2023163334
出願日2023-09-26
発明の名称充電制御装置
出願人トヨタ自動車株式会社
代理人弁理士法人酒井国際特許事務所
主分類H02J 7/00 20060101AFI20250331BHJP(電力の発電,変換,配電)
要約【課題】インレットの温度を正確に推定することができる充電制御装置を提供すること。
【解決手段】充電制御装置は、インレットの温度変化を演算するプロセッサを備え、プロセッサが、プロセッサの電源がOFFになる際に、インレットの温度情報をメモリに書き込み、プロセッサの電源がONになった際に、メモリから読み込んだインレットの温度情報を用いて、インレットの温度変化を演算する。
【選択図】図1
特許請求の範囲【請求項１】
インレットの温度変化を演算するプロセッサを備え、
前記プロセッサは、
前記プロセッサの電源がＯＦＦになる際に、前記インレットの温度情報をメモリに書き込み、
前記プロセッサの電源がＯＮになった際に、前記メモリから読み込んだ前記インレットの温度情報を用いて、前記インレットの温度変化を演算する、
充電制御装置。

発明の詳細な説明【技術分野】
【０００１】
本開示は、充電制御装置に関する。
続きを表示（約 1,400 文字）【背景技術】
【０００２】
特許文献１には、充電中にコネクタの挿抜が繰り返されたときの認証を制御する技術が提案されている。特許文献１で提案された技術では、充電中にコネクタが抜かれて充電が中断したことを記録し、この記録に基づいてコネクタが再度挿入されたことを検知することにより、認証を再実行することなく充電を開始する。
【先行技術文献】
【特許文献】
【０００３】
特許第５７２７１０２号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【０００４】
特許文献１で提案された技術では、コネクタが再度挿入された際に即座に充電が再開されるが、コネクタが抜かれたときの温度情報を保持していない。このため、インレットへのコネクタの挿抜が繰り返されると、コネクタが抜かれる以前の温度上昇が加味されず、インレットの温度を正確に推定することができない。
【０００５】
本開示は、上記に鑑みてなされたものであって、インレットの温度を正確に推定することができる充電制御装置を提供することを目的とする。
【課題を解決するための手段】
【０００６】
本開示に係る充電制御装置は、インレットの温度変化を演算するプロセッサを備え、前記プロセッサが、前記プロセッサの電源がＯＦＦになる際に、前記インレットの温度情報をメモリに書き込み、前記プロセッサの電源がＯＮになった際に、前記メモリから読み込んだ前記インレットの温度情報を用いて、前記インレットの温度変化を演算する。
【発明の効果】
【０００７】
本開示によれば、インレットの温度を正確に推定することができる。
【図面の簡単な説明】
【０００８】
図１は、実施形態に係る充電制御装置の概略的な構成を示すブロック図である。
図２は、実施形態に係る充電制御装置による通常の温度監視の一例を示す図である。
図３は、実施形態に係る充電制御装置による通常の温度監視における異常検出の方法の一例を示す図である。
図４は、実施形態に係る充電制御装置による中断ありの温度監視の一例を示す図である。
図５は、実施形態に係る充電制御装置による中断ありの温度監視における異常検出の方法の一例を示す図である。
図６は、実施形態に係る充電制御装置が実行する充電制御方法１の流れを示すフローチャートである。
図７は、実施形態に係る充電制御装置が実行する充電制御方法２の流れを示すフローチャートである。
【発明を実施するための形態】
【０００９】
本開示の実施形態に係る充電制御装置について、図面を参照しながら説明する。なお、下記実施形態における構成要素には、当業者が置換可能かつ容易なもの、あるいは実質的に同一のものが含まれる。
【００１０】
（充電制御装置）
実施形態に係る充電制御装置について、図１～図５を参照しながら説明する。実施形態に係る充電制御装置は、例えば電力を蓄電可能な車両に搭載される。この車両としては、例えばプラグインハイブリッド車（ＰＨＥＶ：Plug-in Hybrid Electric Vehicle）、電気自動車（ＢＥＶ：Battery Electric Vehicle）等が挙げられる。
（【００１１】以降は省略されています）

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