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公開番号
2025057936
公報種別
公開特許公報(A)
公開日
2025-04-09
出願番号
2023167783
出願日
2023-09-28
発明の名称
電池パック
出願人
トヨタ自動車株式会社
代理人
弁理士法人酒井国際特許事務所
主分類
H01M
50/293 20210101AFI20250402BHJP(基本的電気素子)
要約
【課題】ケース内に収容する電池モジュールの数を最大数から減らした場合に、冷却面に結露が発生するのを抑制することができる電池パックを提供すること。
【解決手段】複数の電池セルが第1方向に並んで配置されて積層された電池モジュールと、第1方向と直交する第2方向に複数の電池モジュールを配列して収容可能なケースと、ケース内に収容可能な最大数の電池モジュールにそれぞれ対応させて各電池モジュールと対向する位置に設けられ、各電池モジュールを冷却するための複数の冷却面と、を備え、ケース内に収容する電池モジュールの数を最大数よりも減らした電池パックであって、ケース内において、収容する電池モジュールを減らしたことによって形成された隙間に詰められる断熱材を備えており、断熱材が、冷却面に押し付けられて設けられている。
【選択図】図4
特許請求の範囲
【請求項1】
複数の電池セルが第1方向に並んで配置されて積層された電池モジュールと、
前記第1方向と直交する第2方向に複数の前記電池モジュールを配列して収容可能なケースと、
前記ケース内に収容可能な最大数の前記電池モジュールにそれぞれ対応させて各電池モジュールと対向する位置に設けられ、各電池モジュールを冷却するための複数の冷却面と、
を備え、
前記ケース内に収容する前記電池モジュールの数を前記最大数よりも減らした電池パックであって、
前記ケース内において、収容する前記電池モジュールを減らしたことによって形成された隙間に詰められる断熱材を備えており、
前記断熱材が、前記冷却面に押し付けられて設けられていることを特徴とする電池パック。
続きを表示(約 490 文字)
【請求項2】
前記ケースは、ロアケースとアッパーケースとで構成されており、
前記断熱材に対して前記第1方向から挟み込む一対の拘束エンドプレートと、
前記断熱材に対して前記第2方向から挟み込む一対の拘束サイドプレートと、
前記第1方向と前記第2方向とに直交する第3方向における前記断熱材の前記冷却面側とは反対側の面に配置され、前記第1方向に延びる拘束バンドと、
を有し、
前記一対の拘束サイドプレート及び前記拘束バンドは、前記一対の拘束エンドプレートに固定されており、
前記断熱材を前記冷却面に押し付けた状態で、前記一対の拘束エンドプレートが前記ロアケースに固定されていることを特徴とする請求項1に記載の電池パック。
【請求項3】
前記ケース内に収容可能な最大数の前記電池モジュールにそれぞれ対応させて、前記ケースを介して各電池モジュールと対向する位置に複数の冷却器が設けられており、
前記ケースの前記冷却器が位置する部分の内面が前記冷却面を形成することを特徴とする請求項1または2に記載の電池パック。
発明の詳細な説明
【技術分野】
【0001】
本発明は、電池パックに関する。
続きを表示(約 1,400 文字)
【背景技術】
【0002】
特許文献1には、冷却水が流れる温調プレートの冷却面を電池モジュールの下面に接触させて電池モジュールを冷却する電池パックが開示されている。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0003】
特開2020-053273号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0004】
特許文献1に開示された電池パックでは、ケース内に収容する電池モジュールの数を最大数から減らした場合に、電池モジュールが無い箇所における前記冷却面の周囲に空気層が存在するため、ケース内の空気が前記冷却面に接触して結露が発生する虞がある。
【0005】
本発明は、上記課題に鑑みてなされたものであって、その目的は、ケース内に収容する電池モジュールの数を最大数から減らした場合に、冷却面に結露が発生するのを抑制することができる電池パックを提供することである。
【課題を解決するための手段】
【0006】
上述した課題を解決し、目的を達成するために、本発明に係る電池パックは、複数の電池セルが第1方向に並んで配置されて積層された電池モジュールと、前記第1方向と直交する第2方向に複数の前記電池モジュールを配列して収容可能なケースと、前記ケース内に収容可能な最大数の前記電池モジュールにそれぞれ対応させて各電池モジュールと対向する位置に設けられ、各電池モジュールを冷却するための複数の冷却面と、を備え、前記ケース内に収容する前記電池モジュールの数を前記最大数よりも減らした電池パックであって、前記ケース内において、収容する前記電池モジュールを減らしたことによって形成された隙間に詰められる断熱材を備えており、前記断熱材が、前記冷却面に押し付けられて設けられていることを特徴とするものである。
【0007】
これにより、ケース内に収容する電池モジュールの数を最大数から減らした場合に、冷却面と断熱材との間から空気層を排除することができるため、ケース内の空気が冷却面に接触して冷やされて、冷却面に結露が発生するのを抑制することができる。
【0008】
また、上記において、前記ケースは、ロアケースとアッパーケースとで構成されており、前記断熱材に対して前記第1方向から挟み込む一対の拘束エンドプレートと、前記断熱材に対して前記第2方向から挟み込む一対の拘束サイドプレートと、前記第1方向と前記第2方向とに直交する第3方向における前記断熱材の前記冷却面側とは反対側の面に配置され、前記第1方向に延びる拘束バンドと、を有し、前記一対の拘束サイドプレート及び前記拘束バンドは、前記一対の拘束エンドプレートに固定されており、前記断熱材を前記冷却面に押し付けた状態で、前記一対の拘束エンドプレートが前記ロアケースに固定されているようにしてもよい。
【0009】
これにより、断熱材を拘束して冷却面に押し付けることができる。
【0010】
また、上記において、前記ケース内に収容可能な最大数の前記電池モジュールにそれぞれ対応させて、前記ケースを介して各電池モジュールと対向する位置に複数の冷却器が設けられており、前記ケースの前記冷却器が位置する部分の内面が前記冷却面を形成するようにしてもよい。
(【0011】以降は省略されています)
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