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公開番号2025057979
公報種別公開特許公報(A)
公開日2025-04-09
出願番号2023167860
出願日2023-09-28
発明の名称表示装置
出願人日本信号株式会社
代理人弁理士法人朝日特許事務所
主分類G01V 3/12 20060101AFI20250402BHJP(測定;試験)
要約【課題】特別な訓練を受けなくても利用者が、収容器の内部を透過した透過画像から検知された収容物を把握する。
【解決手段】透過画像取得部111は、X線検査装置2から透過画像を取得する。収容物検知部112は、学習済みモデル121を用いて透過画像から収容器と収容物とを検知する。種別特定部113は、検知した収容物の種別を特定する。姿勢特定部114は、検知した収容物の収容器内における姿勢を特定する。図形取得部115は、特定された種別の図形データを図形DB122から取得する。危険度判断部116は、図形DB122を参照して、検知した収容物の危険度を判断する。合成画像生成部117は、取得した図形データを用いて透過画像に収容物の形状を示す図形を重畳した合成画像を生成する。表示制御部118は、生成した合成画像を表示部15により表示させる。
【選択図】図7
特許請求の範囲【請求項1】
収容器の内部を透過した透過画像から収容物を種別ごとに検知し、検知された前記収容物ごとに対応する該収容物の形状を表した図形を、該収容物が検知された位置に応じて配置して、前記透過画像に重畳して、又は該透過画像の位置に表示する表示装置。
続きを表示(約 210 文字)【請求項2】
前記収容物の姿勢ごとに対応する前記図形を表示する
請求項1に記載の表示装置。
【請求項3】
検知された前記収容物が危険物であるか否かを判断し、判断結果に応じた態様で前記図形を表示する
請求項1に記載の表示装置。
【請求項4】
前記透過画像から前記収容物に対応する前記図形を生成して表示する
請求項1から3のいずれか1項に記載の表示装置。

発明の詳細な説明【技術分野】
【0001】
本発明は、手荷物等の収容器の内部を透過した透過画像から収容物を検知して表示する表示装置の技術に関する。
続きを表示(約 1,200 文字)【背景技術】
【0002】
空港等の手荷物検査は、一般にX線透過画像を係員が目視して判断することにより行われる。係員の目視判断をサポートするために、事前に危険物等の検知対象物を学習しておき、これにより検知された検知対象物を強調して表示する装置も普及している。
【0003】
特許文献1は、観測対象物体を少数方向から透過した投影データを用いて計算により物体内部を再構成して表示する2次元ならびに3次元CTシステムを開示している。
【0004】
特許文献2は、検知ユニットを複数の領域に仮想的に区画し、各領域についてサンプルの検知結果の取得状況を表示部に表示させる検査装置を開示している。
【0005】
特許文献3は、封筒の表面又は裏面を近赤外線LEDにより特定の近赤外線の波長で照射して、その封筒を透過させた光を吸収又は反射させて形成させた透過画像を撮影する封入物検査装置を開示している。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0006】
特開2000-215304号公報
特開2022-49924号公報
特開2018-58258号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0007】
X線手荷物検査装置は、検査結果としてX線透過画像を表示することが一般的である。しかし、X線透過画像は、訓練を受けていない者にとっては分かりにくいことが多い。これに対して、上述した特許文献等に示す通り、X線透過画像から危険物を検知して、その危険物の形状に外接する矩形を表示し、又は、この危険物の名称を示す文字列を表示する装置も検討されている。しかし、矩形、文字列により危険物が強調されても、この透過画像を見る係員は、どのような危険物が検知されたのかを直感的に理解することが困難な場合がある。そのため、X線透過画像を表示する手荷物検査装置を導入すると、これを扱う係員を訓練するコストが発生する。
【0008】
本発明の目的の一つは、特別な訓練を受けなくても利用者が、収容器の内部を透過した透過画像から検知された収容物を把握することができる表示装置を提供することである。
【課題を解決するための手段】
【0009】
本発明は、収容器の内部を透過した透過画像から収容物を種別ごとに検知し、検知された前記収容物ごとに対応する該収容物の形状を表した図形を、該収容物が検知された位置に応じて配置して、前記透過画像に重畳して、又は該透過画像の位置に表示する表示装置、を第1の態様として提供する。
【0010】
第1の態様の表示装置によれば、利用者は、特別な訓練を受けなくても収容器の内部を透過した透過画像から検知された収容物を把握することができる。
(【0011】以降は省略されています)

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