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公開番号
2025059680
公報種別
公開特許公報(A)
公開日
2025-04-10
出願番号
2023169920
出願日
2023-09-29
発明の名称
モータ制御装置
出願人
株式会社ミツバ
代理人
個人
,
個人
,
個人
主分類
G01R
15/20 20060101AFI20250403BHJP(測定;試験)
要約
【課題】省スペースであってもバスバーの電流値を正確に測定しつつ、小型化できるモータ制御装置を提供する。
【解決手段】モータ制御装置は、Y方向に並ぶとともに、Y方向と直交するX方向に延びる複数のバスバー30と、複数のバスバー30のうち、少なくとも1つのバスバー30の電流値を測定するセンサ70と、複数のバスバー30のうち、センサ70により測定されるU相バスバー51と、複数のバスバー30のうち、U相バスバー51と隣り合うV相バスバー52との間に配置される磁気シールド80と、を備え、センサ70と磁気シールド80とは、X方向に並んで配置されている。
【選択図】図3
特許請求の範囲
【請求項1】
第1方向に並ぶとともに、前記第1方向と直交する第2方向に延びる複数のバスバーと、
複数の前記バスバーのうち、少なくとも1つの前記バスバーの電流値を測定するセンサと、
複数の前記バスバーのうち、前記センサにより測定される第1バスバーと、複数の前記バスバーのうち、前記第1バスバーと隣り合う第2バスバーとの間に配置される磁気シールドと、
を備え、
前記センサと前記磁気シールドとは、前記第1方向に並んで配置されている、
ことを特徴とするモータ制御装置。
続きを表示(約 630 文字)
【請求項2】
スイッチング素子が実装された基板を備え、
前記基板には、複数の前記バスバーが実装されており、
複数の前記バスバーは、
外部電源から前記基板に電力を供給するための複数の入力バスバーと、
前記基板からモータへ電力を供給するための複数の出力バスバーと、
を含み、
前記第1バスバー及び前記第2バスバーは、前記出力バスバーである、
ことを特徴とする請求項1に記載のモータ制御装置。
【請求項3】
前記出力バスバーは、三相構造であり、前記第1方向に連続して並んで配置されており、
前記磁気シールドは、前記出力バスバーのうち中央に位置する中央バスバーと、前記中央バスバーを挟んで両側に位置する前記出力バスバーとの間に設けられ、
前記センサは、前記中央バスバーを挟んで両側に位置する前記出力バスバーの電流値を測定する、
ことを特徴とする請求項2に記載のモータ制御装置。
【請求項4】
前記磁気シールドは、
ベース部と、
前記ベース部の幅方向の両側に配置される一対の側壁と、
を有している、
ことを特徴とする請求項1から3の何れか一項に記載のモータ制御装置。
【請求項5】
前記磁気シールドは、高透磁率材料で形成されている、
ことを特徴とする請求項1から3の何れか一項に記載のモータ制御装置。
発明の詳細な説明
【技術分野】
【0001】
この発明は、モータ制御装置に関するものである。
続きを表示(約 1,600 文字)
【背景技術】
【0002】
モータ制御を正確に行うために、バスバーの電流値を測定するセンサ(検出素子)が用いられている。この種のセンサの中には、センサとは別にこのセンサとバスバーとの周囲を取り囲む磁性体であるコアを設けたものが知られている。センサは、コアに形成される磁場の大きさを検出している(例えば、特許文献1,2参照)。
【0003】
特許文献1,2によればコアとセンサとは、電流測定をするバスバーに対して設けられている。このため、バスバーの周囲にはコアとセンサとを設けるための十分な空間が必要であるという課題があった。このため、モータ制御装置の小型化に伴って省スペース化を図るため、コアレスによる電流測定が行われるようになっている。
【0004】
コアレスによる電流測定は、コアを用いた場合と比較して、検出できる磁束が小さくなる傾向があるため、外乱の影響を抑制することが望ましい。そのため、測定対象のバスバーとセンサとの周囲を高磁性体の磁気シールドで囲う方法が提案されている。これによれば、測定対象ではないバスバーからの外乱磁束を防ぐことができ、コアを用いずにバスバーの電流測定ができる。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0005】
特開2013-148513号公報
特開2007-171156号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0006】
ところで、上述の従来技術のような構成では、磁気シールド内に磁束が流れ込む。磁気シールドに流れ込んだ磁束をセンサによって正確に検出する必要がある。このため、磁気シールドをセンサに対して適切に配置しなければ、磁気シールド内を流れる磁束の一部がセンサによる検出に寄与されず、単なる漏れ磁束となる。この結果、センサによって検出される磁束量が低下してしまう。そのため、センサに対する磁気シールドの配置により、バスバーの電流値を正確に測定できないという課題があった。
【0007】
そこで、本発明は、省スペースであってもバスバーの電流値を容易、かつ正確に測定しつつ、小型化できるモータ制御装置を提供するものである。
【課題を解決するための手段】
【0008】
上記の課題を解決するために、本発明の第1態様では、モータ制御装置は、第1方向に並ぶとともに、前記第1方向と直交する第2方向に延びる複数のバスバーと、複数の前記バスバーのうち、少なくとも1つの前記バスバーの電流値を測定するセンサと、複数の前記バスバーのうち、前記センサにより測定される第1バスバーと、複数の前記バスバーのうち、前記第1バスバーと隣り合う第2バスバーとの間に配置される磁気シールドと、を備え、前記センサと前記磁気シールドとは、前記第1方向に並んで配置されている。
【0009】
このような構成とすることで、磁気シールドによって、第2バスバーの周囲に形成される磁束が第1バスバーに流れるのを阻止できる。このため、第2バスバーの周囲の磁束が第1バスバーの電流値を測定するセンサに対して外乱となることを抑制できる。しかも、センサとバスバーとの周囲を磁気シールドによって取り囲む必要もない。このため、磁気シールドに対してセンサを高精度に配置させることなく、容易に第1バスバーの電流値を正確に測定しつつ、モータ制御装置を小型化できる。
【0010】
本発明の第2態様は、第1態様のモータ制御装置において、スイッチング素子が実装された基板を備え、前記基板には、複数の前記バスバーが実装されており、複数の前記バスバーは、外部電源から前記基板に電力を供給するための複数の入力バスバーと、前記基板からモータへ電力を供給するための複数の出力バスバーと、を含み、前記第1バスバー及び前記第2バスバーは、前記出力バスバーであってもよい。
(【0011】以降は省略されています)
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