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公開番号
2025035821
公報種別
公開特許公報(A)
公開日
2025-03-14
出願番号
2023143112
出願日
2023-09-04
発明の名称
ロータ
出願人
トヨタ自動車株式会社
代理人
弁理士法人 快友国際特許事務所
主分類
H02K
21/14 20060101AFI20250307BHJP(電力の発電,変換,配電)
要約
【課題】 複数の回動ロータコアを有するロータを小型化する。
【解決手段】 ロータであって、シャフトと、前記シャフトに固定されている複数の固定ロータコアと、前記シャフトに取り付けられているとともに前記シャフトを中心に前記シャフトに対して相対的に回動可能な複数の回動ロータコアと、連結ピンと、回動機構、を有する。前記シャフトの軸方向において複数の前記固定ロータコアと複数の前記回動ロータコアが交互に配置されている。前記各固定ロータコアに、前記固定ロータコアを前記軸方向において貫通しているとともに前記シャフトの周方向に沿って伸びるスリット孔が設けられている。前記連結ピンが、前記各固定ロータコアの前記スリット孔に挿通された状態で複数の前記回動ロータコアを連結している。前記回動機構が、複数の前記回動ロータコアを前記シャフトに対して相対的に回動させる。
【選択図】図1
特許請求の範囲
【請求項1】
ロータであって、
シャフトと、
前記シャフトに固定されている複数の固定ロータコアと、
前記シャフトに取り付けられており、前記シャフトを中心に前記シャフトに対して相対的に回動可能な複数の回動ロータコアと、
連結ピンと、
回動機構、
を有し、
前記シャフトの軸方向において複数の前記固定ロータコアと複数の前記回動ロータコアが交互に配置されており、
前記各固定ロータコアに、前記固定ロータコアを前記軸方向において貫通しているとともに前記シャフトの周方向に沿って伸びるスリット孔が設けられており、
前記連結ピンが、前記各固定ロータコアの前記スリット孔に挿通された状態で複数の前記回動ロータコアを連結しており、
前記回動機構が、複数の前記回動ロータコアを前記シャフトに対して相対的に回動させる、
ロータ。
発明の詳細な説明
【技術分野】
【0001】
本明細書に開示の技術は、ロータに関する。
続きを表示(約 1,900 文字)
【0002】
特許文献1に開示のロータは、固定ロータコアと回動ロータコアを有する。固定ロータコアはシャフトに固定されており、回動ロータコアはシャフトに対して相対的に回動可能である。また、このロータは、回動ロータコアを回動させる回動機構を有している。回動機構が回動ロータコアを回動させることにより、ロータから生じる磁束(すなわち、ロータからステータに到達する磁束)を変化させることができる。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0003】
特開2010-154699号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0004】
シャフトに複数の回動ロータコアを設ける場合において、回動ロータコアごとに回動機構を設けると、ロータが大型化する。本明細書では、複数の回動ロータコアを有するロータを小型化する技術を提案する。
【課題を解決するための手段】
【0005】
本明細書が開示するロータは、シャフトと、前記シャフトに固定されている複数の固定ロータコアと、前記シャフトに取り付けられているとともに前記シャフトを中心に前記シャフトに対して相対的に回動可能な複数の回動ロータコアと、連結ピンと、回動機構、を有する。前記シャフトの軸方向において複数の前記固定ロータコアと複数の前記回動ロータコアが交互に配置されている。前記各固定ロータコアに、前記固定ロータコアを前記軸方向において貫通しているとともに前記シャフトの周方向に沿って伸びるスリット孔が設けられている。前記連結ピンが、前記各固定ロータコアの前記スリット孔に挿通された状態で複数の前記回動ロータコアを連結している。前記回動機構が、複数の前記回動ロータコアを前記シャフトに対して相対的に回動させる。
【0006】
このロータでは、複数の回動ロータコアが連結ピンにより連結されている。また、連結ピンは各固定ロータコアのスリット孔に挿通されているので、連結ピンはスリット孔に沿って周方向に移動することができる。このため、複数の回動ロータコアと連結ピンは一体となってシャフトに対して相対的に回動することができる。このため、回動機構によって複数の回動ロータコアを一体としてシャフトに対して相対的に回動させることができる。このため、回動ロータコアごとに回動機構を設ける必要がなく、ロータを小型化できる。
【図面の簡単な説明】
【0007】
電気モータの回転軸AXに沿う断面図。
軸方向に沿って見た固定ロータコア44の平面図。
軸方向に沿って見た回動ロータコア46の平面図。
【発明を実施するための形態】
【0008】
図1に示す電気モータは、電動車に搭載されている。電気モータは、電動車の車輪を駆動する。電気モータは、ロータ20とステータ60を備えている。ステータ60は、円筒形状を有している。ロータ20は、ステータ60の径方向内側に配置されている。ロータ20は、回転軸AXを中心に回転可能に配置されている。
【0009】
ロータ20は、シャフト22を有している。シャフト22は、その中心軸が回転軸AXと一致するように配置されている。シャフト22には、ロータコアが同心状に取り付けられている。ロータコアは、複数の固定ロータコア44と複数の回動ロータコア46によって構成されている。固定ロータコア44と回動ロータコア46のそれぞれは、高い透磁率を有する材料により構成されている。固定ロータコア44と回動ロータコア46のそれぞれは、中心に貫通孔が設けられた円盤形状を有している。固定ロータコア44と回動ロータコア46のそれぞれの中心孔内にシャフト22が挿通されている。各固定ロータコア44は、シャフト22に固定されている。各回動ロータコア46は、回転軸AXを中心といてシャフト22に対して相対的に回動可能である。シャフト22の回転軸AXと平行な方向(以下、軸方向という)において、固定ロータコア44と回動ロータコア46が交互に配置されている。
【0010】
図2に示すように、各固定ロータコア44の内部には、複数の磁極48aが配置されている。各磁極48aは、例えば永久磁石である。各固定ロータコア44において、複数の磁極48aは、回転軸AXに対して回転対称に配置されている。図3に示すように、各回動ロータコア46の内部には、複数の磁極48bが配置されている。各磁極48bは、例えば永久磁石である。各回動ロータコア46において、複数の磁極48bは、回転軸AXに対して回転対称に配置されている。
(【0011】以降は省略されています)
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