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公開番号2025068863
公報種別公開特許公報(A)
公開日2025-04-30
出願番号2023178920
出願日2023-10-17
発明の名称電池冷却器
出願人トヨタ自動車株式会社
代理人弁理士法人酒井国際特許事務所
主分類H01M 10/6568 20140101AFI20250422BHJP(基本的電気素子)
要約【課題】冷媒を滞留させず効率良く電池を冷却する。
【解決手段】本発明の電池冷却器は、自動車に搭載される電池の電池冷却器であって、流入部から流入した冷媒が流れる第1主流路と、前記冷媒が流出する流出部へ前記冷媒が流れる第2主流路と、前記第1主流路と前記第2主流路との間で前記第1主流路と前記第2主流路とにつながり、前記第1主流路から流入した冷媒が前記第2主流路へ流れる副流路と、を有し、前記副流路は、前記第1主流路と前記第2主流路との間に複数列設けられ、前記副流路の各々は、前記第1主流路と前記第2主流路との間を少なくとも一往復以上し、前記流入部から最も離れた前記副流路は、一端が前記第1主流路において前記冷媒の流通方向下流側の末端につながり、及び/又は他端が前記第2主流路において前記冷媒の流通方向上流側の末端につながっている。
【選択図】図4B
特許請求の範囲【請求項1】
自動車に搭載される電池の電池冷却器であって、
流入部から流入した冷媒が流れる第1主流路と、
前記冷媒が流出する流出部へ前記冷媒が流れる第2主流路と、
前記第1主流路と前記第2主流路との間で前記第1主流路と前記第2主流路とにつながり、前記第1主流路から流入した冷媒が前記第2主流路へ流れる副流路と、
を有し、
前記副流路は、前記第1主流路と前記第2主流路との間に複数列設けられ、
前記副流路の各々は、前記第1主流路と前記第2主流路との間を少なくとも一往復以上し、
前記流入部から最も離れた前記副流路は、一端が前記第1主流路において前記冷媒の流通方向下流側の末端につながり、及び/又は他端が前記第2主流路において前記冷媒の流通方向上流側の末端につながっている
電池冷却器。
続きを表示(約 220 文字)【請求項2】
前記副流路が往復する方向は、当該電池冷却器の幅方向であり、
前記流入部から最も離れた前記副流路は、少なくとも一部が当該電池冷却器の幅方向の端まで形成されている
請求項1に記載の電池冷却器。
【請求項3】
前記流入部から最も離れた前記副流路は、前記第1主流路と前記第2主流路との間で分岐して前記第1主流路と前記第2主流路との間を少なくとも一往復以上する
請求項1に記載の電池冷却器。

発明の詳細な説明【技術分野】
【0001】
本発明は、電池冷却器に関する。
続きを表示(約 1,200 文字)【背景技術】
【0002】
自動車に搭載されるバッテリーモジュールを冷却する発明として、例えば特許文献1に開示された冷却部材がある。この冷却部材は、バッテリーモジュール又はバッテリーパックの上部や底部に装着されるファスニングプレートを有している。ファスニングプレートは、冷媒が流れる中空構造であり、主通路から分岐通路を介して一方の側面から中空部に冷媒が供給される。中空部に供給された冷媒は、ファスニングプレートの他方の側面から分岐通路を介して主通路へ排出される。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0003】
特表2014-509441号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0004】
特許文献1の図7に示されているように、冷媒が通る主通路は、分岐通路より先まで伸びている部分がある。この部分の端が閉鎖されており、この部分に温度が上昇した冷媒が滞留した場合、この部分の周辺のバッテリーモジュールの温度が下がりにくくなる。
【0005】
本発明は、上記に鑑みてなされたものであって、冷媒を滞留させず効率良く電池を冷却することを目的とする。
【課題を解決するための手段】
【0006】
本発明に係る電池冷却器は、自動車に搭載される電池の電池冷却器であって、流入部から流入した冷媒が流れる第1主流路と、前記冷媒が流出する流出部へ前記冷媒が流れる第2主流路と、前記第1主流路と前記第2主流路との間で前記第1主流路と前記第2主流路とにつながり、前記第1主流路から流入した冷媒が前記第2主流路へ流れる副流路と、を有し、前記副流路は、前記第1主流路と前記第2主流路との間に複数列設けられ、前記副流路の各々は、前記第1主流路と前記第2主流路との間を少なくとも一往復以上し、前記流入部から最も離れた前記副流路は、一端が前記第1主流路において前記冷媒の流通方向下流側の末端につながり、及び/又は他端が前記第2主流路において前記冷媒の流通方向上流側の末端につながっている。
【0007】
これにより、冷媒が流通する流路で冷媒を滞留させず効率良く電池を冷却することができる。
【0008】
また、上記において、前記副流路が往復する方向は、当該電池冷却器の幅方向であり、前記流入部から最も離れた前記副流路は、少なくとも一部が当該電池冷却器の幅方向の端まで形成されていてもよい。
【0009】
これにより、幅方向の端まで電池を冷却することができる。
【0010】
また、上記において、前記流入部から最も離れた前記副流路は、前記第1主流路と前記第2主流路との間で分岐して前記第1主流路と前記第2主流路との間を少なくとも一往復以上してもよい。
(【0011】以降は省略されています)

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