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公開番号2025066316
公報種別公開特許公報(A)
公開日2025-04-23
出願番号2023175814
出願日2023-10-11
発明の名称電動車両
出願人トヨタ自動車株式会社
代理人弁理士法人深見特許事務所
主分類B60L 53/14 20190101AFI20250416BHJP(車両一般)
要約【課題】充電または放電の少なくとも一方が可能な車両において、外部から受信する各種の情報に基づいて充電または放電を実施する場合、充電リレーのON/OFF回数が多くなることを抑制した車両を提供する。
【解決手段】電動車両10は、コネクタ12と、バッテリ11と、充電リレー16と、ECU14を備える。コネクタ12は、外部に設けられた電力プラグ21と接続可能に形成され、充電リレー16は、コネクタ12とバッテリ11の間に設けられる。ECU14は、バッテリ11の充電または放電の少なくとも一方を制御する。電動車両10は、電動車両10にスマート充電が設定されている場合、電力プラグ21がコネクタ12に接続された後、一定期間、充電リレー16をOFFに維持する。
【選択図】図2
特許請求の範囲【請求項1】
外部に設けられた電力プラグが接続されるコネクタと、
二次電池と、
前記コネクタおよび前記二次電池の間に設けられた充電リレーと、
前記二次電池の充電または放電の少なくとも一方を制御する制御装置と、
を備えた電動車両であって、
前記電動車両のスマート充電が設定されている場合においては、前記電力プラグが前記コネクタに接続された後に、一定期間、前記充電リレーはOFFである、電動車両。
続きを表示(約 470 文字)【請求項2】
前記制御装置は、サーバと通信可能に形成されており、
前記サーバは、前記電動車両のユーザが使用するユーザ端末と通信可能であり、
前記スマート充電の設定は、前記ユーザ端末からの入力情報に基づいて設定され、
前記制御装置は、前記入力情報に基づいて前記サーバが設定する充放電計画を、受信する、請求項1に記載の電動車両。
【請求項3】
前記制御装置は、サーバと通信可能に形成されており、
前記サーバは、電力系統における電力需給を調整するための電力需給調整要求に応じて、前記電動車両の前記充放電計画を設定し、
前記制御装置は、前記サーバから前記充放電計画を受信する、請求項1に記載の電動車両。
【請求項4】
前記一定期間経過後に、前記充放電計画を受信していない場合には、前記充電リレーはONになる、請求項2または請求項3に記載の電動車両。
【請求項5】
前記一定期間は、2秒以上15分以下である、請求項1から請求項3のいずれか1項に記載の電動車両。

発明の詳細な説明【技術分野】
【0001】
本開示は、電動車両に関する。
続きを表示(約 1,200 文字)【背景技術】
【0002】
特開2021-027721号公報に記載された車両は、二次電池を備えており、電力需給調整要求に従い二次電池が充放電できるよう形成されている。さらに、上記車両の車両管理装置は、車両の充電リレーの開閉動作の回数を記録し、充電リレーの開閉動作が閾値を超えた場合、当該車両の電力需給調整要求への参加を禁止する。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0003】
特開2021-027721号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0004】
近年、車両に搭載された二次電池をVPP(Virtual power plant)などに活用することについて検討されている。VPPは、たとえば、電力系統の負荷平準化や電力系統における電力不足時に電力系統に電力を供給するためのシステムである。
【0005】
VPPは、二次電池を含む車両と、車両と通信するサーバとを含む。サーバは、電力系統の状態に基づいて、車両から充放電させる充放電計画を策定して、車両に充放電計画を送信する。車両は、サーバから受信した充放電計画に基づいて、電力系統に電力を供給したり、または、電力系統から電力を受電する。
【0006】
その一方で、外部と充電または放電可能な車両は、一般的に、外部に設けられた電力プラグが接続されるインレットを備え、車両は、電力プラグが接続されると、充電または放電を開始することが一般的である。
【0007】
そのため、電力プラグが接続された後に、車両が充放電計画を受信すると、電力プラグが接続された際に、一旦、充電リレーがONとなる。その後、車両が充放電計画を受信した際に、充放電計画の内容によっては、充電リレーがOFFとなる。そして、充放電計画に基づいて、充電などを開始する際に、再度、充電リレーがONとなる。
【0008】
このように、従来の車両においては、VPPを実施する際に、充電リレーのON/OFF回数が多くなるおそれがあるとの課題がある。
【0009】
なお、上記のような課題は、VPPを実施する場合に限られず、たとえば、電力コネクタが接続された後に、車両が、サーバから送信されるタイマー充電やV2Hに係る充放電計画を受信し、その計画に基づき充電する場合においても、同様の課題が生じる。
【0010】
本開示は、上記課題を解決するためになされたものであり、その目的は、充電または放電の少なくとも一方が可能な車両において、外部から受信する各種の情報に基づいて充電または放電を実施する場合に、充電リレーのON/OFF回数が多くなることが抑制された車両を提供することである。
【課題を解決するための手段】
(【0011】以降は省略されています)

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