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公開番号
2025035883
公報種別
公開特許公報(A)
公開日
2025-03-14
出願番号
2023143203
出願日
2023-09-04
発明の名称
車両制御装置
出願人
トヨタ自動車株式会社
代理人
弁理士法人 快友国際特許事務所
主分類
G01C
21/26 20060101AFI20250307BHJP(測定;試験)
要約
【課題】車両の充電時間を最適化することが可能な技術を提供する。
【解決手段】車両は、外部電源を用いて充電可能なバッテリと、外部サーバと各種データを無線通信により通信可能な通信部と、予め記憶している制御プログラムに基づいて、各種制御を実行するECUと、を備えている。車両制御装置は、外部電源によるバッテリの充電中に、外部サーバからECUへの制御プログラムに対するアップデートの要求を検出する処理を実行する。車両制御装置は、アップデートの要求を検出したときの少なくとも一部において、充電中におけるアップデートの実行をECUに対して禁止する処理を実行する。
【選択図】図2
特許請求の範囲
【請求項1】
車両を制御する車両制御装置であって、
前記車両は、
外部電源を用いて充電可能なバッテリと、
外部サーバと各種データを無線通信により通信可能な通信部と、
予め記憶している制御プログラムに基づいて、各種制御を実行するECUと、
を備えており、
前記車両制御装置は、
前記外部電源による前記バッテリの充電中に、前記外部サーバから前記ECUへの前記制御プログラムに対するアップデートの要求を検出する処理と、
前記アップデートの要求を検出したときの少なくとも一部において、前記充電中における前記アップデートの実行を前記ECUに対して禁止する処理と、
を実行する、車両制御装置。
続きを表示(約 650 文字)
【請求項2】
前記ECUに対して禁止する処理では、当該アップデートの緊急度が所定の低レベルの範囲内である場合に、前記アップデートの実行が禁止される、請求項1に記載の車両制御装置。
【請求項3】
前記車両制御装置は、
前記充電中に前記アップデートを実行する場合に、前記アップデートにより前記車両で消費されるアップデート電力量と、その後に前記バッテリに必要とされる必要電力量と、を算出する処理と、
前記アップデート電力量と前記必要電力量との合計量から、前記バッテリへの充電を開始した時点における蓄積電力量を減じて得られる電力量を、前記外部電源から前記バッテリへ充電するために要する残充電時間を算出する処理と、
算出した前記残充電時間をユーザに報知する処理と、
をさらに実行する、請求項2に記載の車両制御装置。
【請求項4】
前記必要電力量は、目的地までの移動に必要な電力量である、請求項3に記載の車両制御装置。
【請求項5】
前記車両制御装置は、
前記充電中に前記アップデートを実行する場合に、前記目的地で前記バッテリを充電可能であるか否かを判断し、
前記目的地での充電が可能であると判断される場合には、前記目的地までの片道分の前記必要電力量を算出し、
前記目的地での充電が不可能であると判断される場合には、前記目的地までの往復分の前記必要電力量を算出する、
請求項4に記載の車両制御装置。
発明の詳細な説明
【技術分野】
【0001】
本明細書が開示する技術は、車両制御装置に関する。
続きを表示(約 1,200 文字)
【背景技術】
【0002】
特許文献1には、車両に搭載されているECUの制御プログラムのアップデートを、外部サーバから無線通信で受信する、いわゆるOTA(On The Air)技術が開示されている。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0003】
特開2023-18875号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0004】
車両のバッテリの充電中にOTAによるアップデートが発生すると、アップデートによる消費電力が増加してしまう。すると例えば、所定の目標SOCまでバッテリを充電する場合には、アップデートの消費電力分だけ充電時間が長くなってしまう。
【課題を解決するための手段】
【0005】
本明細書が開示する車両制御装置は、車両を制御する車両制御装置である。車両は、外部電源を用いて充電可能なバッテリと、外部サーバと各種データを無線通信により通信可能な通信部と、予め記憶している制御プログラムに基づいて、各種制御を実行するECUと、を備えている。車両制御装置は、外部電源によるバッテリの充電中に、外部サーバからECUへの制御プログラムに対するアップデートの要求を検出する処理を実行する。車両制御装置は、アップデートの要求を検出したときの少なくとも一部において、充電中におけるアップデートの実行をECUに対して禁止する処理を実行する。
【0006】
車両制御装置は、様々な装置であってよい。車両制御装置は車両と別体でもよいし、一体でもよい。車両制御装置は、例えば、ユーザの携帯端末(例:スマートフォン、ノートPC、ウェアラブルデバイス)であってもよいし、車両に搭載された制御装置(例:ECU)であってもよい。
【0007】
上記の構成によると、充電中におけるアップデートの実行を、ECUに対して禁止することができる。充電中のアップデートを禁止することにより、充電中にアップデートを実行する場合に比して、充電時間が長くなってしまう事態を抑制することができる。これにより、車両の充電時間を最適化することが可能となる。
【図面の簡単な説明】
【0008】
OTAシステム1のブロック図である。
アップデート処理の内容を説明するフローチャートである。
実施例1の残充電時間の算出処理を説明するフローチャートである。
実施例2の残充電時間の算出処理を説明するフローチャートである。
【発明を実施するための形態】
【0009】
以下に、本明細書が開示する駆動装置の付加的な特徴を列記する。
【0010】
ECUに対して禁止する処理では、当該アップデートの緊急度が所定の低レベルの範囲内である場合に、アップデートの実行が禁止されてもよい。
(【0011】以降は省略されています)
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