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公開番号2025036215
公報種別公開特許公報(A)
公開日2025-03-14
出願番号2024139958
出願日2024-08-21
発明の名称点検支援装置
出願人トヨタ自動車株式会社
代理人弁理士法人 快友国際特許事務所
主分類G06Q 10/20 20230101AFI20250306BHJP(計算;計数)
要約【課題】点検エリアに定められている複数の点検箇所の画像撮影を支援する点検支援装置であって、ユーザが確実に全ての点検箇所を撮影することを支援する。
【解決手段】点検支援装置は、データベースと表示装置とコンピュータを備える。データベースには、点検エリアにおける複数の点検箇所のそれぞれを撮影した複数の過去画像と、各過去画像の点検箇所の位置とが、対応付けられている。コンピュータは、表示装置に次の3つの情報を表示させる。(1)複数の点検箇所の位置を点検エリア上に示した地図。(2)その地図に示されている複数の位置(点検箇所の位置)のうち、ユーザが指定した特定位置に対応付けられた過去画像。(3)ユーザがカメラで撮影している現在画像。コンピュータは、ユーザが取り込みスイッチを押すと現在画像を特定位置に関連付けてデータベースに格納するとともに、特定位置の点検箇所の撮影完了を示す表示を地図に追加する。
【選択図】図4
特許請求の範囲【請求項1】
点検エリアにおける複数の点検箇所のそれぞれを撮影した複数の過去画像のそれぞれと、当該過去画像に映っている前記点検箇所の位置とが、対応付けられて記憶されているデータベースと、
表示装置と、
コンピュータと、
を備えており、
前記コンピュータは、前記表示装置に、
複数の前記点検箇所の位置を前記点検エリア上に示した地図と、
前記地図に示されている複数の前記位置のうちユーザが指定した特定位置に対応付けられた前記過去画像と、
ユーザがカメラで撮影している現在画像と、
を表示させ、
前記コンピュータは、ユーザが取り込みスイッチを押すと前記現在画像を前記特定位置に対応付けて前記データベースに格納するとともに、前記特定位置の点検箇所の撮影完了を示す表示を前記地図に追加する、
点検支援装置。
続きを表示(約 310 文字)【請求項2】
前記コンピュータは、前記表示装置に表示されている前記過去画像と前記現在画像の一致率を算出して前記表示装置に表示させる、請求項1に記載の点検支援装置。
【請求項3】
前記コンピュータは、前記一致率が所定の閾値を上回っており、かつ、前記取り込みスイッチが押されたときに前記現在画像を前記特定位置に関連付けて前記データベースに格納する、請求項2に記載の点検支援装置。
【請求項4】
前記カメラには測位センサが取り付けられており、
前記コンピュータは、前記地図に前記測位センサが計測した現在地を表示する、
請求項1から3のいずれか1項に記載の点検支援装置。

発明の詳細な説明【技術分野】
【0001】
本明細書が開示する技術は、点検エリアに定められている複数の点検箇所の画像撮影を支援する点検支援装置に関する。
続きを表示(約 1,700 文字)【背景技術】
【0002】
一般的に、構造物の点検では、点検箇所の画像を取得して記録に残す。時系列の画像を残すことで、ダメージや劣化の経時変化を確認することができる。構造物の点検を支援する支援装置の一例が特許文献1に開示されている。特許文献1の支援装置は、撮影画像と損傷識別情報とを関連付けて自動で整理することができる。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0003】
特開2023-57591号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0004】
点検箇所の数が多いと点検者は画像の取り忘れに注意を払わなければならない。本明細書は、点検者が確実に全ての点検箇所を撮影することを支援する装置(点検支援装置)を提供する。
【課題を解決するための手段】
【0005】
本明細書が開示する点検支援装置は、データベースと表示装置とコンピュータを備える。データベースには、点検エリアにおける複数の点検箇所のそれぞれを撮影した複数の過去画像と、複数の点検箇所の位置とが、対応付けられて記憶されている。別言すれば、複数の過去画像のそれぞれに、当該過去画像に映っている点検箇所の位置が対応付けられて記憶されている。コンピュータは、表示装置に次の3つの情報を表示させる。(1)複数の点検箇所の位置を点検エリア上に示した地図。(2)その地図に示されている複数の位置(点検箇所の位置)のうち、ユーザ(点検者)が指定した特定位置に対応付けられた過去画像。(3)ユーザがカメラで撮影している現在画像。なお、例えば、一つの橋梁に複数の点検箇所が設定されている場合、「点検エリア」は橋梁全体であり、「地図」とは、橋梁全体の構造図(あるいは平面図や側面図、あるいは写真)に点検箇所の位置が示されている画像でよい。
【0006】
コンピュータは、ユーザが取り込みスイッチを押すと現在画像を特定位置に関連付けてデータベースに格納するとともに、特定位置の点検箇所の撮影完了を示す表示を地図に追加する。点検エリアの全ての点検箇所について、撮影済みであるか、未撮影であるかが地図に表示されるため、ユーザは点検箇所の画像の取り忘れがないかを一目で把握することができる。なお、「データベースに格納する」との表現には、現在画像を一時的にコンピュータに記憶し、全ての点検箇所の現在画像を撮り終えた後にデータベースにアップロードするプロセスも含まれる。
【0007】
コンピュータは、表示装置に表示されている過去画像と現在画像の一致率を算出して表示装置に表示させるとよい。そのような支援により、毎回類似の構図の画像を取得することができる。「一致率」とは、過去画像と現在画像のずれ量に基づいて算出される数値であり、完全一致は「1.0」で表され、完全不一致は「0.0」で表され、一致の程度に応じて「1.0」から「0.0」の間の数値で表される。AIを用いると精度のよい一致率が得られる。
【0008】
コンピュータはさらに、一致率が所定の閾値を上回っており、かつ、取り込みスイッチが押されたときに現在画像を特定位置に関連付けてデータベースに格納するようにしてもよい。一致率の高い画像の取得が保証される。
【0009】
本明細書が開示する技術の詳細とさらなる改良は以下の「発明を実施するための形態」にて説明する。
【図面の簡単な説明】
【0010】
実施例の点検支援装置のブロック図である。
点検エリアと点検箇所の一例(橋梁)を示す模式図である。
データベースの構造の一例を示す図である。
表示装置の表示の一例である(1)。
表示装置の表示の一例である(2)。
表示装置の表示の一例である(3)。
表示装置の表示の一例である(4)。
表示装置の表示の一例である(5)。
表示の装置の表示の一例である(画面遷移の例)。
【発明を実施するための形態】
(【0011】以降は省略されています)

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