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公開番号2025064442
公報種別公開特許公報(A)
公開日2025-04-17
出願番号2023174219
出願日2023-10-06
発明の名称注文管理システム及び注文管理プログラム
出願人個人
代理人個人
主分類G06Q 50/12 20120101AFI20250410BHJP(計算;計数)
要約【課題】高価で複雑な設備等を必要とせず、作業負担を減らして業務の効率化を図ることができ、且つ不正アクセスを防止することができる安全な注文管理システムを提供する。
【解決手段】飲食店11の注文を管理する注文管理システムであって、顧客が所有する顧客用情報通信端末4にインターネット10を介して接続されるウェブサーバ2と、ウェブサーバにインターネットを介して接続される店舗用情報通信端末3と、を具備し、ウェブサーバは、座席毎に設定されている二次元コード14にそれぞれ対応してウェブサーバへのアクセスを許可するアクセスコードを生成して店舗用情報通信端末に送信し、アクセスコードは、飲食店から口頭若しくは書面等によって顧客に提示され、顧客用情報通信端末は、二次元コードを読み取りアクセスコードが入力されるとウェブサーバへのアクセスが許可され、ウェブサーバからメニュー情報を受信し、注文情報の入力が可能となる。
【選択図】図1
特許請求の範囲【請求項1】
飲食店における顧客からの注文を管理する注文管理システムであって、
前記顧客が所有する顧客用情報通信端末にインターネットを介して接続されるウェブサーバと、
前記ウェブサーバにインターネットを介して接続され前記飲食店の店員が利用する店舗用情報通信端末と、を具備し、
前記ウェブサーバは、前記飲食店の座席毎に予め設定されている二次元コードにそれぞれ対応して前記ウェブサーバへのアクセスを許可するアクセスコードを生成して前記店舗用情報通信端末に送信し、
前記店舗用情報通信端末に送信された前記アクセスコードは、前記飲食店から口頭、音声、書面及び表示の何れかの方法によって前記顧客に提示され、
前記顧客用情報通信端末は、前記二次元コードを読み取り前記アクセスコードが入力されることにより前記ウェブサーバへのアクセスが許可され、前記ウェブサーバから前記飲食店のメニュー情報を受信し、注文情報の入力が可能となることを特徴とする注文管理システム。
続きを表示(約 2,200 文字)【請求項2】
前記顧客用情報通信端末に会計の指示が入力され当該顧客に対する会計処理が完了すると、前記ウェブサーバによって前記二次元コードに対する前記アクセスコードが更新されることを特徴とする請求項1に記載の注文管理システム。
【請求項3】
前記顧客用情報通信端末に入力された前記アクセスコードは、前記ウェブサーバで認証された後、前記ウェブサーバによって前記顧客用情報通信端末に保存され、
前記顧客用情報通信端末に保存された前記アクセスコードは、その後の操作において、前記顧客用情報通信端末から前記ウェブサーバに送信されることを特徴とする請求項1または請求項2に記載の注文管理システム。
【請求項4】
飲食店における顧客からの注文を管理する注文管理システムであって、
前記顧客が所有する顧客用情報通信端末にインターネットを介して接続されるウェブサーバと、
前記ウェブサーバにインターネットを介して接続され前記飲食店の店員が利用する店舗用情報通信端末と、を具備し、
前記ウェブサーバは、予め設定されている座席案内用二次元コードに対応して前記ウェブサーバへのアクセスを許可する座席案内用アクセスコードを生成して前記店舗用情報通信端末に送信し、
前記店舗用情報通信端末に送信された前記座席案内用アクセスコードは、前記飲食店から口頭、音声、書面及び表示の何れかの方法によって前記顧客に提示され、
前記顧客用情報通信端末は、前記座席案内用二次元コードを読み取り前記座席案内用アクセスコードが入力されることにより前記ウェブサーバへのアクセスが許可され、前記ウェブサーバから来店者人数を入力する指令を受信し、
前記ウェブサーバは、前記顧客用情報通信端末に前記来店者人数が入力されると前記飲食店の空席情報を確認して座席を決定し前記座席を指定する情報を前記来店者人数が入力された前記顧客用情報通信端末に送信し、
前記座席が指定された前記顧客用情報通信端末は、注文開始の指示が入力されると前記ウェブサーバから前記飲食店のメニュー情報を受信して注文情報の入力が可能となることを特徴とする注文管理システム。
【請求項5】
前記顧客用情報通信端末に前記来店者人数が入力されたら前記座席案内用二次元コードに対する前記座席案内用アクセスコードが更新されることを特徴とする請求項4に記載の注文管理システム。
【請求項6】
前記ウェブサーバは、指定された前記座席に予め設定されている二次元コードに対応して前記ウェブサーバへのアクセスを許可するアクセスコードを生成して前記座席が指定された前記顧客用情報通信端末に保存し、
前記アクセスコードが保存された前記顧客用情報通信端末は、その後の操作において、保存された前記アクセスコードが前記ウェブサーバに送信されることにより前記ウェブサーバへのアクセスが許可されることを特徴とする請求項5に記載の注文管理システム。
【請求項7】
前記アクセスコードが保存された前記顧客用情報通信端末は、保存された前記アクセスコードを表示可能であり、
前記アクセスコードが保存されていない他の前記顧客用情報通信端末は、前記二次元コードを読み取り前記アクセスコードが入力されることにより、前記ウェブサーバから前記アクセスコードが保存され、前記ウェブサーバへのアクセスが許可されることを特徴とする請求項6に記載の注文管理システム。
【請求項8】
前記顧客用情報通信端末に会計の指示が入力され当該顧客に対する会計処理が完了すると、前記ウェブサーバによって前記二次元コードに対する前記アクセスコードが更新されることを特徴とする請求項6または請求項7に記載の注文管理システム。
【請求項9】
飲食店における顧客からの注文を管理する注文管理プログラムであって、
前記顧客が所有する顧客用情報通信端末にインターネットを介して接続されるウェブサーバと、
前記ウェブサーバにインターネットを介して接続され前記飲食店の店員が利用する店舗用情報通信端末と、を具備する注文管理システムの機能を実現させ、
前記飲食店の座席毎に予め設定されている二次元コードにそれぞれ対応して前記ウェブサーバへのアクセスを許可するアクセスコードを生成して前記店舗用情報通信端末に送信する処理を実行させ、
前記店舗用情報通信端末に送信された前記アクセスコードが前記飲食店から口頭、音声、書面及び表示の何れかの方法によって前記顧客に提示され、前記顧客用情報通信端末で前記二次元コードが読み取られ前記アクセスコードが入力されたら前記顧客用情報通信端末の前記ウェブサーバへのアクセスを許可し、前記ウェブサーバから前記顧客用情報通信端末に前記飲食店のメニュー情報を送信して前記顧客用情報通信端末における注文情報の入力を可能とする処理を実行させることを特徴とする注文管理プログラム。
【請求項10】
前記顧客用情報通信端末に会計の指示が入力され当該顧客に対する会計処理が完了したら、前記二次元コードに対する前記アクセスコードを更新する処理を実行させることを特徴とする請求項9に記載の注文管理プログラム。
(【請求項11】以降は省略されています)

発明の詳細な説明【技術分野】
【0001】
本発明は、飲食店において商品の注文等に利用される注文管理システム及び注文管理プログラムに関する。
続きを表示(約 1,700 文字)【背景技術】
【0002】
従来、飲食店において、顧客が注文情報を入力できる情報通信端末を、例えばテーブル毎に設けることが知られている。しかし、このような構成の注文管理システムでは、設備投資が高額であるという問題点がある。そこで、顧客が所持するスマートフォン等の情報通信端末を利用して飲食物を注文できるようにした注文管理システムが知られている。
【0003】
例えば、特許文献1には、顧客が有する顧客携帯端末と、飲食店が有する飲食店端末と、管理サーバと、がインターネットを介して接続され、顧客携帯端末によって、座席に貼られた二次元コードが読み取られると、管理サーバに座席情報が送信されると共に管理サーバから顧客携帯端末にメニュー情報が送信され、顧客携帯端末から飲食物の種類と数量からなる注文情報が管理サーバに送信されると、管理サーバから飲食店端末に注文情報が送信される生産者タイアップ飲食店提供サービスシステムが開示されている。
【0004】
同文献に開示されたシステムでは、この生産者タイアップ飲食店提供サービスシステムを利用するためのアプリが、顧客携帯端末にインストールされ、顧客を識別するための情報、例えば顧客の氏名、メールアドレス、パスワード等の各種情報が、管理サーバに登録される。
【0005】
また例えば、特許文献2には、ネットワークを介して顧客が携行する顧客端末と相互に通信可能な飲食物注文管理システムが開示されている。同文献に開示されたシステムは、メニューにアクセスするためのアクセス情報と、席ID、セキュリティコード等を含む識別情報と、が格納された二次元コードを作成する二次元コード作成手段と、顧客端末が席に掲示された二次元コードを読み取ってメニューにアクセスした場合に顧客端末に対してメニューを送信するメニュー送信手段と、を備える。
【0006】
また例えば、特許文献3には、飲食店の店舗に入店した顧客が携帯端末から飲食物の注文を行い、飲食終了後は該携帯端末により精算と支払を行う、飲食店向けオーダー及び支払サービスシステムが開示されている。同文献に開示されたシステムでは、来店した顧客が自身の携帯端末でこのサービスを利用するためのアプリを起動して顧客ID、パスワードを入力してログインし、飲食店の店舗の二次元コードによりテーブル情報を読み取りサーバに送信すると、サーバがメニュー情報を送信し、顧客の携帯端末から注文受付が可能となる。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0007】
特開2021-189918号公報
特開2020-134969号公報
特開2020-46710号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0008】
しかしながら、上記した従来技術の注文管理システムは、飲食店の設備投資及び管理負担を少なく抑えると共にセキュリティ対策を強化してシステムの安全性を高めるために改善すべき点があった。
【0009】
具体的には、例えば特許文献1に開示された従来技術のように、座席に貼られた二次元コードが顧客携帯端末によって読み取られると、管理サーバから顧客携帯端末にメニュー情報が送信される構成では、飲食店の顧客でない者によって、その店の二次元コードと同一の二次元コードが読み取られ、管理サーバに不正アクセスされる恐れがある。即ち、従来技術の注文管理システムでは、管理サーバへの不正アクセスによって虚偽注文が行われる等の迷惑行為を受ける危険性があった。
【0010】
例えば、一度来店した顧客が二次元コードまたはその印刷物等を不正にコピーして持ち出すことによって、その二次元コードの複製物等を利用して店外から不正にアクセスされる可能性もある。また、二次元コードによって示される管理サーバ等のURL(Uniform Resource Locator)をパソコン等のブラウザ等に直接的に入力することによっても不正にアクセスすることができる。
(【0011】以降は省略されています)

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