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公開番号
2025017517
公報種別
公開特許公報(A)
公開日
2025-02-06
出願番号
2023120596
出願日
2023-07-25
発明の名称
排気パイプ
出願人
ダイムラー トラック エージー
代理人
弁理士法人前川知的財産事務所
主分類
F01N
13/08 20100101AFI20250130BHJP(機械または機関一般;機関設備一般;蒸気機関)
要約
【課題】フレキシブルチューブの許容範囲を超えての変形を防止する排気パイプを提供する。
【解決手段】車両に備えられる内燃機関の排気を排出する、フレキシブルチューブを備えた排気パイプであって、フレキシブルチューブの両端からそのフレキシブルチューブの半径方向外側へ延出し、その半径方向外側の端部に貫通孔を備える、一対のブラケットと、一対のブラケットを連接する連接部とを備え、その連接部は、一対のブラケットの貫通孔のそれぞれに挿通されるロッド部と、そのロッド部の軸線上において、一対のブラケットより内側にそれぞれ位置し、径が貫通孔の径よりも大きい一対の第1係止部と、ロッド部の軸線上において、一対のブラケットの外側にそれぞれ位置し、径が貫通孔の径よりも大きく、少なくとも一方がロッド部に対して着脱可能な一対の第2係止部とを備え、一対の第1係止部、及び一対の第2係止部は、球状である。
【選択図】図2
特許請求の範囲
【請求項1】
車両に備えられる内燃機関の排気を排出する、フレキシブルチューブを備えた排気パイプであって、
前記フレキシブルチューブの両端から前記フレキシブルチューブの半径方向外側へ延出し、当該半径方向外側の端部に貫通孔を備える、一対のブラケットと、
前記一対のブラケットを連接する連接部とを備え、
前記連接部は、
前記一対のブラケットの前記貫通孔のそれぞれに挿通されるロッド部と、
前記ロッド部の軸線上において、前記一対のブラケットより内側にそれぞれ位置し、径が前記貫通孔の径よりも大きい一対の第1係止部と、
前記ロッド部の軸線上において、前記一対のブラケットの外側にそれぞれ位置し、径が前記貫通孔の径よりも大きく、少なくとも一方が前記ロッド部に対して着脱可能な一対の第2係止部とを備え、
前記一対の第1係止部、及び前記一対の第2係止部は、球状である、排気パイプ。
発明の詳細な説明
【技術分野】
【0001】
本発明は、排気パイプに関するものである。
続きを表示(約 1,300 文字)
【背景技術】
【0002】
エンジン車両、特に、トラック等の商用車は、エンジン、及び排気浄化装置を備え、これらは、フレキシブルチューブを備える排気パイプで接続される。フレキシブルチューブは、柔軟性を有する管であって、エンジンと、排気浄化装置との相対的な動きを吸収する。下記特許文献1では、フレキシブルチューブを備えた排気システムの一例が開示されている。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0003】
特開2020-193597号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0004】
このような排気パイプのフレキシブルチューブは、フレキシブルチューブ自体の変形を吸収することができるが、許容範囲を超えて変形した場合、そのフレキシブルチューブが破損する虞がある。
【0005】
本発明は上記実情を鑑みてされたものであり、フレキシブルチューブの許容範囲を超えての変形を防止する排気パイプを提供することを目的とする。
【課題を解決するための手段】
【0006】
本発明は前述の課題の少なくとも一部を解決するためになされたものであり、以下の態様、又は適用例として実現することができる。
【0007】
本適用例に係る排気パイプは、車両に備えられる内燃機関の排気を排出する、フレキシブルチューブを備えた排気パイプであって、前記フレキシブルチューブの両端から前記フレキシブルチューブの半径方向外側へ延出し、当該半径方向外側の端部に貫通孔を備える、一対のブラケットと、前記一対のブラケットを連接する連接部とを備え、前記連接部は、前記一対のブラケットの前記貫通孔のそれぞれに挿通されるロッド部と、前記ロッド部の軸線上において、前記一対のブラケットより内側にそれぞれ位置し、径が前記貫通孔の径よりも大きい一対の第1係止部と、前記ロッド部の軸線上において、前記一対のブラケットの外側にそれぞれ位置し、径が前記貫通孔の径よりも大きく、少なくとも一方が前記ロッド部に対して着脱可能な一対の第2係止部とを備え、前記一対の第1係止部、及び前記一対の第2係止部は、球状である。
【0008】
本適用例によれば、フレキシブルチューブの両端が相対的に大きく動くと、フレキシブルチューブの両端のブラケットは、ロッド部の第1係止部、又は第2係止部により動きが規制される。これにより、フレキシブルチューブの許容範囲を超えての変形を防止することができる。
【図面の簡単な説明】
【0009】
車両の構成を示す概略図である。
排気パイプの構成を示す概略断面図である。
排気パイプの構成を示す概略斜視図である。
【発明を実施するための形態】
【0010】
1.車両の構成
初めに、図1を参照して、車両10の具体的な構成について説明する。図1は、車両10の構成を示す概略図である。
(【0011】以降は省略されています)
この特許をJ-PlatPat(特許庁公式サイト)で参照する
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