TOP
|
特許
|
意匠
|
商標
特許ウォッチ
Twitter
他の特許を見る
公開番号
2025024607
公報種別
公開特許公報(A)
公開日
2025-02-20
出願番号
2023128829
出願日
2023-08-07
発明の名称
通電加熱式触媒装置
出願人
トヨタ自動車株式会社
代理人
弁理士法人酒井国際特許事務所
主分類
F01N
3/20 20060101AFI20250213BHJP(機械または機関一般;機関設備一般;蒸気機関)
要約
【課題】担体への過通電が発生した場合に、過発熱によって触媒の耐久性が低下するのを抑制できる通電加熱式触媒装置を提供すること。
【解決手段】本発明の通電加熱式触媒装置は、触媒が担持された担体と、担体の外周面において担体の軸方向に延設された表面電極と、一端部が表面電極に固定され他端部が電源装置と電気的に接続された端子電極に接合された薄板状の配線部材と、担体の外周面を覆うとともに配線部材を外側へ引き出すための開口部を側面に有する外筒とを備え、配線部材は、一端部側で表面電極と接触して他端部側で端子電極と接触する第1面と、配線部材の厚み方向で第1面とは反対側の第2面とを有し、配線部材は、一端部側から他端部側に向かって、一端部から延びて第1面側が凸となるように屈曲した第1曲部と、第1曲部から延びて第2面側が凸となるように屈曲した第2曲部と、第2曲部から延びて端子電極と接合される配線側接合面部とを有する。
【選択図】図2
特許請求の範囲
【請求項1】
触媒が担持された担体と、
前記担体の外周面において前記担体の軸方向に延設された表面電極と、
一端部が前記表面電極に固定され、他端部が電源装置と電気的に接続された端子電極に接合された薄板状の配線部材と、
前記担体の外周面を覆うとともに、前記配線部材を外側へ引き出すための開口部を側面に有する外筒と、
を備えた通電加熱式触媒装置であって、
前記配線部材は、前記一端部側で前記表面電極と接触して前記他端部側で前記端子電極と接触する第1面と、前記配線部材の厚み方向で前記第1面とは反対側の第2面とを有し、
前記配線部材は、前記一端部側から前記他端部側に向かって、前記一端部から延びて前記第1面側が凸となるように屈曲した第1曲部と、前記第1曲部から延びて前記第2面側が凸となるように屈曲した第2曲部と、前記第2曲部から延びて前記端子電極と接合される配線側接合面部と、を有することを特徴とする通電加熱式触媒装置。
続きを表示(約 200 文字)
【請求項2】
前記第2曲部は、前記配線部材と前記端子電極との接合部における前記配線部材の厚み方向で、前記端子電極の前記配線側接合面部と接合される電極側接合面部に対して、前記第1曲部側とは反対側に位置することを特徴とする請求項1に記載の通電加熱式触媒装置。
【請求項3】
前記第1曲部の曲率半径が1[mm]以下であることを特徴とする請求項2に記載の通電加熱式触媒装置。
発明の詳細な説明
【技術分野】
【0001】
本発明は、通電加熱式触媒装置に関する。
続きを表示(約 1,300 文字)
【背景技術】
【0002】
特許文献1には、バッテリから配線部材などを介して触媒を担持する担体が通電加熱される通電加熱式触媒装置であって、担体の外周面を覆う外筒の開口部から引き出される配線部材の引出部が蛇腹状に形成された通電加熱式触媒装置が開示されている。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0003】
特開2015-107452号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0004】
特許文献1に開示された通電加熱式触媒装置においては、バッテリから担体への過通電が発生した場合に、触媒の過発熱によって耐久性が低下するおそれがある。
【0005】
本発明は、上記課題に鑑みてなされたものであって、その目的は、担体への過通電が発生した場合に、過発熱によって触媒の耐久性が低下するのを抑制することができる通電加熱式触媒装置を提供することである。
【課題を解決するための手段】
【0006】
上述した課題を解決し、目的を達成するために、本発明に係る通電加熱式触媒装置は、触媒が担持された担体と、前記担体の外周面において前記担体の軸方向に延設された表面電極と、一端部が前記表面電極に固定され、他端部が電源装置と電気的に接続された端子電極に接合された薄板状の配線部材と、前記担体の外周面を覆うとともに、前記配線部材を外側へ引き出すための開口部を側面に有する外筒と、を備えた通電加熱式触媒装置であって、前記配線部材は、前記一端部側で前記表面電極と接触して前記他端部側で前記端子電極と接触する第1面と、前記配線部材の厚み方向で前記第1面とは反対側の第2面とを有し、前記配線部材は、前記一端部側から前記他端部側に向かって、前記一端部から延びて前記第1面側が凸となるように屈曲した第1曲部と、前記第1曲部から延びて前記第2面側が凸となるように屈曲した第2曲部と、前記第2曲部から延びて前記端子電極と接合される配線側接合面部と、を有することを特徴とするものである。
【0007】
これにより、電源装置から担体への過通電が発生した場合に、配線部材の意図した箇所で溶断することが可能となり、過発熱によって触媒の耐久性が低下するのを抑制することができる。
【0008】
また、上記において、前記第2曲部は、前記配線部材と前記端子電極との接合部における前記配線部材の厚み方向で、前記端子電極の前記配線側接合面部と接合される電極側接合面部に対して、前記第1曲部側とは反対側に位置させるようにしてもよい。
【0009】
これにより、電源装置から担体への過通電が発生した場合に、熱によって伸びる配線部材の第1曲部を表面電極側に向かって押し付けて、配線部材の第1曲部付近と表面電極との間でショートを発生させて、配線部材の第1曲部付近を溶断させることが可能となる。
【0010】
また、上記において、前記第1曲部の曲率半径が1[mm]以下であるようにしてもよい。
(【0011】以降は省略されています)
この特許をJ-PlatPatで参照する
関連特許
トヨタ自動車株式会社
車両
1日前
トヨタ自動車株式会社
方法
12日前
トヨタ自動車株式会社
方法
9日前
トヨタ自動車株式会社
車両
9日前
トヨタ自動車株式会社
電動車
9日前
トヨタ自動車株式会社
組電池
12日前
トヨタ自動車株式会社
電動車
8日前
トヨタ自動車株式会社
電動車
1日前
トヨタ自動車株式会社
駆動装置
1日前
トヨタ自動車株式会社
ステータ
8日前
トヨタ自動車株式会社
駆動装置
8日前
トヨタ自動車株式会社
駆動装置
8日前
トヨタ自動車株式会社
検査装置
10日前
トヨタ自動車株式会社
触媒装置
8日前
トヨタ自動車株式会社
電源装置
8日前
トヨタ自動車株式会社
制御装置
1日前
トヨタ自動車株式会社
表示装置
8日前
トヨタ自動車株式会社
電動車両
10日前
トヨタ自動車株式会社
配車装置
8日前
トヨタ自動車株式会社
充電装置
8日前
トヨタ自動車株式会社
シール構造
8日前
トヨタ自動車株式会社
プログラム
2日前
トヨタ自動車株式会社
電池冷却器
10日前
トヨタ自動車株式会社
電気自動車
1日前
トヨタ自動車株式会社
真空成形装置
9日前
トヨタ自動車株式会社
電力変換装置
9日前
トヨタ自動車株式会社
情報処理装置
2日前
トヨタ自動車株式会社
音声制御装置
16日前
トヨタ自動車株式会社
部品固定構造
8日前
トヨタ自動車株式会社
衝突検出装置
8日前
トヨタ自動車株式会社
車高調整方法
8日前
トヨタ自動車株式会社
モータケース
8日前
トヨタ自動車株式会社
音源推定方法
8日前
トヨタ自動車株式会社
情報処理装置
8日前
トヨタ自動車株式会社
情報処理装置
8日前
トヨタ自動車株式会社
異常診断装置
8日前
続きを見る
他の特許を見る