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公開番号2025071974
公報種別公開特許公報(A)
公開日2025-05-09
出願番号2023182434
出願日2023-10-24
発明の名称電気自動車
出願人トヨタ自動車株式会社
代理人弁理士法人高田・高橋国際特許事務所
主分類B60L 3/00 20190101AFI20250430BHJP(車両一般)
要約【課題】電気自動車の適切な使用を促すことができる技術を提供する。
【解決手段】。電気自動車1は、車内と車外の少なくとも一方に音を出力する1又は複数のスピーカー2と、1又は複数のプロセッサ60と、電気自動車の使用状況情報71と、音源データ72と、を格納する1又は複数の記憶装置70と、を備えている。1又は複数のプロセッサ60は、使用状況情報71に基づいて、電気自動車1の好調度合いを推定する。1又は複数のプロセッサ60は、音源データ72に基づいて、好調度合いに応じた音を生成する。1又は複数のプロセッサ60は、生成した音(生成音3)を1又は複数のスピーカー2を通して出力する。
【選択図】図1
特許請求の範囲【請求項1】
電気モータを走行用の動力装置として使用する電気自動車であって、
車内と車外の少なくとも一方に音を出力する1又は複数のスピーカーと、
1又は複数のプロセッサと、
前記電気自動車の使用状況の情報と、音源データと、を格納する1又は複数の記憶装置と、
を備え、
前記1又は複数のプロセッサは、
前記使用状況の情報に基づいて、前記電気自動車の好調度合いを推定し、
前記音源データに基づいて、前記好調度合いに応じた音を生成し、
前記生成した音を前記1又は複数のスピーカーを通して出力する、ように構成された
ことを特徴とする電気自動車。
続きを表示(約 1,200 文字)【請求項2】
請求項1に記載の電気自動車であって、
前記1又は複数のプロセッサは、前記好調度合いが高いほど、前記音の音圧及び周波数の少なくとも一つを高くする
ことを特徴とする電気自動車。
【請求項3】
請求項1に記載の電気自動車であって、
前記音源データは、音色の明るさが異なる複数パターンの音源データを含み、
前記1又は複数のプロセッサは、前記好調度合いが高いほど、前記複数パターンの音源データの中から前記音色がより明るい音源データを選択し、前記選択した音源データに基づいて前記音を生成する
ことを特徴とする電気自動車。
【請求項4】
請求項1に記載の電気自動車であって、
前記使用状況は、前記電気自動車の使用頻度であり、
前記使用頻度が高いほど、前記好調度合いは高くなり、
前記使用頻度が低いほど、前記好調度合いは低くなる
ことを特徴とする電気自動車。
【請求項5】
請求項1に記載の電気自動車であって、
前記使用状況は、前記電気自動車の清潔度であり、
前記清潔度が高いほど、前記好調度合いは高くなり、
前記清潔度が低いほど、前記好調度合いは低くなる
ことを特徴とする電気自動車。
【請求項6】
請求項1に記載の電気自動車であって、
前記使用状況は、前記電気自動車の運転継続時間であり、
前記運転継続時間が閾値以上である場合の前記好調度合いは、前記運転継続時間が前記閾値未満の場合の前記好調度合いより低くなる
ことを特徴とする電気自動車。
【請求項7】
請求項1に記載の電気自動車であって、
前記使用状況は、バッテリの充電量であり、
前記充電量が高いほど、前記好調度合いは高くなり、
前記充電量が低いほど、前記好調度合いは低くなる
ことを特徴とする電気自動車。
【請求項8】
請求項1に記載の電気自動車であって、
前記使用状況は、前記電気自動車の清潔度であり、
前記清潔度が高いほど、前記好調度合いは高くなり、
前記清潔度が低いほど、前記好調度合いは低くなる
ことを特徴とする電気自動車。
【請求項9】
請求項1に記載の電気自動車であって、
前記使用状況は、前記電気自動車の維持管理の適正度であり、
前記維持管理の前記適正度が高いほど、前記好調度合いは高くなり、
前記維持管理の前記適正度が低いほど、前記好調度合いは低くなる
ことを特徴とする電気自動車。
【請求項10】
請求項9に記載の電気自動車であって、
前記維持管理は、車両点検時期の遵守と、不具合処置と、のうち少なくとも一つを含む
ことを特徴とする電気自動車。
(【請求項11】以降は省略されています)

発明の詳細な説明【技術分野】
【0001】
本開示は、電気モータを走行用の動力装置として用いる電気自動車に関する。
続きを表示(約 1,600 文字)【背景技術】
【0002】
特許文献1は、車内に発生させるための車内用仮想エンジン音と車外に発生させるための車外用仮想エンジン音とを制御する技術を開示する。この従来技術では、所与の情報に基づいて、車内用仮想エンジン音と車外用仮想エンジン音とを互いに異ならせて変更する制御がなされる。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0003】
特開2011-213273号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0004】
ところで、ドライバの中には、自家用車(電気自動車)を殆ど運転しない等、電気自動車を適切に使用していない人がいる。この場合、電気自動車の使用状況が芳しくないことを電気自動車がドライバに対してアピールしてもよい。その一方で、電気自動車の使用状況が良好であれば、電気自動車はその旨をドライバに対してアピールしてもよい。
【0005】
本開示の1つの目的は、電気自動車の適切な使用を促すことができる技術を提供することにある。
【課題を解決するための手段】
【0006】
本開示の1つの観点は、電気モータを走行用の動力装置として使用する電気自動車に関連する。電気自動車は、車内と車外の少なくとも一方に音を出力する1又は複数のスピーカーと、1又は複数のプロセッサと、電気自動車の使用状況の情報と、音源データと、を格納する1又は複数の記憶装置と、を備えている。1又は複数のプロセッサは、使用状況の情報に基づいて、電気自動車の好調度合いを推定する。1又は複数のプロセッサは、音源データに基づいて、好調度合いに応じた音を生成する。1又は複数のプロセッサは、生成音を1又は複数のスピーカーを通して出力する。
【発明の効果】
【0007】
本開示によれば、電気自動車の使用状況に基づいて、電気自動車の好調度合いが推定される。そして、音源データを用いて好調度合いに応じた音が生成され、生成音がスピーカーから出力される。これにより、電気自動車の状態が好調か不調かをドライバに知らせることができる。ゆえに、電気自動車の適切な使用が促進されるとともに、電気自動車に対する愛着が更に高まることが期待される。
【図面の簡単な説明】
【0008】
実施の形態に係る電気自動車の概要を説明するための図である。
実施の形態に係る生成音の具体例を説明するための図である。
実施の形態に係る生成音の具体例を説明するための図である。
実施の形態に係る使用状況の具体例を説明するための図である。
実施の形態に係る使用状況の具体例を説明するための図である。
実施の形態に係る使用状況の具体例を説明するための図である。
実施の形態に係る音生成処理の例を示すフローチャートである。
実施の形態に係る電気自動車の動力制御系の構成例を示すブロック図である。
車両モデルを構成するエンジンモデル、クラッチモデル、及びトランスミッションモデルの各例を示す図である。
実施の形態に係る電気自動車の動力制御系の構成例を示すブロック図である。
【発明を実施するための形態】
【0009】
添付図面を参照して、本開示の実施の形態に係る電気自動車について説明する。また、各図において共通する要素には、同一の符号を付して重複する説明を省略する。
【0010】
1.概要
図1は、実施の形態に係る電気自動車1(以下、単に車両1と称す)の概要を説明するための図である。車両1は、走行用の動力装置として電気モータを使用している。車両1の動力制御系の構成の詳細については後述される。
(【0011】以降は省略されています)

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